紙の本
頼りになる料理レシピ本! ひとり暮らしを神戸で始めた高山なおみさんから!
2021/04/14 07:28
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投稿者:佐々木 なおこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
神戸に住む高山なおみさん。
まずは住んでいる高台からの春夏秋冬の風景が素晴らしい。
もちろん、彼女が日々作って食べている料理たちのなんと美味しそうなこと!
自炊本であるからして、レシピはしっかりわかりやすく紹介されています。
ただこれは、ただの料理レシピ本じゃないんです。
写真集のようでもあり、こんな生き方があるよというエッセイでもあり、
今持っている料理本は数え切れないくらいあるけれど、
これからの人生、もうこれ一冊を頼りに生きたい!と思うほどの力があります。
「ひとりで暮らしはじめたら、料理をもっと単純に考えるようになった。
新しく見えてきたこと
気づいたこと
忘れないように書いておいたメモ。
私の台所で生まれてたのは
まるで、ひとりごとみたいに
でこぼことしたレシピですが・・・」
高山なおみさんは、本の最初でこう言ってます。
紹介されているのは、定番の朝ごはんレシピから、
大豆料理、卵料理、ひじき煮やにんじんのきんぴらなどの常備菜など、
旬の野菜レシピ、お客さまの時に作りたいご馳走料理まで、
ジャンルは多彩。
375ページのボリュームで頼もしい限りです。
紙の本
本の分厚さも大胆で大らかな自炊ぶりもなにもかもいい。
2021/04/16 22:06
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投稿者:タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る
東京から神戸に引っ越し、海の見える高台の家で一人暮らしを始めた高山さん。日々の食事を作るのに「自炊」と呼ぶスタンスがいいなぁと思う。そして、その自炊のメニューが大胆で大らか。そもそも、表紙はラップで包んだご飯だし。レシピの多くはすごく合理的で簡単で、食材も調味料も誰の家にもありそうで、読んでるうちにキッチンに行き、すぐ作りたくなる。だけど、いちばん真似したいのは、夏の章にあった塩とグレープフルーツジュースとビールで作る「南風荘ビール」。
紙の本
何というか、絶妙。
2020/10/30 19:36
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投稿者:路和田ねほ - この投稿者のレビュー一覧を見る
高山なおみさんの本はいつもながら、何というか、レシピが絶妙です。
ピーマンの塩もみとか、大豆と余り野菜のスープとか、おそらくレシピ名だけを文字で見たら、なんてことないのですが、この写真とレシピを見ると、ああ今度これ作ろうと思ってしまうのです。
とてもいい本でした。
紙の本
レシピというか
2020/11/03 13:56
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投稿者:pope - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタばれあり。
レシピ本というよりは料理雑記みたいな感じですね。
なので目次は見にくいです。
基本一人分レシピなので一人暮らしの人にはいいかも。
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投稿者:きりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
そうだよね~、自炊になると「今日は何を食べようか」って悩んじゃいますよね。いろんなレシピが紹介されていて楽しいです。
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子どもを寝かさなきゃならないのに、つい読み込んで後手後手になってしまう。気づけば付箋だらけ。分厚くてそこも好き。
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これはもう大当たりの本。手に持って少し開い
て紙質から、重みから、写真から、文章からす
べてしっくりきていて、ずっと手元に置く本っ
て思った。高山なおみさんは新刊が出たら買う
事にしていたけれども最近は少し違うような気
がして熟考してから買うようになった。
今回は先に図書館で借りて、でもぱらっと見た
途端に買わなくちゃと思って、読まずに返却し
すぐにAMAZONで購入した。
本の製作に携わった人を見ると編集赤澤さん、
写真斎藤さん、デザイン立花さん。みんな
高山さんのエッセイなどでおなじみで、高山
さんとのこの本を製作している段階のやりとり
を想像できて、それもまた楽しい。
本の内容は一人で暮らしていく上での食事の流
れにそって朝・昼・夕にわかれてレシピとちょ
っとした文章が書いてありとても見やすい。
その後に夏のこと、冬のことが同じような感じ
で続く。ちょこっと書いてある高山さんの言葉
がとても参考になる。
たまに写っている高山さんも服装含めかわいく
て年齢を重ねてもこんな風に素敵になれるん
だってワクワクする。今は家族でわいわい暮ら
しているけれど、いずれ一人になることがあっ
てもこの本があれば怖くないなって思った。
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真新しかったりあっと驚くレシピが載っている訳ではないけど、淡々と続く日常に寄り添ってくれるような地に足のついたごはんの作り方が載っている本。毎日のごはんは名のつくメニュー(肉じゃがとか麻婆豆腐とか)ばかりで成り立ってるわけではなく、冷蔵庫にあるものを自分の体調やお腹の好き具合にあわせて作りたい、という人向き。写真も良い。
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飲食店を営む友人が、食べる前にいつもきちんと「いただきます」をする男性客について書いたことがある。それを読んでから毎年、大晦日になるたびに考える。来年こそは僕も「いただきます」を言う人になりたいなあと。
毎年思うだけあって、これがぜんぜん身に付かない。手付かずのおせちの前では神妙に唱えたはずのいただきますも、おやつ代わりの餅を頬張る午後にはきれいさっぱり忘れている。年に千回はあったはずのいただきますチャンスはすべて見送り。日々三振の山を築いて、またいつも通りの年の暮れがやってくる。
ひとりで食べるご飯はとても静かだ。美味しくってもまあまあでも、黙ってもぐもぐ噛み締める。今年最初の本は、そんな僕の毎日にそっと寄り添ってくれそうな、高山なおみさんの新刊にした。タイトルからもわかるように、高山さんがいつも繰り返し作っている平熱の料理を紹介したレシピ本だ。
自分のための毎日のご飯は、手間なく作れていつも絶対に「あー、美味しい」としみじみさせてくれる、どちらかと言えば地味な「とっておき」たちへと収斂していく。この本に出てくるレシピも、長距離ランナーのしなやかな肢体のように無駄がない。それでも高山さんの心地よい揺らぎを含んだ言葉のおかげで、慎ましく穏やかな暮らしぶりがありありと浮かんでくる。台所ではなくとっておきの喫茶店へ出かけて開きたい、よくできたエッセイみたいな読み味のする、不思議で素敵な本だった。
あー美味しかった。ごちそうさまでした。
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よすぎて買った ラップに包まれたごはんが表紙ですシビれる 自家製ソーセージのレシピをみてソーセージパーティーを開催したけど腸たのしおいしかったまたやりたい なおみさんが離婚してひとり暮らしになってからの本だから、ガチの「ひとりのための自炊」が学べる なおみさんラブ
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日々の暮らしのエピソードともに、本のページいっぱいのおいしそうな写真が楽しい。どれもこれも真似してみたいものばかり。時々手に取って読み返したい。
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自炊って、学生さんや一人暮らしの人が、アパートのキッチンで、簡単なものを作って食べる、みたいなイメージでしたが、かつての料理人が、家でおしゃれな料理を作って食べるのも自炊。
誰がしても自分のために自分が食事を作るのを自炊っていうんだなぁって改めて思った次第です。
・・・生きるというより、どっちかというより死んじゃうから食べるという感じ・・・(あとがきより)
えっ!! 信じられない、本の中に紹介されている料理を、こんなことを考えている人が日々作っているなんて。
普通こんなふうに生きている人なら、材料にもこだわらないだろうし、手間暇かけて作ったりしない、絶対。
保温炊飯器や電子レンジを持たないというのもこだわりのひとつなんでしょうね。
私が自炊するようになったら・・・怖い。
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黒い鉛筆っぽいモジモジした目次がたまらない。あそこの目次を舐めるように見るだけで、私は幸せになれる。ぜんぶを作り終えるのはいつかなー
でも、味玉は得意料理になった。
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図書館で借りたが、書いたくなった本
写真やレイアウトのデザインと料理の様子がすごくあっているのだとおもう
ラフで気取らない感じの
冷蔵庫の
すごく簡単でわかりやすくてやってみやすい
まず、この表紙がすごい
なかなか、このご飯をつつんだ写真を表紙にしようとは思わないだろう
でも黒と白でばしっと目に止まる
よくよく考えてみるとこれ、ごはんじゃんという感じ
この文字の表情も、曲がりも、かすれも
この本の内容
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ラップに包まれたごはんのジャケットデザインがよくて手に取った。ジャンルとしては料理本だが、それに留まらない著者の私生活をのぞきみる不思議な感覚がある。一人暮らしになった事を本文内で書いており、それが反映されてか寂しさと凄みがある独特な文章。あとがきでの一人暮らしだと米研ぎのときに米が水を吸う音が聞こえるという表現、すごい。
グレープフルーツジュースのビール割り、グラスを冷凍して飲み口に塩をつける。は真似しやすそうで美味しそう。