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みんなのレビュー26件

みんなの評価3.8

評価内訳

26 件中 1 件~ 15 件を表示

東京のメディアが誇張し、大阪側が話を盛ってつくられた大阪的イメージを多面的な視点から、紋切型の大阪像をくつがえす。

2018/12/05 12:44

4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぴんさん - この投稿者のレビュー一覧を見る

大阪と聞いて何を思いうかべるだろうか?ドケチでがめつい、熱狂的阪神ファン、芸人顔負けのおばはん……は本当に「大阪的」なのか? ベストセラー『京都ぎらい』の井上センセイが、今度は、紋切り型の大阪像を楽しく鮮やかにくつがえします。

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ステレオタイプの大阪論にメス

2019/09/01 17:55

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:donden - この投稿者のレビュー一覧を見る

従来の猥雑とした大阪へのイメージを歴史的背景と著者独自の解釈により覆していく挑戦作です。
是非東京のテレビ局のプロデューサー辺りに読んでもらいたいですね(笑)

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なるほど

2019/02/26 07:18

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ドングリ - この投稿者のレビュー一覧を見る

仕事柄大阪には頻繁に行くがやはり関東とは違う県民性がある。本書はそれを入念に解き明かしている。面白かった。

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「おもろいおばはん」に留まらない充実の内容

2021/06/16 20:31

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:akihiro - この投稿者のレビュー一覧を見る

戦前の大阪を知っている人の話や当時の文献などを参考に、今では当たり前のようにイメージする大阪人との違いを述べています。著者自身が京都や大阪に馴染みのある関西生まれということもあり、余所者ではなく当事者としての分析に近い印象を受けました。

おもろいおばはんだけではなく、阪神ファンやビリケンなどがどのように作られたのかにも考察しています。関西の人にもぜひ本書を読んでほしいと思いました。

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フィクションで固められた大阪のイメージを正す

2019/02/20 15:11

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:パミチ - この投稿者のレビュー一覧を見る

著者は本書で「下品」・「がめつい」・「エロい」・「阪神タイガース」などとといった言葉で代表される大阪のイメージを一つ一つ覆している。小生は大阪市内で生まれ育ったが、大阪の人間は両親のことを「おとん」とか「おかん」とかとは誰も言わないし、大阪市内を歩いても「ヒョウ柄」の服を着た女性には未だかって出会ったことがない。「儲かりまっか?」が大阪商人の挨拶言葉として一般に流布されているが、そのような挨拶も聞いたことがない。「おとん」「おかん」という言葉は吉本のお笑い芸人がどこの方言かわからない言葉を面白おかしく流布したものであり、「ヒョウ柄」の女性はテレビ局が、また「儲かりまっか?」は劇作家が創作したものである。本書もそのような大阪のイメージはフィクションである事を指摘しているが、残念なのは本来の上方文化(浄瑠璃・食文化・人情等)には触れておらず「大阪的」という題にしては今一つ期待外れである。本書は新聞の連載を改題しまとめたものであるだけに限界を感じざるを得ない。著者には今後是非、上方文化をテーマにした本格的な「大阪論」を著してもらいたい。

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ステレオタイプ

2019/01/26 07:58

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kaz_p206 - この投稿者のレビュー一覧を見る

大阪にまつわるステレオタイプなイメージがどのようにしてできあがったのか?大阪愛(?)をもって検証。時代小説によくでてくる「食の大坂」から、現在の「食いだおれ」への変遷や、阪神タイガースの人気の成り立ちの考察が面白かった。

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全般に「大阪」をヨイショしている内容

2024/07/07 19:30

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る

「大阪のおばちゃん」「阪神ファン」「食いだおれ」「ビリケン」「大阪弁」等を切り口に、今の大阪のイメージが、いかなる経緯で形作られたかを、丁寧に分析した大阪本。例えば、芸人顔負けのおばちゃんのイメージが流布したのは1980年代だったり、1960年代までは阪神ファンは大阪でも少数派だったり、1950年代初頭は大阪で疑似東京弁が流行していたりと、意外な事実に驚きました。全般に「大阪」をヨイショしている内容でしたが、愚痴の集大成である「京都ぎらい」よりは面白かったです。

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大阪ヨイショ本

2020/01/26 16:25

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る

「大阪のおばちゃん」「阪神ファン」「食いだおれ」「ビリケン」「大阪弁」等を切り口に、今の大阪のイメージが、いかなる経緯で形作られたかを、丁寧に分析した大阪本。例えば、芸人顔負けのおばちゃんのイメージが流布したのは1980年代だったり、1960年代までは阪神ファンは大阪でも少数派だったり、1950年代初頭は疑似大阪弁が流行していたりと、意外な事実に驚きました。全般に「大阪」をヨイショしている内容でしたが、愚痴の集大成である「京都ぎらい」よりは面白かったです。

 ところで、「金銭がらみのせちがらい話をするときに、大阪風を装う関東者がいる」とのことですが、先日、中井貴一が、インタビューの際に突っ込みのところだけ大阪弁で話して笑いを取ろうとしているのを見て、私は違和感を通り越して嫌悪感を抱きました。

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大阪

2019/09/12 19:38

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る

テレビなどを見ていると、こんなおおさかのおばちゃん今時いないよなと思うことが多い。いてほしいという他県の願望だな。

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2019/01/01 21:26

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2019/01/18 18:14

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2019/02/03 21:58

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2019/04/07 18:55

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2019/03/24 08:48

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2019/04/04 12:16

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