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失恋オーナーは魔法使いの愛にほころぶ みんなのレビュー
- 高原いちか (著), 古澤エノ (イラスト)
- 税込価格:957円(8pt)
- 出版社:幻冬舎コミックス
- 発売日:2021/11/30
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新書
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電子書籍
児童文学ぽい世界観が面白かった
2021/12/23 22:03
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:M - この投稿者のレビュー一覧を見る
長年放置されていた祖母のお屋敷を相続したものの、
悪い妖精や化け物達が住み着いていてそれらの対処のために魔法使いを派遣して貰う話。
生活に根付いた伝統的なタイプの魔女や魔法使いのお話がとても好き。
昔から屋敷にかけられている魔法の仕組みや構造を、
当時の曾祖父母の人柄や人生から紐解いていくのも面白かった。
攻めいわく魔法使いの理論的には根拠のある推理なんだけど、
素人の受けには今ひとつ伝わってなくてその温度差もいい。
ファンタジーな謎解き要素好き。
壁紙の中で動く小鳥達や、二人を取り囲んで花開くカモミールにテディベアのヒコなど不思議な存在達も魔女の御屋敷っぽくて楽しい。
想像した魔法使いとは違って埃だらけなりながらの肉体労働なハウスクリーニングを手伝いながら、忘れ去っていた幼い頃の祖母と御屋敷での思い出が蘇っていくのも良かった
紙の本
心が温かくなるお話
2022/01/28 08:38
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投稿者:のりのり - この投稿者のレビュー一覧を見る
これは再生の物語です。航もヒューバートも心に傷を負っていて、傷んだお屋敷をメンテナンスしていくうちに打ち解けてお互いを癒していく、その過程がゆったりとしていてとてもよく書かれています。魔法使いも現代は意外と飛行機に乗ってちゃんと入国していたり(最後はほうきに乗って飛んできますが)、壁紙の中を通るかと思えば、ホコリまみれになって天井裏とかに入って掃除したりと、魔法の描かれ方がチート的ではなく古き良き魔法の物語的で、とても素敵でした。
悪人はほぼ出てこず、読後にこちらの心も魔法で暖められたような、幸せな気持ちになりました。
ちなみに、航は料理が結構得意なので、ちょっと飯テロ?オーブン料理も読んでいて憧れました。
電子書籍
イギリス風味のファンタジー
2022/10/22 15:40
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投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
恋人に裏切られ上司に同性愛を暴露され針の筵状態で傷ついたままの受け。彼が祖母から相続した長年放置されていた家に住み着いた悪い妖精たちを追い出すために派遣されたのは美しい魔法使いで…。
ファンタジックな世界観と傷持つ者同士の優しいふれあいにほんわかしていたけど、エチシーンになると王子様のような魔法使いの彼が肉食系になって、あれ?いきなりメルヘンじゃなくなった。テディベアのヒコがひたすら可愛くいい仕事をしている。
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