電子書籍
とても面白かった
2023/06/19 15:37
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投稿者:KoLe - この投稿者のレビュー一覧を見る
ずっと映画やドラマの世界で誇張されてるのかと思っていたので、このような方達が実際いることに驚きました。その世界が素晴らしく見えてなんだか羨ましいです。簡単な数学の本、例えばお笑い先生の本から読んでみたいと思いました。
電子書籍
数学ってなんだか楽しそう
2021/10/10 03:21
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投稿者:なのはな - この投稿者のレビュー一覧を見る
数学者へのインタビュー集ですが、読んでみて数学者といっても色々なタイプがいるんだなと感心しました。中には現代数学を快く思わず古典数学にこだわる数学者なんて人もいてびっくりしました。大学以降の数学はとてつもなく難しい印象があり、このインタビュー集を読んでも益々その思いは強くなるばかりですが、本質的なところは意外にシンプルなのかなあと感じました。どの数学者も数学が好きというのは共通していますが、現代数学はそれぞれの数学者のフィールドに細分化している面があり、数学の本質的な面白さを感じにくくなっているような気がしました。数式とか難しい理論などがほとんど出てこないで、数学者たちの素顔に触れた本書はとても楽しい読み物に仕上がっています。
紙の本
普遍・不変・不偏
2021/06/09 01:56
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投稿者:イシカミハサミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
学者の方々が持つ時間軸が好きだ。
まあ一番共感できるのは生物学を専攻する方で、
数学者はさすがに共感まではいかないけれど。
数学をしている時だけは心が落ち着く、と記したのは
関孝和の弟子の建部賢弘だったと思うのだけれど、
現代の数学者の方々もだいたい同じ性質なんだろうなと感じる。
例えば北極星は何千年か遡ると違う星だし、
言語は国語でも“現代文”と“古典”に分けられるくらい変化する。
永遠に変わらない真理があるのが数学だと思う。
学校の授業は均一な学力の保障のため必要だとは思うけれど、
功罪を較べると、
「時間割」という枠にあらゆる学問を嵌めこんでしまった点で
罪のほうが大きいような気がしてくる。
こういう環境であってもほんとうの天才たちは
「数学」に気付くものなのかしら。
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以前フェルマーの最終定理も読んだことがあるけど、数学について深く分からなくても面白かった。
数学について書いてあることはわからないことがほとんどだったけど、数学は式を解いていくものではなく、新しい問いを作るもの、もっと面白いものなんだってことが伝わってきた。
数学者たちもユニークで、イメージがだいぶかわった
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数学は言語。
文系に偏りまくっている私は基本的に学校教育レベルの理数科目がほとんどギリギリ(アウト)だけど、アコガレみたいなものがあって、数学の本を読んだりしています。
数学史の本で歴史上有名な数学者(ガウスとかフェルマーとか)の電気みたいなのは読んだことあったけど、数学者へのインタビューは初めてで、面白かったです。正直研究内容の細かい話は難しいけど、数学や専門分野に対してどう思っているのか、何が楽しくて研究しているのか、などを語る目線が見えるような文章でした。研究者ではなくても、数学と現実世界を結びつける職業の人たちもとても魅力的な活動をしてるんだなあと感じます。
著者の二宮さんは芸大の本も執筆されていて、そっちも面白い本でした(知らずに購入しましたが…)。どちらの本も登場人物が自分の好きなことについてキラキラ語っているのが印象的です。
数学は言語。文系の私にはこの言葉がとっかかりになるな。
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思いがけず、涙がこぼれそうに。
数学科に通う息子のレポートがリビングに散乱していることがよくあるが、理解するどころか読むことさえ、不可能。そんなことから、バリバリの文系の私も数学という文字には興味があり、手にとった一冊。
例として挙げられているような数式らしきものは、やっぱり全く意味が分からず、何度もよみなおしてやっぱりわからない…と、思ったが、数学者の情熱とか思いとかがあちこちから溢れていて、そこに感動したし、数学だからって特別ではないことは感じることができた。
何かに打ち込むって、すごいこと。
でも、少し偏っていて、それが魅力であることも事実。見方を変えれば、変人。
これ読んで、息子のレポートを読めるわけではないけれど、今以上に面白がることはできそう。
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二宮敦人さん…どこかでと思ったら、『東京芸大 最後の秘境』を書かれた方だった。前作が面白かったので期待した分、読後は少しガッカリした。
著者も編集者も文系で数学アレルギーという点で共感が持てたものの、結論は曖昧だったように思う。
皆違って皆良い(=グレー)それはそれで良いのだろうが、では何故この本を書いたのか?そこは白黒つけた方が面白かったのではないか。
数学アレルギー者向けに書いたのなら、尚。
結局のところ、私はやはり数学が苦手だ。
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数学者という一見、バリアがありそうな題材に対して、そのパーソナリティを深掘りしていって、世間に数学者、ひいては数学に対しての理解を深めようと言う本。
数学者の話一つ一つが興味深く、数学者なりの専門性を掘り下げるた話題や、趣味嗜好的なパーソナリティの部分もあり、様々なトピックが楽しませてくれた。
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2023/01/24
数学が苦手な著者が数学の教授から中学生まで色々な人に話を聞きに行く。数学が好きな人ばかり集めたものかと思ったらそんなこともなく(数学してるけど)色々な視点で数学を知ることができた。インタビュー形式。
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数学が大の苦手の私なんですが、学校で教わった答えがある問題も解けないことでクヨクヨしてアレルギー出てましたが、数学が好きで没頭する方々もいればその反対もいる。
そんな方々の話を本を通して読めたことを嬉しく思います。
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数学という世界の豊かで広い世界観。
数学への考え方が変わる。
お笑い芸人タカタ先生のネタ
「9月28日(9.28)に福山(29.80)雅治が吹石(2.14)一恵と結婚して」
9.28+29.80+2.14 =
41.22
よい夫婦
になった。という歌とか♪
ゼータ関数のグラフを3DCGにしてその形のケーキを焼いて、食べれるゼータ関数レシピてことでクックパッドに掲載した人とか。
作者は数学苦手、という気持ちもいろんな先生にぶつけつつ、相手の意見をフラットに解釈し、取り入れていく。その姿勢も、読んでてすごく気持ちがよかった。
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「数学」者たちのいろいろな考え方、それを噛み砕く二宮さんの考え方、に触れることができた気がして面白い
今大学生だけど、高校の時にこれを読んでたらさらに数学が好きになってたのかなって思う
高校の数学、もしくは受験数学を経験したから、こんなに面白く読めたのかも、とも思うけど笑
多分初めて?ノンフィクションを読んだと思う
読み始めた時読了に時間かかるかもって思ったけど普通にさらさら読めた
いつも思うけど二宮さんほのぼのミステリからホラーまで幅広いジャンル書いてるの本当にすごいと思う