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紙の本

構造主義者というより、まっとうな民族学者である

2023/03/16 03:15

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぶんてつ - この投稿者のレビュー一覧を見る

レヴィ=ストロースと言えば、「親族構造」、「トーテミスム」、「神話」などと言われたりもするが、多くの人が構造主義者として捉えているのではないだろうか。

しかし、この本を今読んでみると、構造分析に向いている対象には構造主義者の構えをとるが、向いていない対象には民族学者として、まっとうに対峙しているように見える。

西欧社会では、「未開社会」のある集団と特定の動植物や無生物(トーテム)との間に交わされる特殊な制度的関係は、トーテミスムとひとくくりに呼ばれていた。しかし、それぞれの「未開社会」では、同一のトーテミスムとして一般化できない種々の差異があることが分かってきた。

レヴィ=ストロースは、従来のトーテミスム理解は、人間と自然を非連続として捉える西欧式のキリスト教的思考だと批判する。そして、トーテミスムについての新しい考え方を示すとともに、自然に対する考え方の多様なありかたを示している。

本書では、「未開」なのは西欧の方だとまでは言っていないが、民族学者としてまっとうな論理展開に思える。(そう思えるようにしてくれたのが著者なのだが)

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2020/09/24 12:30

投稿元:ブクログ

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