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自転しながら公転する みんなのレビュー
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電子書籍
よかった!!
2021/04/05 21:23
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ななこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
若い頃から大好きな作家、山本文緒さんの久々の長編。やっぱりいい!惚れ直しました!!山本文緒さんは観察眼が本当に鋭い。感心します。どちらかと言うと若い世代向けの話ですが、作者と同世代の恋愛に縁のない私でもグイグイ引き込まれて一気に読みました。でもエピローグが興ざめで残念。エピローグがなかったら満点でした。
紙の本
自分の狭量さ
2020/11/29 19:46
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちゃき - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルから、ほんと惹かれる表現。さすが文緒さん!!
30代の都が主人公で、私とは世代が違い、どうだろうと思ったけど、更年期の母目線の章もあり、なかなか面白かったです
紙の本
題名に込められた意味
2021/09/29 17:48
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る
強く何かを主張するわけではないけれど、たわいもない日常の風景から、心に染みこんでくる山本作品の感じは、相変わらず、心地良かった。
一人一人の人生にはっきりとした「答え」は存在しないのに、年齢や性別や家族や職業で、何となくこうあるべき「像」がつくられ、その中でみんなもがいたり苦しんだりしている。でも歳月の流れと共に、事態や事情が変わったりもする。
それに抗わず、しなやかに生きていけば良い。みんな自転しながら公転している。
紙の本
身につまされる
2021/01/24 14:37
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:うえありひろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
登場する女性たちと自分のこれまでの人生が重なり合うところは少ないのに、どの女性の想いも悩みも他人事とは思えず、どこか身につまされる。そんな物語でした。
“女子”じゃない年齢の女子会で親しい友人としみじみ話した後のような読後感です。
紙の本
タイトルに引かれて
2023/01/11 22:02
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぽんぽん岩 - この投稿者のレビュー一覧を見る
32歳の都のままならない日々、自己分析や自問自答しながらも流されるように時間が過ぎる。周囲の人達との関係でもなんかぐるぐる、ぐるぐるしてるけどなんとなく軽やかな感じで読了。
紙の本
ありきたりを書いたら日本一の作家
2021/12/18 15:09
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投稿者:くわもちじんぺい - この投稿者のレビュー一覧を見る
何の事件も起きない。自家用車のバッテリーがあがったり、友達と喧嘩したり。あ、セクハラにはあったか。
中心視点人物は、真面目でも不真面目でもない。それなのにグイグイ読めてしまう。更年期障害が異常に重い母は、作者・山本さんの写し絵かも。
平凡を書かせたら日本一だったが、惜しい方を亡くした。