紙の本
はたらきかたかいかく
2021/08/19 22:12
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投稿者:6EQUJ5 - この投稿者のレビュー一覧を見る
仕事をしているようで「仕事ごっこ」という状態は、現実に多いと思います。働き方改革として業務を効率化するための会議や資料づくりで超繁忙とか、笑えない事態。また最近は少なくなったかもしれませんが「ISOの審査に向けて」文書を整えるというのも時間のムダ。
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現代ビジネス社会の世代、世の中の環境変化による歪みに着目し、その現状の理解に重きを置きながら、解決のきっかけとなるような、誰もが取っ掛かりやすい内容。
全12話で構成されているけれど、ストーリー→全体像→各説明というようなフレームで、サクッと読めて、あぁー、それねぇ。そうだよねぇ。と感じるような内容でした。
ストーリーと登場人物が様々なビジネスシーン、組織で働く人々に響くような構成。
読んでいて気持ちよくて、上司が変わらない理由、この本の伝えることを50%でも上司が素直に理解してくれたらな。と感じる。
自分は1人で特攻して戦ってしまうタイプだから、潰される前に仲間になってくれそうな人を見つけてこの本を読んでもらうことで、少しずつ組織改善できたら良いなぁと感じる。
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以前から続いている慣習や見直しを行わない、それすなわち思考停止である。
生産性を上げるには?の解につながる良書。比較的薄いのですぐに読め、かつ実践的な内容である。
とはいえ、決定権がある人にこの本を読んでもらわないといけないし、そういう人は大体思考停止をしているという大きな矛盾も改めて感じている。
まずは自分の影響力の範囲で、できることから始めていくのがよさそうである。
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仕事ごっこ~そのあたりまえ、いまどき必要ですか?
内容はありきたりで実例があまりに極端すぎると感じている。
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「あたりまえ」を疑わず現状維持のモメンタムに身を任せることからの脱却を手助けする一冊。
おそらく生まれた当初はそうである必然性があった制度も、時とともに形骸化してゆく。
しかしここで描かれているような「仕事ごっこ」が蔓延しているのであれば、日本という国はいろいろとまずいのではないだろうか。
読んでいてそんな不安が去来する一冊でもあった。
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これ必要?みたいな慣習を集めた仕事ごっこ。
第11話「町のどうぶつえん」第12話「女王アリと働きアリ」は特に共感した。
これから見直していかないと、どんどん働きにくくなるんだろうなぁと思った。
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残念ながら、旧来の「カイシャ」においては程度の差はあったとしても、ほぼすべてのケースが今でも該当するだろう。
私が、特に共感するのはメール添付ファイルをZipに強制的にしてしまうセキュリティーシステムの導入のアホらしさだ。PCB特措法とか個人情報の法律というのは、「あるべき姿」を盾にして特定の業界を潤わせるための悪法だとつくづく思う。そしてまたビニール・プラの追放令が、善良な人々を騙して社会の生産性を押し下げて不幸な人々を量産するのだろう。
以上は本書の本筋ではないものの、「正しさの空気感」に徒に従順であるべきという規範の存在が、「仕事ごっこ」を再生産し続けているという意味では、同じ議論である。
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セキュリティのチェックについては、本当に無駄なことが多いと思う。生産性が全てではないと思うが、目的にあっているかを振り返ることは必要。
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いつも漠然と感じている不条理を、思わずこれよ!そんなのよ!と文書化してくれる一冊
非合理的で形骸化した仕事を、こうしたらいかがですか?と何度提案してきたことか… その度に何だかんだと理由を付けて今まで通りのいかに多かったことか…
これは平易な言葉と昔話になぞらえて読みやすく書いてありますが奥が深い本です
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いま、いろんな仕事の現場で起きてる問題をわかりやすく、また読みやすい量でまとめられた本である。
若手からベテランと全ての世代や、とくに管理部門の人に是非読んでもらいたい一冊だと思う。
ただし、これは長く経営者をやってる方が理解しないと、現場はかわっていかないかなぁ、、とも思った。
この本で書かれてる話が、そのうち昔話として語られる時代が来て欲しい。
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ありがちな時代遅れや形骸化をした慣習の指摘とその影響を説明している。何が時代遅れとされているか?を理解するために役立つだろう。
問題を理解できていない人でもわかるように童話仕立ての事例紹介や噛み砕いた表現を使っているが、まわりくどくてかえってわかりづらい面もある。また、習慣への評価や指摘に偏りがあり、それが本当に問題なのか?という点は本書を鵜呑みにせずに読者が判断するべきだと思う。
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それ,今いる作業なの?!を感じさせる本.
弊社,古い会社だけど,パスワード別で送るメールくらいしか確実に該当するものはないと思う.PPAPって言うんですね,おもしろい.
出されたお茶を飲むのは失礼,という文化があることを知りませんでした…….
判子はなぜか,担当者が一番左から押していく文化の弊社.
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バブル後に生まれた身であり、運よく勤務先がごっこ遊びをあまりしないため、どこか異世界のように思えるお話がたくさん出てくる。
その意味ではまさに寓話であり、本書の構成は的を射ているのではないかと思う。
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イマドキの業務の効率化や仕事のやり方について、分かりやすく紹介している。書かれている内容はありふれているものが多く、このての書籍に触れたことがある方は読まなくていいかも。
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いわゆる「ジャパニーズ・トラディショナル・カンパニー」にはびこる無駄な習慣や非効率な業務をいちど見直してみましょう、という主旨の本です。
外部の人間が第三者の目で見てみると明らかにおかしいと感じたことも、組織の中に入り込んでしまうといつの間にかそれが「当たり前」になってしまうんですよね・・・
組織に所属していながらも、組織の常識に囚われないゼロベースの考え方や、客観的な視点を失わずにいたいものです。