紙の本
割れた誇り ラストライン 2
2019/08/09 12:54
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kon - この投稿者のレビュー一覧を見る
岩倉警部補の安定感はいいですね。新しいヒーローです。まだ51歳ですからあと十年は定年まで大丈夫です。連載は何作になるのか楽しみです。警察にはエージェントは本当に存在するのですかね。今後の展開が少し不気味です。今回は娘とのエピソードがなかったのは残念でした。
投稿元:
レビューを見る
31だんだん他のシリーズとクロスしてきて、いっそのこと何人も主人公別の連鎖にしたら面白いかも。次作は女性刑事復帰で頼みます。
投稿元:
レビューを見る
裁判で完全無罪となったのに、まだ犯人扱いされ、そして事件が起こる。
内容としてはとても重い話でしたが、あっという間に読んでしまいました。
岩倉刑事と実里はこれからどうなるのでしょうか?
それも楽しみです。
投稿元:
レビューを見る
このシリーズ(といっても2作目)は読んでるうちは楽しんでるんだが読み終わってみると、なんだかな感が半端ない。
以下、ネタバレ注意
女子大生が殺されて犯人が捕まって、その田岡が無罪判決受けて娑婆に帰ってくる。
田岡への色々な嫌がらせが始る。
殺された女子大生の恋人、光山が殺される。
その犯人は無罪判決受けた田岡の兄。
で女子大生殺しの真犯人は恋人の光山だったというオチ。なんだこりゃ?
投稿元:
レビューを見る
岩倉刑事は、部内的に多少嫌われることも厭わず、ぶれることなく正論を吐き続ける男である。フィクション以上でも以下でもない小説に登場する刑事だが、こういう男が何処かで密かに活躍していて欲しいものだと思ってしまうような一面が在る…
その岩倉刑事に加え、問題の学生などと女子大生殺害の件の際に接した経過が在る北太田署の被害者支援担当者の女性警察官である今川香奈枝、特捜体制下でコンビを組む捜査一課からやって来たフットワークが好い花田刑事というような面白い人物が出て来る他方、前作で登場して異動したことになっている新人だった伊東刑事の後任ということになる、何か胡散臭い川嶋刑事等、本作で登場する周辺の作中人物達も面白い…
ぶれることなく原則論を貫いて仕事に取り組む岩倉刑事の活躍…シリーズとして続くような気配だが、一寸楽しみである…
それにしても…偶々2冊の文庫本を入手し、何となく2日続けて随分と夢中になったものだ…
投稿元:
レビューを見る
「ラストライン」を先に読むべきでした。
大友や鳴沢の名前が出てきて、思わずニヤリとしてしまいました。
投稿元:
レビューを見る
6月-16。3.5点。
ラストライン第二弾。強盗致死事件の犯人が、裁判で無罪に。無罪となったが被害者の恋人が抗議したり、嫌がらせが横行。
周囲で新たな事件が。
シリーズにしては、主人公のキャラが弱め。次作も期待かな。
投稿元:
レビューを見る
ラストラインシリーズの第2弾ですが、定年まで十年のベテラン刑事岩倉剛を主人公に、ある殺人事件の冤罪で無罪判決を受けた事件をベースに、無罪となったはずの被告人への世間の風当たりが強いさまや意外な事件の真実が明らかになっていくところがなかなか深くて面白かったです!
投稿元:
レビューを見る
1作目のバディ伊東彩香は、機動捜査隊に異動。
二人の掛け合いが面白かっただけに、チト残念。
今度の相棒は、何やら訳ありで、岩倉も持て余し気味。次巻以降も関係してきそう。
今回は、裁判で無罪が確定した人物に関わる事件。
事件が起き、その犯人を追及するだけという、推理小説あるいは警察小説には見られない新しさがみられる。
著者はこの作品で、逮捕された容疑者を即犯人と見做してしまう日本の現状に、一石を投じている。
当該人物の苦悩に焦点を当てたこの作品には、著者のジャーナリスト魂が如何なく発揮されているのではないか。
投稿元:
レビューを見る
冤罪ってこんなことで起こることもあるんだね。捜査一課って選りすぐりの精鋭ばかりのはずなのにこんなんじゃ困るわな。川嶋は文章だけでも嫌な野郎っぷりがよく伝わってきた。
投稿元:
レビューを見る
女子大生殺人事件の容疑者として逮捕されていた田岡勇太が、地裁でまさかの無罪となり、自宅に戻った。近所は不穏な空気に包まれ、田岡への嫌がらせも発生。そんな中、女子大生の恋人だった男が殺される。判決後も田岡に執拗に迫っていたため、返り討ちも疑われたが、一方で今度は田岡が襲われた―。これは復讐の連鎖なのか。
投稿元:
レビューを見る
驚異的な記憶力を持つベテラン刑事さんが主人公。
シリーズ二作目。
癖のある登場人物が出てきたけれどこういう人が堂場作品だと珍しいようながする。
相変わらず鳴沢氏だけは伝聞のみで登場しない様子。まぁ、破綻するからな話が。(笑)
他シリーズの登場人物も出てくるところは作者のファンとしては楽しいところ。
新規の読者はどうなのかなぁ。
投稿元:
レビューを見る
裁判で無罪判決を受けたにもかかわらず世間の疑いの目は消えず、社会復帰に苦労するというのは現実でも充分あり得る話だと思う。
このシリーズは安易な方向に流されがちな捜査本部の方針に1人異を唱えるベテランの捜査員、という構成ですが、警察だけでなくサラリーマンとしてこうありたいと思える実直さが魅力です。
投稿元:
レビューを見る
女子大生殺人事件の容疑者として逮捕されていた田岡勇太が、地裁でまさかの無罪となり、自宅に戻った。近所は不穏な空気に包まれ、田岡への嫌がらせも発生。そんな中、女子大生の恋人だった男が殺される。判決後も田岡に執拗に迫っていたため、返り討ちも疑われたが、一方で今度は田岡が襲われた―。これは復讐の連鎖なのか。
シリーズ第二作。まだ亡くなっていないのに、「遺体」とはどうしたことか。
投稿元:
レビューを見る
シリーズ二作目とのことだが、前作は読んでない。
主人公の「ガンさん」こと岩倉刑事の自分の軸がしっかりしていて、何事にもぶれない性格がいい味を出しているので、前作もぜひ読んでみたいと思う。