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行き倒れの黒狼拾いました みんなのレビュー
- 小中大豆 (著), 麻々原絵里依 (イラスト)
- 税込価格:748円(6pt)
- 出版社:徳間書店
- 発売日:2022/06/28
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電子書籍
異色で面白い
2023/05/23 16:12
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:KoLe - この投稿者のレビュー一覧を見る
江戸風、異国、着物、洋服、獣人、美人受、いろんな要素で構成された面白いお話でした。いろいろ想像できて楽しかったです。ちょこちょこ起きるゴタゴタもちゃんと幸せな方向に向かいますので安心です。2人の愛の強さにこちらが安心します。この先のいろいろも読んでみたいです。
電子書籍
花のお江戸
2023/01/07 06:46
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり
作者さんが言うところの「なんちゃってお江戸」のお話
大陸から移り住んだ獣人もいて、大陸の帝国の皇帝が視察にきたりもする世界
江戸としてはなんちゃってですが、
この世界としてはしっかり構築されています。
なので、お江戸と獣人のいる世界が見事に融合されている。
作者の力量を感じられて、さすがだなぁって思います。
商才があって美人な黒乃屋を裏で支える若大御所・夢路
彼がボロボロの獣人・クロを拾う事から始まる話
夢路は江戸っ子気質たっぷりな短気ぷりもある粋で美人です。
弟に化け物くらい言われる商才を持ちながら
三十路をすぎて若い男に振られ気味で
さらに弟が継いだお店での扱いに拗ねたりもする。
クロにあって、クロに恋しながらもいずれ自分を捨てていくのだろうと思う
ネガティブ思考も可愛らしい。
クロはクロで最初はおどおどしながらも、
後はぐいぐいくる大型ワンコ(狼ですけど!)ぶりが良い感じです。
彼も彼で重い過去を背負っていて、
江戸まで流れてきているのですが、夢路と出会って人生変わったですね。
夢路を捨てた男たちの気持ちもわからないでもないです
夢路は見た目なたおやかさだけでなくて
商才や義侠心を遺憾なく発揮するような羽根を持っている人だから
自分の劣等感を刺激させられてしまうのでしょうね。
粋でいなせで獣人が歩いている花のお江戸楽しみました
☆4.5
電子書籍
なんちゃってお江戸が舞台
2022/09/13 12:28
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
容姿端麗で自由奔放で、頭の回転が速く勘がよくて見た目を裏切る喧嘩っ早さの、こじらせ三十路の受けのキャラクターがとても良かった。
商いについては鋭いのに自分のことについてはすごく鈍いのも、攻めとのことに悲観して卑屈になったりしてメンドクサイ男になるのに攻めは受けに一途なのがいい。
なんちゃってお江戸な世界観も新鮮で面白く、ワンコな攻めの過去や高潔な心が切なく読み応え十分だった。
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