電子書籍
今作も楽しめました
2020/12/18 20:21
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mk - この投稿者のレビュー一覧を見る
このシリーズをずっと読み続けているので、登場人物の状況がどんどん変化していくのを追っていくのが楽しいです。今回も本やそれにまつわるものに恐ろしく執着する人たちが出てくるのですが、執着も度を超すと怖いです。
紙の本
『ビブリア古書堂の事件手帖II 〜扉子と空白の時〜』
2020/08/04 20:24
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:百書繚乱 - この投稿者のレビュー一覧を見る
2012年4月
結婚して半年になる栞子と大輔が営むビブリア古書堂に舞い込んだ相談は……
鎌倉の旧家で横溝正史の『雪割草』が盗まれたという
しかしこの本は横溝正史の著書としては存在が確認されていない幻の作品だった
当事者に話を聞きに行った栞子と大輔は『雪割草』をめぐる意外な事実を聞かされる
──第一話 横溝正史『雪割草』I
2021年11月
9年前に解決に至らなかった『雪割草』をめぐる謎が再びビブリア古書堂に持ち込まれる
旧家をたずねた二人は直筆原稿の行方を推理する
──第三話 横溝正史『雪割草』II
栞子と大輔の一人娘で高校生になった扉子がプロローグとエピローグを飾り、第二話には2021年10月、小学3年生になった扉子と横溝正史『獄門島』のエピソードがはさまれる
“人が死なないミステリー”の決定版
鎌倉が舞台の人気シリーズ再始動!
(シリーズ9冊目にあたる本書は2020年7月刊)
著者サイン入り超レアグッズが抽選で30名に当たる
購入プレゼントキャンペーン実施中(2020/10/9消印まで)
電子書籍
やっぱり好きです
2020/09/24 17:30
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:qima - この投稿者のレビュー一覧を見る
このシリーズが終わってしまって、かなり残念に思っていたのですが、再開してくれてとてもうれしい。横溝正史は名前だけしか知らなかったので、小説の中でライトに紹介してくれるので助かります。
紙の本
時間が行ったり来たり、自由自在
2020/08/23 22:26
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たあまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
前の巻で生まれた扉子が、もう高校生。
いっきに十数年進んでしまった!
どうなるんだ、と思ってたら、
「事件手帖」を扉子が読んでしまう、という設定なので、
書かれている事件は、あのころに戻る。
だから時間が行ったり来たり、自由自在。
こりゃあ便利ですね。
三上延だけに、この物語はまだ延々とつづきそうです。
それはうれしいこと。
投稿元:
レビューを見る
今回のテーマは横溝正史。この前まで、人形佐七は再放送をやってて、おもしろかった。
横溝って色々書いてるんだな。『雪割草』も実在するようだし。
扉子ちゃん、よかったね。
孤独から救われたね。
扉子の洞察力は末恐ろしい。
さすが、栞子さんの娘だけのことはある。かっこいいね。
思いやる気持ちも持っているようだし。いい子だね。
あの、語られた事件は、本当に後味が悪いものだけれど、、、
犯人の精神構造が、、、
そして、やはり影を落とす栞子さんの母智恵子。
この、新シリーズでも暗躍するのか。
次は、どう関わってくるのか。
新作が楽しみ。
しかし、栞子・大祐夫婦のラブラブっぷりったらw
投稿元:
レビューを見る
お久しぶりのビブリア古書堂。
今度は栞子の娘さんが主人公。
次巻も祖母がどうやって関わってくるのかも楽しみなところ。
投稿元:
レビューを見る
扉子は2021年に9歳なので、今、高校生ということは、この物語の設定は、おそらく2027年から2029年あたりと思われます。
扉子はすくすくと本好きの栞子さんの影響を受けて育ち、栞子よりも先が楽しみなくらいです。
友だちのブックカフェ兼古書店の娘の戸山圭との交流がとてもよかったです。
さて、扉子はこの先どんな本を読んで大人になるのか楽しみです。
第二話はビブリア堂には珍しく、あたたかないい話でした。こういう話を私はもっと読みたいと思いました。
プロローグ
扉子は高校生になりました。
扉子は祖母である篠川智恵子に頼まれて大輔の書いた新潮文庫の『マイブックー2012年の記録』と『マイブックー2021年の記録』を持ち出しました。
智恵子は「2012年と2021年に起こった横溝正史の『雪割草』事件について確認したい」と言っていました。
第一話 横溝正史『雪割草』Ⅰ
井浦清美という女性かが「盗まれた本を取り返して欲しい」という依頼を栞子にします。
その本は依頼主の亡くなった一番上の伯母の持ち物だった幻の作品、横溝正史の『雪割草』で、昔、新潟の地方新聞にf連載されていたものを持ち主の上島秋世の夫が生前に装丁した自装本でした。
清美は犯人は自分の身内で、双子の姉妹である自分の母親か伯母であると主張しますが、栞子があることづけを提案して、二人に伝えると『雪割草』は戻ってきました。
ただし、その中にひとつ消えていたのもがありました。
第二話 横溝正史『獄門島』
2021年の10月、扉子は小学3年生。読書感想文のコンクールに出す、序文に読者への挑戦状のある横溝正史の3千円の古書の『獄門島』を買いに鎌倉のもぐら堂に大輔と来ています。
しかし、取り置きされていたはずの『獄門島』がなくなっていました。扉子の推理で『獄門島』を持っている人物がわかります。
担任教師が子どもが読むべき本じゃないと心配していた『獄門島』も子供向けにリライトされていたものだとわかります。
最後には扉子には読書好きの話の合う同い年の友だちができます。
第三話 横溝正史『雪割草』Ⅱ
2021年、11月。栞子と大輔は入籍して10年になります。
井浦清美から栞子にメールが入ります。
母の井浦初子が亡くなり、蔵書をビブリア堂に買いとって欲しいという遺言書があったということでした。
栞子と大輔は井浦家に足を運ぶと、9年前に井浦清美の伯母の持っていたもので消えたと思われていたものらしきものを大輔が発見しますが…。
エピローグ
扉子が二冊目のマイブックを読み終えると、智恵子がやってきます。
「今日、私にここへその本を持ってこさせたのは、わたしに読ませるためだったんでしょう?」
「その二冊に書かれている以上のことを読み取れるか、わたしを試そうとしている。隠された事実に、どこまで私が気づけるか」と祖母に食らいつく扉子。
見事に二冊の本からの謎の答えを祖母に答えます。
投稿元:
レビューを見る
祝・シリーズ再始動
年次は進めど、変わらず楽しめる古書ミステリー
年を重ねた栞子さん、年端もゆかぬ扉子
今後の二人の関係性も、見もの
投稿元:
レビューを見る
横溝正史さんの作品を軸にしたストーリー
お子さんは、友だちのブックカフェ兼古書店の娘さんと交流出来てよかったです。
投稿元:
レビューを見る
今回から娘の扉子ちゃんが主役ですね(^^)
本を読む親からは本を読む子ができるのは、私自身もそうなので、苦笑。
横溝正史の謎と言うことで、金田一ものの少年少女レーベル版が朝日ソノラマから出でいたとはビックリ!
私自身が朝日ソノラマの辻真先さんのノベライズなど持っているので(^◇^;)
古書の世界は奥深い。私はレアリティより、今、発行されていない読みたい本が手に入れば、それ以上は何もいらなぁ。
本が読めれば満足だわσ^_^;
投稿元:
レビューを見る
前作では扉子ちゃんが幼くて、生意気な感じがしましたが、本作では成長して話の内容と違和感なくなってきました。推理の内容も栞子さんと大輔さんが中心となって、ビブリア古書堂の事件手帖シリーズが戻ってきた感じがして、嬉しい。
投稿元:
レビューを見る
扉子がプロローグで高校生になっていたのに驚きましたが、智恵子が扉子に接近したのがどう転ぶか心配ですね…
横溝正史が家庭小説を書いていたのは知りませんでした。金田一みたいな本格ミステリーのイメージが強かったので。
相変わらずラブラブの篠川夫婦にニンマリでした。栞子以上の閃きがありそうな扉子の今後が楽しみです。
投稿元:
レビューを見る
やっぱり面白い!
昔の日本の作家の作品は、ほとんど読んだことないけど、読んでみようかな~と思うくらい。
投稿元:
レビューを見る
今回も母の智恵子さんの不気味な存在が意味深だった。そして、サブタイトルにある娘の扉子のと掛け合い。何故か読んでいるだけのこちらが緊張する。そういえば、古書を取り巻く事件の解決には随所に緊張がある。また、次の緊張を期待する楽しみが残るのが嬉しくもある。
投稿元:
レビューを見る
ビブリアシリーズ。扉子が過去の事件帳を読むと言う呈になっている。
この世に存在しない横溝正史の幻の作品が盗まれたという相談事が舞い込み、栞子と大輔が依頼を受ける。
扉子が取り置きを頼んでいた本が見つからない、その行方を扉子が推理する。
横溝の幻の作品盗難事件から時が経ち、当時の関係者から改めて依頼が来る。
本好きがいきすぎて生まれる闇、それによって引き起こされる事件にはいたたまれない気持ちになる。ただ扉子が本好きの友達が出来たことだけが救いだと感じた。