紙の本
満月の夜に
2020/09/01 08:14
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
満月の夜だけ、気が付くとそこにあるトレーラーのカフェ。しかも、店員はネコ!
注文は取らず、お客に必要なモノを出してくれる。さらに、星占いもしてくれる。いたれりつくせり。
ただ、西洋占星術に興味がなければほぼ読み飛ばしです。
悩める女性たちがネコたちのアドバイスで人生の一歩を踏み出します。
紙の本
面白かったです
2022/04/01 11:50
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投稿者:iha - この投稿者のレビュー一覧を見る
人生の袋小路に入ってしまった悩める人の前にふと現れる猫の珈琲店の話です。擬人化した猫たちが、占星術を用いてそんな人たちの助けとなり、明日歩く勇気と力を与えてくれます。静かでしっとりとした秋の夜長のようなお話でした。
紙の本
スイーツのイラストがおいしそうです
2023/06/01 20:00
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投稿者:みみりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
癒し系の本。
冒頭のスイーツのイラストがとてもおいしそうです。
私は「水瓶座のトライフル」がお気に入り。
出てくる星詠みは難しくて理解できなかったけれど、
読んでいて癒されました。
紙の本
目も心も満足です
2021/12/30 22:11
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投稿者:ぽんぽん岩 - この投稿者のレビュー一覧を見る
満月の夜にだけ現れる満月珈琲店。猫のマスターと店員達、少し不思議で優しいお話です。それと共に、桜田千尋さんのフード、ドリンクの素晴らしさ。イラスト発のお話なのも納得!ずっと見ていられますよ。
紙の本
西洋占星術を題材にした癒しの物語
2020/08/11 09:14
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投稿者:E司書 - この投稿者のレビュー一覧を見る
3篇の主人公は幼い頃の繋がりがあった。小学校時代の思い出が不思議な体験につながり展開される。癒しの舞台は満月の夜にだけ開店する満月珈琲店。猫のマスターが来店客にあった特別スイーツを提供し占星によって現在の状況とこれからの未来を提言していくことでそれぞれの客は新たな希望を見出していくファンタジーストーリー。
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星と星とをつないで夜空に絵を描いたような作品。連作短編のように登場人物たちにつながりがある。同じ文春文庫から出ている作品『京洛の森のアリス』の登場人物であるナツメ(棗)が物語の要になっていることには驚いた!そして泣かされた(ノ_・、)(p214)『京洛の森のアリス』を知らなくても猫好きさんならハンカチ必須!ナツメについて疑問を持ったけど『京洛の森のアリス』4巻が出るような感じなので大人しく待ちたいと思う。
琴線にふれたのは満月珈琲店のマスターの言葉。
p89「『自分を理解する』というのは、『自分を大切にする』ことにつながります。そうすると、あなたという星が輝き出すんですよ」
「私という『星』?」
「人も一人一人が、星なんですよ」
マスターの人柄に(猫だけど)魅了された瞬間でもある。マスターと店員たちが占星術トークと美味しい食べ物と飲み物で、登場人物たちの心の中に満月のような優しい光りを灯してくれる。私が気になったのは「月光と金星のシャンパンフロート」アイスが黄桃の味と知って食べてみたくなった♪
口絵の桜田千尋先生のイラストも美しいです!
参考文献の占星術の本も気になったので読んでみたい(*^^*)
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いつもの望月さん作品より少し大人な感じかな?
桜田さんのイラストがとても優しくて癒されました。コラボもマッチしてて続編希望です。
背中をそっと押してくれる「満月珈琲店」。こんな素敵なカフェあったら絶対通っちゃいますね。
星詠みも深くて、もっと知りたくなりました。
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場所は決まっておらず、悩んでいる人の前に現れる不思議な珈琲店。そして、そこのマスターやスタッフはみんな猫。美味しいドリンクやデザートと星詠みで少しずつ前を向くことができるほっこりする連作短編集。
絵がきれい。流れに逆らわずに上手く乗ると楽に目標に近づけることができるのは真実の一つだと思う。流れを意識したい。
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私は小説のタイトルに喫茶店やカフェ、珈琲店とつく本が好きです。
珈琲店に訪れる様々な人の人生を見ることができるからです。
本書もタイトルに惹かれて購入しました。
占星術には全く知識がありませんが、後書きを読むとほんの入り口に過ぎないと望月先生が語っている通り、知らなくても読めます。
猫が開くお店というファンタジー要素は強いものの、読むと気持ちがほっこりします。
毎日忙しい日々だけど、少し立ち止まってゆっくり自分を見つめ直そうと思えるような本です。
短編ですが、繋がりはあり、一気に読んでしまいました。
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ゆったりした雰囲気で、占星術を通し、前向きな考え方を問いただしてくれるような作品
ストレス社会に、ほっと一息
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なんて素敵なメニューたち。美味しそうなイラストがキラキラと目を楽しませてくれる。少し疲れた人の心を和ませ気持ちを明るくする。星を詠んで生き方を工夫してみることが嬉しくなる。
満月珈琲店に出会えたら、美味しいものを戴いて幸せな気分に浸りたいなぁ
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スランプ中のシナリオライター、芹川瑞希は導かれるようにして、満月の夜にだけ開店するトレーラーカフェに入った。そこには猫のマスターとウェイターがいて、自身の星を詠んで人生のアドバイスをしてくれるが、気づいたときにはもう店はない。
芹川が昔非常勤で教師をしていた頃の教え子で悩みを抱えている者たちも、満月珈琲店にたどり着き、星詠みから得られたアドバイスを元に、自分らしい生き方を見つけ、新たな一歩を踏み出していく。
ぱっとしない現状にのまれて、生活がいい加減になるとどんどん負の方向に進んでいくが、今苦しくても、理想をしっかりもってそこに向かって努力することで、よい方向に近づいていけるはず、というのも頷ける。
と同時に、我が身を振り替えってみて、最近はコロナを言い訳にやりたいこともできず、ともすると1人の世界に籠りがちな日々だったと反省。
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西洋占星術をモチーフにした作品で、
最近なんだか物事がうまくいかなかったり、
ツキがなかったりする人たちの前に
現れる猫がオーナーの満月珈琲店。
なぜ出てくる人たちの前に満月珈琲店が現れ、
その人その人にあったメニューとそっと
背中を押してくれるアドバイスが運命を
変えていくんだろうと思い読み進めていたら
話が進むにつれてどんどんつながっていく。
あぁ~なるほど!そういうことだったんだと
納得!サクッと読めた割には
読後感のいい作品でした。
いい終わり方だったので続刊はないだろうと
思っていたら続刊が出ていた・・・買おう。
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占星術に少し興味を持ってしまいました。物語としては、少女漫画風なイメージではありましたが、ほんわかしながら、読み進められました。
星占いでしょ!?と思ってたけど、実はかなり奥深くて、自分の地図が分かるのならば、自分の傾向が分かるならば、知っておくに越したことは無いのかもしれないなぁ…。
占いというよりは、客観視に見た自分の取り扱い説明書のよう。当たる、当たらないではなく、「そんなもの」という感じなのかな。
「こんな星のもとに生まれてる」的なことは言ったり聞いたりするけど、そういう事ってあるのかもなぁと思いました。
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絵がとても可愛くて惹かれて読み始めました。
小説としてはありがちなゆるふわ系かと思いきや、ベースにある星占い?占星術の話が興味深く、一味違う読後感でした。雑誌などでも星占いのページは読み飛ばす私ですが、ちょっと興味が湧きました。
同時期に絵本も発売になっているのですね。見ているだけでも癒されそうなので購入して子供たちとも一緒に眺めたいです。