紙の本
各話のタイトルも独特で、そのタイトルだけでも内容が気になって読んでみたくなる
2022/04/18 12:46
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投稿者:しょうちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
1つ1つが、すぐに読み終えるショートショート。
不思議で不条理だけど、コミカルな話が多く、読後感も良し。
温かい話や考えさせられるものもあったりで、1つ1つのストーリーを読むたびに、感情が笑えたり、共感したりと揺らされました。
帯にあったような「泣ける」という感情は出てこなかったけれど…汗
表題作『3000文字』を、1発目に読んで、その小説でしかできないトンデモ設定にやられ、残りの話も一気に読んでしまった。
自分にも大切な幼なじみがいるので、『幼馴染証明書』は「照明が必要なものなのか…」と複雑な気持ちになりつつも、共感させられるものが強かったです。
この作者さんの他の短編や、1つの設定をさらに深く広げた長編も読んでみたいと思いました。
紙の本
世にも奇妙な、的な
2021/03/16 04:16
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投稿者:ゆかの - この投稿者のレビュー一覧を見る
設定がユニークで、ブラックユーモアだったりそもそも意味なんてなさそうな話が盛りだくさん。
突飛な世界観で、しかし、伝わるものがあるものも多く一つ一つは短いながらも楽しめるし考えさせられることもあったり。
時間があまりないときに、ちょっとずつ読めてよかったです。
紙の本
奇想天外。
2021/06/15 14:27
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投稿者:名取の姫小松 - この投稿者のレビュー一覧を見る
余命が3000字ってどんな意味? まあまず読んでみてください。時間の流れは誰にでも平等かも知れないけれど、どんな密度で過せるかまでは平等ではない。
観念的な話でなくて、ちょっとした心の隙を突く発想やもやもやとした思いを言語化した魅力がある。
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独特の世界観を短く書ききる力がすごいと思った。
1話1話それぞれにメッセージ性をもかんじさせるのは見事
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短編物。表題の話は発想が面白いと思いました。
不意に出てくる後味の悪い話が程よいスパイスになっていたと思います。
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ユーモアのある短編集でした。
たまにエッジの効いたブラックなのもありつつ、読みやすかったです。
印象には残らないかなあ、、
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短編集
ぶっ飛んだ話や素敵な話があり、読んでて楽しかった。
向日葵の唄を歌う男の話と遺産目当てで結婚した女の話が好き。
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タイトルに惹かれて購入。ショートショートが26編収録されており、どのお話も発想が独創的で面白い。全体的にブラックな印象にはあるがユニークさを持ち合わせているからか読みやすいと感じた。「すき間読書を彩る」と謳っているが、私は本の世界に没頭してしまい一気に読んでしまった。個人的に印象に残ったのは『骸骨倶楽部』、『不倫と花火』、『何だかんだ銀座』。普段執筆側の人間でもある私からしたら、こんなにガツンとした独創性のあるストーリーをいくつも生み出せる作者の発想力がとても羨ましく、頭の中を覗いてみたいものだ。
2021.3.17 読了
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なんかすごい面白そう! と思って、かなり期待して買ったけど、ハードル上げすぎてコケた。
独特のシュールな世界観は好きなんだけれども、悪い意味で訳が分からないものも多い。文字がびっちりすぎて読みにくいのも手伝って、途中苦痛も覚えてしまった。
「彼氏がサバ缶になった」「何だかんだ銀座」みたいなわかりやすいシュールさは好きなんだけど……。
玉石混交かな。面白いのは面白かったので今後に期待。
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ショートショート。1話5分もあれば読めた。
彼氏がサバ缶になった
世界がそれを望んでいる
食べログ1.8のラーメン屋
出産拒否
何だかんだ銀座
大誤算
が好きだった。
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面白い。著者のアイデアの豊富さに頭が下がる。文庫版の世にも奇妙な物語。
一方で著者の想いや伝えたいことが何か心に残ったり、それぞれの話でこれぞという話があるかというとそういうわけでもない。
次々消費されていく今の時代にはあっているのだと思うけど、もう少し何が伝えたいのか、著者も想いが込められていてもいいように思う。
感動はしない。
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ショートショート集。
しっかり書き込んでいるものからブラックなショートショートまでいろいろ。
1話数ページでさらっと読めるのでよい。
風刺が効いたものより、しっかり書き込んだ中長編が読みたいかもと思った。
「なんだかんだ銀座」「精神年齢10歳児」「食べログ1.8のラーメン屋」
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ひとつひとつが短くて読みやすい。が、じっくりとしたおもしろさはないため、設定がおもしろいものはお、いいね!という感じ。サクサク読めて学生の朝読書とかにおすすめ。インスタのように色々な短編が流れてくるような感じ。
表題の余命3000文字は立ち読みしておもしろかった。あとは「食べログ1.8のラーメン屋」、お金持ちを飼う「何だかんだ銀座」、85歳の旦那が死に、その遺産を狙う20代女性の「大誤算」もおもしろかった。
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考えさせられる話や、面白い話があって、次はどんな話だろう?ってなる。
自分的に泣ける話はなく、終わりがスッキリしないこともあった。
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物語の1つ1つがちょっとした時間に読むのにちょうど良い分量。
「彼氏がサバ缶になった」は、非現実的な事が起こっているのにもかかわらず語り手があっけらかんとした感じだったのが読んでいて面白かった。オチもいっそ清々しい。
「出産拒否」はタイトルからして気になったが、ラストのインパクトが絶大。まさか。