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みんなの評価3.9

評価内訳

58 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

民藝と利他

2021/05/22 21:09

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:第一楽章 - この投稿者のレビュー一覧を見る

「あなたのためを思ってしてあげたのに(言ってあげたのに)!」、「わたしは〇〇してあげたのだから、あなたは感謝して(喜んで)しかるべき」と、初めは他者を思ってのことだったはずなのに、いつのまにかその他者に刃が向いてしまうこともある「利他」的な行い。そうならない本当の「利他」とは何か、伊藤 亜紗、中島 岳志、若松 英輔、國分 功一郎、磯崎 憲一郎の5名がそれぞれの観点から論じています。
ひとつの到達点が、「利他」とは「うつわ」である、という結論。それは、様々な料理を受け止めその可能性を引き出す余白を持つ器(うつわ)のように、特定の用途や作り手の意志に固執せず、相手(使い手)の踏み込む余地、余白を持っていることが肝要なのではないか、という考えです。これは若松が本書で指摘しているように、柳宗悦の提唱した”民藝”に通ずるものです。
作り手の意志がひしひしと伝わってくるような、名のある作家による凝った器は、実用するのではなく飾って観る分には大変美しく素晴らしいものかもしれない。でも使ってみるととても使い勝手が悪い、あるいは実用に耐えない。それは使い手のことを考えた「利他」的な器ではない。逆に、生活の中の様々な場面で使われてきた品物の美を見出したのが”民藝”であり、作り手の意志から離れ使われてこその価値がある。そこに「利他」と共通するものが宿っているという考えは、すっと胸に落ちてきました。

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2021/10/14 00:11

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