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紙の本
おいしい、おいしすぎる
2021/11/30 17:42
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
東海林さだおさんは漫画家でもありますが、食べ物エッセイの大御所でもあります。
有名な「丸かじり」シリーズだけでなく、数多くのエッセイで食べ物についての蘊蓄、笑い噺、偏愛話など書いてこられました。
そんな文章から、「一番面白いとこだけを、いいとこどりして並べて本にして売り出したらどうか」そんなウマいことを考えた編集者が筑摩書房にいたそうな。
その名はM田。(と、東海林さんも書いていますが、はっきり書いておきましょう。松田哲夫さん)
そうして2003年筑摩書房から出て、今回改題され再編集して文庫本に装いを変えたもの。
ところが、松田さんの陰謀(?)はこの文庫本の巻頭に小文を載せた南伸坊さんによれば、東海林さんの文章は「素晴らしい日本語遺産、日本文学遺産だと思います。こうした表現を網羅して、その豊かな表現力を楽しむアフォリズム集・辞典のようなものをつくりたい」という高尚な編集者の意向に変容しているではないですか。
松田編集者の考えが悪なのか正義なのかは措くとして、結果としてこんな意義のある本ができたのだから偉業というしかない。
何故か。
その答えはページを繰ればわかります。
東海林さんの食べ物についての文章は、哲学的吐息か、詩人のつぶやきか、愛の賛歌か、笑いの渦か。
必ず読者をうならせる、至極の一滴が見つかること間違いありません。
紙の本
おもしろい!
2023/04/05 12:26
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:satonoaki - この投稿者のレビュー一覧を見る
よくここまでおもしろく味わい深い文章が書けるものだと思います。
ある時は屋台で売る側のオヤジ、ある時は被害者意識を持つ食べ物の側に立ち、ふと気付くと食べる側に戻っています。
楽しい楽しい本です。
紙の本
まさにいいとこどり!
2022/07/15 17:45
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なっとう - この投稿者のレビュー一覧を見る
どこから読んでも楽しくて美味しい!大好きなエッセイです!
「丸かじりシリーズ」を数冊しかまだ読めていないのですが、他シリーズ作品も是非読みたいなと思います。
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