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投稿者:にゃお - この投稿者のレビュー一覧を見る
いや半グレたちを率いていくことはないけど、着実に仲間がちゃんと増えてってるのが嬉しいですね。
凛花が取り込まれかけてるのは残念ですが…
今度はカイトと市村凛の陰謀を止めるために動いていくのかなと楽しみです。
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投稿者:うーよー - この投稿者のレビュー一覧を見る
結衣の命が完全に詰んだ局面は、この1冊の中に10回以上あったのではなかろうか。目的は果たせたが、敗北感にまみれた一編であった。それに現状、犯罪者認定状態で帰国もままならない。更に、智沙子が架イ斗に与していたのも結衣にはショックだったろう。以前詠美の死にも傷心していたし、結衣の姉妹への想いは、ことごく届かない。とにかく、今は大団円に向かう直前の一番暗い夜明け前の様な時なのだろうな。さて、次11巻を読むか。先にカクヘン優莉結衣を読むか…。
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投稿者:たっきい - この投稿者のレビュー一覧を見る
この巻は結衣が弱い。いつも以上に漫画の世界。敵に何回ふっとばされていることか。今まで強かったのが信じられないくらい。そしてこのシリーズ、巻が進むごとに結衣が人間的になっていっていますが、この巻は結衣が涙するまさかの場面も。結衣の友人も増えてきて、今後それがどう繋がるのかが楽しみ。
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9巻も驚いたけれど、10巻はそれ以上の衝撃でした。優莉結衣のこれまでの無双、実は傭兵稼業の人だった磨嶋・弥藤が援護してくれていたからで、本当の戦場で太刀打ち出来るレベルではなかった。今までで1番痛めつけられてた気がします。絶体絶命のピンチが文字通りのそれ。
でもそんな中、磨嶋・弥藤の「実戦で身に着けろ」的な指導のおかげでめきめきと力をつけ…なんだかんだで土台が出来てたら伸びるのも早いのだなぁ。。
セレブ高校の海外訪問で武装勢力の惨禍が高校生たちに襲い掛かります。その中でもトップのお嬢様と世界的ピアニストが目を付けられて利用されている、結衣どころか日本政府に立ちはだかる優莉家長男に。
カイト…半グレを率いた匡太よりたちが悪く強大になっています。緊急事態法だと!?(この作品のモデル:菅義偉前総理の宮村総理とモデル:安倍晋三元総理の矢幡前総理は緊急事態法とんでもない!みたいな立場だけれど現実は…????)
優莉結衣の失踪は寂しくて気懸かりけど、闇堕ちして覚悟ガンギマリな亜樹凪さんは結衣と違う場所だけど同じ方向を向いて戦いそうだし、桐宇くんはチヤホヤピアニストかと思いきやチュオニアンの桐谷くんみたいな大活躍。桐宇くんもかなり魅了されているけど相手が結衣なので仕方ない。
米軍が高校生を救出にきたのに、「ぼくは戻る!」って結衣と亜樹凪さんのところへ無理矢理もどってきたんだろうなと胸熱ね。。
残り少なくなってきて、カイトプラス佐智子とと結衣の全面戦争、日本を巻き込んで…となりそう。別行動している凜香、篤志、市村凛も気になります。
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ここにきてようやく黒幕登場となった。一方でアクションシーンでページ数を稼いでる感は否めず、かつての知的な戦略や騙し合いの要素が減ってしまった。格闘小説に成り下がらないことを期待。
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これまでの優利結衣の戦い方は、まさかのヤクザレベルだったとは。本当の戦闘の前には歯が立たなかった。序盤から面白い展開だった。
ラストは高校生だけあって飲み込みが早い感じが、まだまだ子供なんだなぁと思ってしまった。
そして、市村凛と探偵の探偵の玲奈が繋がった。わかっていた事だけど読んでいただけにめちゃくちゃ面白い。
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これまでと違って結衣がたくさんの人に支えられてることに気づく場面が多々あった。1人で生きようとする姿勢とそれに相反する気持ちの機微が丁寧に描かれていた。今回は特に、結衣が普通の日常や高校生活について妄想する様子があり、普通に生きていくことの幸せについて実感させられた。
根底にある親子というテーマが何度も描写され、その関係性について問題提起するような作品だった。戦後最悪の犯罪者の子供というだけで、レッテルを貼り色眼鏡で見る周りが、犯罪者を作り上げる。結衣はそれに抗い、父親の影を消そうとしていた。
一つだけ結衣に主人公補正がかかりすぎて、動けるのそれで!?みたいな描写がいくつかあるのが気になった笑
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ハリウッド映画のような派手さを感じる。それでいてその種の映画に感じる荒唐無稽さ、ご都合主義は感じないしっかりしたストーリー.素晴らしい。とはいえさすがにあの状況からの逆転は無茶じゃないかと思うが、引き込まれたのは確かだから、あえてそこは目を瞑ったか。
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星3.5
相変わらずというか、JUMPの主人公のように敵がどんどんと強くなっていく。
流石に、軍人に勝つと言うのは、やり過ぎな気がするので、星を0.5落としました。
次巻がいよいよ最終回か?
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シリーズ10作目記念作。
(ここからネタバレ注意です)今作はある事態をきっかけに紛争状態になったホンジュラスに結衣が向かい、そこで孤軍奮闘する、というのがメインのストーリーです。
ストーリー的にはまた大規模な闘争に巻き込まれる結衣という今までのスタンスに忠実な様にも思えますが、今回のストーリーは、前作までとは大きく異なる点がいくつかあると考えています。
今までは孤軍奮闘の中でも、やはり結衣の身体能力が圧倒的で、そこに知恵や仲間も加わって相手を倒せるという流れが割とお決まりでした。
しかし今作では、結衣は圧倒的存在という印象を崩すものになっています。世界に出て厳しい現実を知る結衣。井の中の蛙であったと自覚し、己の無力さに涙するシーンもあります。上には上がいるというある意味当然で、しかし読者である私たちも結衣中心に描かれる作品ゆえに盲点となりがちだった事実を浮き彫りにしています。その様な点で、一つ大きな境目ともいえる作品だと思いました。
また、それらとは別に結衣の心理面についても、一つの大きな分岐点と言えます。結衣の死への捉え方の小さな変化、仲間を守るという正義感、正義感の中に確かにある優しさ…その様な部分を割と表面に出してきたというところ。一つポイントだと感じます。
しかしそれでもやはり結衣の強さは健在。作中に登場する再開した仲間の存在により、結衣の戦闘技術が恐ろしく上がります。敵に臆せず、身体面では絶対に敵わず、最初は手も足も出なかった相手にも知恵と向上した身体能力を用いて果敢に挑み勝利していきます(今回は倒せない相手も出てくるのですが…)。ちなみに先程述べた今作中に出てくる仲間が、結衣の戦闘時の印象を述べる場面があります。そこにも注目です。
さて、今まで述べたのはあくまでも今作中のメインストーリー。今作は何作か前から壮大に伏線を張られていた「あの人物」がついにお目見えします。今作序盤はこの人物関連のストーリーがメイン。その後、上で述べたメインストーリーにシフトしていくという流れです。
さらに様々な優莉家兄弟姉妹が登場。大きな事実が次々と明らかになります。それぞれがどの様な人生を辿りどの様な今に至っているか。どの様な人間と関わり、どの様な意図で世間と向き合っているのか。そして、今後どの様な動きを見せるのか。伏線を回収し、伏線を張り。そうして、結衣がホンジュラスでの戦いを終えてからも、さらなる試練に立ち向かうことを示唆しています。
今作はまさに大きな分岐点だと思います。ストーリー的な面に加え、前述した様に結衣の内面的部分など、結衣そのものとその周りに大きな変化が見られます。その様な意味で、今後の対決やストーリーにも目が離せませんし、結衣のある意味で「成長」とも取れる変化や周りの人物の影響にも注目をしつつ、半年後に出る次回作、どの様な結末を迎えるかを楽しみに待っていたいと思います。
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探偵の探偵の稀代の悪女、市村凜が凜香の母だったとは…
田城ファミリーを潰したと思っていたのに、まだまだ平穏な時間は訪れず。
どんどんスケールが大きくなっていて、追い詰められる結衣。そして、双子の智沙子が実は天才だったのも結衣にとっては裏目になり、ピンチが重なってハラハラでした。
普通の女子高生には戻れない結衣の結末が、穏やかな物であって欲しいです。
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宿敵を倒して大団円!…と思いきや、いやはやそう来ましたか。
鬼神の如き強さで恰も紙でも破く様に悪党どもを引き裂いてきた主人公ですが、今回は新たな勢力を前に大変な劣勢を強いられ瀕死の状態に陥ってしまう。
とにかく雑魚キャラの戦闘力までもがかなりの高さで『北斗の拳』の『名もなき修羅』を思い出した!
物語がここに至ってようやく『転』を迎えたように感じたが、やはりそこはこの作品、ただの『転』ではなく、彼女は文字通り『転』倒して半死半生になってもただでは起きない!
結びの血湧き肉躍る展開は圧巻だった。
また、
これまで殆ど敵だらけだった主人公の前に超強力な助っ人が現れる。更には弱きものの中からも捨て身で彼女を守ろうとする人達が現れ、血生臭い戦場に一時心の交流が訪れる。
そして次巻に向けてはもはや作者さんの十八番と言っても良い、あの作品とのクロスオーバーが予見される。
かの方がどんな風に表れて、主人公にどう絡んで来るのか、次巻も本当に楽しみです。
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今回も人がいっぱい死んだけど、外国の内戦が舞台だから何となく身近に感じられない。
でも日本の危機管理体制の側面から見るとやはり脆弱な面がある。
今まで一巻完結な話だったけど、今回は次巻持ち越しな話。そしてまさか長女の智沙子があんな強かったなんて。長男も大概だけど、この二人との本土決戦、面白そう。
そして、その他大勢ではなく、今まで出てきたキャラクターたちが結衣の事を大切にしてくれる気持ちが何ともいい。
そう言えば、途中に「探偵の探偵」と話が出てきたけど、今後クロスオーバーするのかな?その辺りも楽しみにしておこう。
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うーむ、大ピンチからの大逆転が、あまりに大逆転過ぎて無理くり感あり。これまでの作品はよかったのに、、もっとリアリティある中二病の世界に浸りたい。次に期待。
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高校事変もクライマックスが近づいている。本作の舞台はホンジュラス。有名私立校の3年生が国際交流の名のもとに現地の高校を訪問した際に武装集団に誘拐されるという設定。
前作で田代勇次を倒したので、残る敵は長兄のみ。双子の姉もさらわれている。結末が近いからかスケールアップが半端ない。しかも本作は日本政府の救助部隊とともにホンジュラスに乗り込むという展開。でも敵部隊のアジトに乗り込むのに結衣が着ているのがセーラー服ってところもいかれてる。
ちゃんとそのままの結衣が戦場では役に立たないって描くのがうまい。そこから急成長するのも。
亜樹凪がお嬢様として生きながらホンジュラスで現実を知らされるのもまたいい。最後に亜樹凪がたどる運命は結構衝撃的だった。続編でも亜樹凪の登場に期待したい。