紙の本
あっという間に惹き込まれ読了
2023/05/30 16:39
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投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
長岡さんらしさ満載の短編集でした。タイトル通り消防官の方達が出てくるもので、消防や救急に纏わる豆知識が鍵となりなるほどと思わされるものばかりでした。他の作品と違いなく最後には必ずあっと言わせてくれるので、安心して楽しめる長岡さんの作品はミステリー好きの方にはオススメです。
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【『教場』で話題の著者が贈る、9つのミステリ短篇】女性レスキュー隊員の志賀野が休暇中に火事を発見(「反省室」)。他、短篇の名手が贈る、和佐見消防署消防官たちの9つの物語。
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石を拾う女/白雲の敗北/反省室/灰色の手土産/
山羊の童話/命の数字/救済の枷/
フェイス・コントロール/逆縁の午後
消防署員をめぐる九つの物語
要救助者の命も自分の命も同じ一度しかない いのち
その重さにどうやって折り合っていくのか……
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――怖がるなとは言わない。だが、恐怖を他人に感染させるな。 消防学校時代の担任教官が、たった一度だけ口にしたそんな言葉がいまでも忘れられない。(「白雲の敗北」より)。ベストセラー『教場』『傍聞き』の短篇の名手が贈る、心震える9つのミステリ短篇。人を救うことはできるのか――和佐見消防署消防官たちの9つの物語。雨の翌日、消防司令の今垣は川べりを歩く女性と出会う(「石を拾う女」)。新米の土屋と大杉は「無敗コンビ」だった(「白雲の敗北」)。女性レスキュー隊員の志賀野が休暇中に火事を発見(「反省室」)。西部分署副所長の吉国は殉職した息子のお別れ会で思い出を語るが……
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警察学校を描いた小説『教場』で有名な著者の作品。
この作品は、タイトルからも分かる通り、警察ではなく消防を描いている。ただ、その内容は、『教場』と同じように単なるヒーローものではなく、消防官を一人の人間として描いており、日々の葛藤に深く切り込まれていることが興味深い。
消防官を描いたヒーローものなら、他にもありますが、そうではなく、人間として消防官を描いたというところが良かったです。
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短編集だが、消防署のひと部隊のメンバーを時間を進めながら綴ってある作品
そして最後の話しがズドンとくる
この作者の作品はやっぱハズレがない
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単にヒーローの活躍物で終わらない、等身大の消防士達の苦悩や迷いとその生活。
9つの短編が描き出す消防士達のドラマ。
同じ人間として、共感と尊敬を感じます。
良書。
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『119』をかけるのは
火事・救急・レスキュー
どんなときも、すぐに駆けつけてくれる。
時には命がけで私たちを守ってくれる。
消防署で過酷な任務で働く人たちの
様々な事情や、家族や日常を垣間見たようなストーリー