紙の本
面白いとは思うけど、この作家の作品らしくない気もしたり...。
2022/11/30 19:03
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投稿者:タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る
不思議な黒猫が、各地をさすらい、何するのかな?...と手に取った。
本書は、黒猫ノアにかかわった人々が、ささやかな気づきをもたらされて、ハッと気づけば、猫はどこかにさってゆく...という緩やかな連作短編集。
しかし、この作家にしては、なぜか物語に深みがない。
よくよく調べて、児童文学として上梓したものを文庫化したと知った。
...うーん、しかしそれにしても、小学生の高学年だったら、やっぱり少しものたりないんじゃないかなぁ。
電子書籍
小学生の話
2022/01/21 13:25
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投稿者:Masetto - この投稿者のレビュー一覧を見る
黒猫ノアが問題を抱えた小学校のクラスにやってくる。わりと好きな作家だけど、小学生に興味がないのでそんなに面白くもないと思った。あとがきを読んだら元々小学生が対象の話らしく納得した。
紙の本
児童文学だったのですね
2019/12/03 21:42
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投稿者:ひややっこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
重松さんの名前を猫が出てい様子の表紙、で買いました。
読んでいくと、うんうんなるほど予想できるようなとてもわかりやすい展開。しかし、こんなにひねりも何もない小説を書く作家さんだったかなあ・・・と、半ば驚きながら読んでいました。面白くはあるのですけどね。
しかし、あとがきを読んで納得。文庫化されましたが、もともとは児童文学だそうで。わかりやすさも、当然でした。
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黒い猫 ノア。小学校に現れて、子供たちをちょっぴり助けてくれる。近くの大人もついでに助けてくれる?
子供も大人もいつしか大切なことを忘れてしまい、時々 ハッと 思い出すだけになってしまう。悲しい時、つらい時、困ってしまった時、引っ張り出せるものがここにあると忘れないで! といわれた気がした。
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ほんとうに大切なものは
簡単に言葉で説明できるようなものではない。
うまく言葉で説明できないからこそ
ほんとうに大切なものなのかもしれない。
いまの自分が忘れてしまっているかもと、
いつもそう思っていることが、
それを探さなくてはと思い続けることが
いちばんの、いちばんに大切なこと。
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なんだか子どもが読んだらよさそうな本だなぁ、なんて考えながら読んでいたら、もともと青い鳥文庫に収録されているとのこと。なるほど。
本の内容は、お子さま向けぽいところもありつつ、でも大人が読んでも、ほっこりする感じのお話。いいんだけど、少し物足りない。
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小学生に向けた作品の文庫化されたもの。
いろいろな立場の子供たちの心の中が描かれています。
ノアはその子供たちが忘れていたものを思い出させてくれる猫。
メルヘンの部分もありますが、その分 子供たちにも読みやすくなっています。
こういう作品を読めば、いじめなどの問題は無くなるような気がします。
子供だけでなく、大人にもおすすめの一冊でした。
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沢山の小学生に読んで欲しい、と思うのと同時に、どの世代の人が読んでも黒猫ノアは可愛いと感じるだろうし出会ってみたい、と楽しめると思う。
自分が小学生の頃、クラスは当時流行りの学級崩壊で。
学校が大嫌いだった。
もっと早くノアに出会いたかった。
自分の小学生時代のろくでもない思い出も、ほんの少しだけ救われた気がする。
ノスタルジーに浸れる一冊。
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重松氏、猫の表紙、ウチの仔と同じ名前(ノア)ということで、あらすじも知らず購入した。
忘れている大切な何かを思い出させるために小学生の前に現れる黒猫のノア。
関わった子供たちは、ノアの手助けを得ながら自分たちで問題を解決していく。そしてノアはまた他の学校へ向かうべく、お別れをして去って行く。
心温まる物語で、続編を期待する。
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表紙の赤いランドセルと黒猫ノアの表情に魅せられる。
子ども向けに書かれた青い鳥文庫の2冊を、大人向けに講談社文庫にまとめたものだそうだ。
前編は男子が語り手のお話
後編は女子が語り手のお話
同じ年頃でも、男子と女子で心の動きや行動が違うということが端端で伝わり、あー、そうだよね、この年頃はね…と思う。
先生との距離感も微妙に違うよね。
重松さんは、本当にこの書き分けがすごい。
それにしても、ノアは只者ではない。
神の遣いであろうな。
全国の悩める学級に派遣してほしい。
2020.10.31
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東北旅行からのJRでの1400㎞の長い帰り道。いい加減座り疲れた東京駅から先を救ってくれたのがこの本でした。
小学生と学校を渡り歩く1匹の黒猫を主人公にしたファンタジックな物語。元々小学生向けに書かれ青い鳥文庫に収められていた2冊を、1冊にまとめて通常文庫化したものの様です。
ちょっと教訓臭は有りますが極めて読みやすい。重松さんが書いたものですから、(歯ごたえに欠けるものの)大人が読んでも充分に楽しめる本でした。
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小学校のころ、なつかしいなぁ。いつもそんな感じにさせてくれる大好きな重松清さんの作品にこれまた大好きな猫ちゃんが出てくるなんて…なんという贅沢コラボなんだ!!
とくに勇気リンリン!のエピソードが傑作だなぁー
ノアが僕の前にもひょっこり通りすがってくれるといいな。
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重松清さんの児童文学
大好きだ
あたたかいから
そのクラスの大切なものを思い出させてくれる
黒いさすらい猫 ノア
等身大の子どもが描かれた二編
すっと読んでほわっとした
大切なはずなのに忘れてるんだよねえ
先日亡くなった友人のトイプードル
ノアちゃんへ
ありがとう
≪ 忘れても 大切なこと 思い出す ≫
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小学校に現れる真っ黒な猫、ノア。クラスのみんなが忘れた事を思い出させてくれるという。ノラ猫ノアの不思議な活躍と、ノアのおかげで大事なことを思い出し、クラスメイト達がまとまっていく様子を描いている。
2篇あって、ひとつは、主人公が臨時教師の処遇を巡ってギクシャクするクラスをまとめられるかの話。
もう一つは転校生のヒロインが運動会のリレーの選手に選ばれたことからクラスから浮いてしまう話。
どちらもとても面白くて、さすが重松清さんだなって思う感じ。続きが読みたい。
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「忘れものはなんですか?」を読む為に借りた。
読み始めるとなんだかんだで続きが気になるので一気読み。
児童書だけあって心温まる話。
ノアの描写が本当に猫!って感じで愛猫に会いたくなるので自宅で猫と一緒に読んだ♪