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前回の生き物の死にざまが大変面白かった為、引き続き購入しました。
各々の生き物の死にざまへの持っていき方が、前回の方が自然でした。
生き物の生態は相変わらず、面白く知ることができました。
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最初の方は、動物達の様々な愛の形を知ることができ、人が生物に対して行なっている惨いことを再認識することができた。
生物間での競争や弱肉強食、食物連鎖も改めて考えると大切だが、自然は厳しいものだと思った。
最後は植物の話が始まり、自分とは遠ざかるようであったが、急にヒトの話が始まり、今生きている“わたし”の奇跡とも言える状況に考えさせられた。
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このシリーズ2冊目
やはり良本!!
感動、感謝、厳しさを詰め込んだ本
今現在、70くらいで あと余生10~20年じゃない?という1人の人間が世界に迷惑かけ、悲しみをばらまいてる時代…
毎日ニュース見てて
人間としても迷惑…
1番迷惑なのは自然、生き物や植物が1番迷惑かかってる
この星で1番やらなくて良いことをヤツはやっている
ヤツにも読んでほしい本
まぁ
何も感じないだろうし
彼の欲しがる物は、意外とたいした事無い物なのがわかるのだろうか…
彼の人生は【無い物ねだり】だ
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壮絶だった...
このシリーズの一巻目を読まずに続編を読んでしまったのだがとても面白かった。
ウシや上野動物園の動物たちの死に様は涙なしには読めなかったし、一章読み終わるごとに色々考えを巡らせてしまって、読みやすい本なのに読了まで時間がかかった笑
色々な動物たちの死に様を知ることは、人間について深く考えることでもあるのだな、とこの本を読んで気づくことができた。
動物の死因が人間だと、人間はなんて愚かな生き物なんだと人間が嫌いになりそうになったが、人間も生きていかなくてはならない。今一度自分が人間として何ができるのか、この世に生を受けた意味などないと思っているけど、天寿を全うできる可能性が他の動物よりはるかに高い生物として何が残せるのか、考えたい。
たくさん面白い知識を得たから、人に話したくなる笑
強い動物は子育てができるって納得...
人間の敵って同種の人間か災害くらいなの、すごいことだな...普通に生きていたら天敵に食べられる心配もないって幸せなことなんだな...
寄生虫こえ〜〜
私の中には生きている細胞も死んでいる細胞もいる...
エンディングへの持っていき方もよかった。
私の死に様はどんなのだろう。
一巻目も読みたいな。
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前作に引き続き、さまざまな生き物たちの生態を通して、生と死を静謐な文章で綴る。稲垣節健在。今回も泣かせられた。
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生き物の死にざまのもう1冊を読みましたが、
こちらは我々人間についても考えさせられたので、
より理解できたと思います。
また、命とはどのようなものか、
今自分はどれほど幸運なのか、
など他にもたくさん生きていく上で必要になってゆく考え方をしれて良かった。
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前著は鳥類が少ないなと感じていたが、今回はそれを補うかのようにペンギン・コチドリと続く。
今回は哺乳類や魚、虫に加え、恐竜、植物、謎の“X”嫌われ者の代表格、ゴキブリにまでスポットを当てる。全ての生きとし生ける者たちに対する著者の平等で優しい視点に目次を追うだけですでに泣きそうになってしまった。(ただし毛虫にだけは辛辣)
やはりトリを飾るのは誰もがよく知るあの生物か。構成、内容ともに気に入っている。何度も読み返すことになるだろう。
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タイトル通り生き物たちの死に様を書いた本
子のために死ぬ生き物、人により死に様を歪められた生き物、などなどを連ねたあと、最後に人間の受精と精子の死に様を書く。
主観的に筆者の思いも合わせて書いてあるからか、全体的に死を描いている本でありながらあたたかい印象を受けた。動物園での人に懐いていたヒョウの殺され方は、動物好きとしては胸に迫るものがあった。
コウテイペンギンはオスが卵をあたためることはわかったが、何故メスではなくオスが卵をあたためるのかが書かれていなかったためネットで調べたところ、メスは卵を産むことにより体重が25パーセントも減り、エネルギーも消費してしまうらしい。なので、先にメスがエネルギーを補給しに餌を取りに行く必要があるそうだ。こういった細かい所も説明してくれているともっと良かったと思う。
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素晴らしい本だった。
生き物の死にざまを淡々と書いてはいるが、実際はいかに生きたかを描いていた。もちろん、植物も人間も平等に、ただ生き物として書かれており、日々世界で繰り返されているただのシステムに思いを馳せた。
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前作に続いて、厳しい自然界の中であらゆる生き物が懸命に命のバトンを渡していく姿について描かれています。加えて今作では生きるとは何か、命とは何かについても考察されています。
人間は生き物の中で唯一未来を想像できる力を持っている。自分が死ぬときに充実した人生だったと思える未来のために、懸命に「今を生きる」姿勢が大切だということを様々な生き物の姿から考えさせられました。
色々な悩みを抱えている人たちに読んで欲しい一冊です。
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コウテイペンギン、コチドリ、モズ、それからゴキブリや動物園のヒョウ。生き物たちがどのように死んでいくのか、心情豊かに綴る。
もはやどこで見た書評なのか覚えていませんが、どっかでリストした課題図書です。科学的な目線から動物の死を論じる本だと思っていたのですが、これまたイメージと違って、非常に抒情的に動物の死を見つめた本でした。ですので、まあ逆に、サイエンス目線で見たら新しい学びは無いですし、むしろ少し古臭い学説を取り上げている節もありました。
非常に平易なレベルでの生き物の描写ですのでサラサラ読めます。しかし生き物を人間目線で情緒的に捉えすぎるのは好みではありません。ただ、ゴキブリや動物園のヒョウ、ウシなどの人間に関わる生き物たちの章に関しては、知らないふりをして死を食い潰す現代社会へのかなり批評的(少し怒りも感じます)な目線でけっこうグッときました。
とはいえ新しい視線や学びはなく、ひたすら情に訴える構成だったのは残念でした。また、太平洋戦争で亡くなった日本兵と働きバチを並べて語ったニホンミツバチの項の戦争観については同意できませんでした。
本書と関係ないけど草思社の本ておもしろそうなものがほかにもあって、色々読んでみたいと思いました。
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前作のほうを買おうとして間違って続編のこちらを購入。
様々な動物の死にざまを知り、生きるとは何かを問う。こちらで紹介された動物は命を繋ぐために死んでいるものが殆ど。人間以外の動物は繋がれた命を大事にするのに、人間といったら…
そして、ヒョウとウシの章はとても切なくなった。弱肉強食の動物の世界は厳しいように見えるけど、人間が一番酷いような。
前作の方も読んでみたい。
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生き物の出産と育児は、命の危険と隣り合わせにある。いやそれは命と引き換えの行為であると言っても良い。
そして、その命ははかない。生き物にできるのは、ただ今を精一杯生きるだけ。それは僕も同じ
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どの生き物たちも
子孫を残し、増やしたいと
自分の命すら顧みず懸命に生きていく。
時には人間によってその命をたたれても
それでも今を生きる生き物たち。
人間のみが未来に死が待つことを思うのか?
自分の姿と生き物を重ね合わせて
何を思うのか?
人間が勝手に考えている。
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先日この本が2冊あると知り、もう一冊絶対買いたいと思います。
ずいぶん前に読みましたが、手元に残しておきたい本。
死を意識させてくれる本は、大好きです。生きてる意味とか考えちゃうけど、生きてることが生きてるっていう当たり前で単純なことを、自分で受け入れやすくなるので。今できることを今するのみ。
また読み返してみよう。いまなら、違う思いが生まれると思う本です。
追記
↑は、最初の1冊目の方の感想でした。
本日、この本を読み終えました。
どちらも手元に置いて
また読み返そうと思います。
もっとシンプルに、今をちゃんと生きることの大切さ
生きるって、考えること多いけど
生きてること自体すごいことと
自分が今ここにいることが
それだけで奇跡なんだなと思わせられます。
人間がなんかすごい高等な生き物で
なんでもできると思ってるけど、
雑草やゴキブリがどれだけたくましいか、、、
ほんとにもっとシンプルに生きていきたいと
感じます。そして
あらゆる生命に敬意を感じます。
子供達に小さいうちに
ぜひ読んであげてほしい!
学校で教えてあげてほしい
いじめや、孤独や、くだらない流行に
悩む前に
ただ生きてることで
生きる価値がみんなにあるということを
教えてあげてほしいです。
難しい本をたくさん読んでる
とても頭のいい大人の方々にも
文章は簡単過ぎるほどシンプルだけど
ぜひ読んでみてほしいです。