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はじめてのスピノザ 自由へのエチカ みんなのレビュー

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みんなのレビュー58件

みんなの評価4.2

評価内訳

58 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

語りかけてくるような文体

2023/04/09 21:17

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:岩波文庫愛好家 - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書の中心となるのはスピノザの著書『エチカ』であり、その中の個々のテーマを具に且つ丁寧に解説している一書です。『エチカ』を読む前に読了しておけば、より原書の理解を得易いと思います。
 また國分氏の文体は一文一文が比較的短いので、端的に分かり易いという点もあります。この手の分野の解説はなかなか短文ではないので、かなり有難いです。
 それらに助けられてスピノザの主張を繙いていくと、スピノザは非常に真っ当な哲学理論を打ち出している、と理解出来ます。中でもスピノザとAI・医学との関係性については瞠目しました。
 國分氏の解説は例示が多いのが特徴なので、それ故に他の哲学者の解説も是非解説して欲しいと思います。

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紙の本

ありえた「もう一つの近代思考」で自由になる

2023/01/10 21:53

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:サンバ - この投稿者のレビュー一覧を見る

17世紀の哲学者スピノザの人生と思索を追いながら、「意志と責任」がまとわりつく現代的思考と異なる思考法を提示し、現代的思考から距離を取ることを試みる本。
本書にもある通り、スピノザの考えは現代とは「思考のOS」が異なる。そして、17世紀という近代直前の時期に、デカルトなどと異なる方向を示しており、こちらが主流となっていれば、いまの私たちなら思考の「常識」は変わっていたかもしれない。それくらい、ありえた「もう一つの近代思考」だったと分かる。
スピノザの3つの名前の由来など、物語としても引き込まれ、神の表現としての私たちという考えは読むと非常に説得的。率直に面白い本。

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電子書籍

スピノザ哲学の難解さと魅力を知ることができるが、入口に過ぎない。

2020/12/11 22:56

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オートン - この投稿者のレビュー一覧を見る

定理と証明の林立する、難解な『エチカ』を読み解いた本。
しかし、「属性」や「変状」などの用語について、著者も説明に難儀している部分もあり、今ひとつ腑に落ちない部分も少なくはなく、この本を読んだだけでは原書を理解できるとは思えなかった。実際に『エチカ』を読み始めたが、理解できない箇所は読み飛ばしながら格闘しているところである。
本書でも、スピノザの思考のOSがデカルトを基調とした近代以降の思考のOSとはかけ離れていると説明されており、スピノザのそれに馴染むまでには時間がかかるように思える。
スピノザ哲学の入口にはなった本だが、それでも原書を読み続けるのは厳しい。他の研究本を読み、デカルトの思考のOSからの切り口に任せず多方面から原書に攻めかかる必要があると感じた。

以下は余談。
著者は微塵も触れていないが、必然性における自由については、この感染症が蔓延する状況下での感染防止という「必然性」の中で自由を模索すべき、というメッセージがこめられているのではないか、と解釈した。
また、真理獲得のための主体の変容というのも、閉塞した社会の中で1人1人が閉塞感に打ち勝つための真理を獲得するために変容していく必要があるのだ、という願いがあるのかもしれないと思った。

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電子書籍

哲学

2023/07/01 23:39

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る

哲学というと、大学生が学ぶような学問……というイメージでした。かくいう自分は、理系でしたから、哲学の一般教養課程しか知りません。しかし、この本は、わかりやすいので、高校生でもいいのではないでしょうか。

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2021/01/28 19:58

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2020/12/10 15:20

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2020/12/06 16:17

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2021/01/04 15:52

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2021/01/17 22:30

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2021/01/18 00:30

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2021/02/21 18:27

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2021/02/01 09:23

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2021/02/06 18:29

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2021/03/16 16:04

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2021/03/13 16:29

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