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紙の本
クリスマスでなくてもアガサ・クリスティー
2022/02/22 15:30
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「大切な人への贈り物や自分へのご褒美に。」というのが、この本の出版元である早川書房の宣伝惹句だが、それもうなづける満足の一冊。
何しろ、ミステリーの女王アガサ・クリスティーの短編からよりすぐりの12篇が収められているのだから。
しかも、巻頭の「序」には『アガサ・クリスティー自伝』からアガサのクリスマスの思い出を綴った箇所が抜粋掲載されていて、その丁寧な構成に感心する。
タイトルは『クリスマスの殺人』となっているが、クリスマスが舞台となった作品ばかりではないので、英語表記の「MIDWINTER MURDER」(真冬の殺人)の方がぴったりする。
それにしても、豪華。例えるなら、冬空からおちてくる雪のきらめきのような豪華さ。
あるいは、クリスマスのテーブルを飾るさまざまな料理のような贅沢さといえばいいだろうか。
何しろここに登場するのが、エルキュール・ポアロ、ミス・マープル、トミーとタペンス、パーカー・パイン、クィン氏といった、アガサの作品に欠かせない名探偵ばかり。
作品でいうなら「チョコレートの箱」「クリスマスの悲劇」「クィン氏登場」「バグダッド大櫃の謎」「クリスマスの冒険」など12篇。
全部が好きという人もあるだろうが、やはり自分の好みの探偵や殺人事件を探すのも楽しみになるだろう。
私は、「おしどり探偵」トミーとタペンスが活躍する「牧師の娘」がよかった。
その中から、トミーがいうこんなセリフがこの本にはぴったりかも。
「クリスマスは一年に一度しかこないんだから」。
紙の本
クリスマスに限らず、冬の読書にぴったり
2022/01/11 12:38
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:きり - この投稿者のレビュー一覧を見る
クリスマスに向かう寒い冬の夜、時々キャンドルの火(暖炉がないから)に目をやりつつ温かい飲み物片手にする読書の醍醐味を味わいました。
ポアロやマープルにクィン、既知のストーリーでも探偵たちの人を見抜く才能に何度でもしびれるし、古風なイギリスの雰囲気も堪能しました。
やっぱり「クリスマスにはクリスティーを(A Christie for Christmas)」ですね。
紙の本
クリスマスにはクリスティーを
2022/04/26 20:04
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る
装丁も美しく、クリスマスに楽しむのにぴったりのクリスティー短編集。トミー&タペンスは初めて読んだので新鮮で楽しめました。ポアロもミスマープルも楽しめて豪華です。
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