紙の本
都合のいいキャラにはならない
2023/05/03 00:34
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「マジカル○○」ってのは物語を進めるためだけに存在する都合のいいキャラのことで、いつの間にか自分もそうなっているのでは?疑問を持ち世間の批判も逆手にって突き進む70代元女優のドタバタに近い活躍。
最後の最後まで笑わせてくれる。
紙の本
これからの自分へ
2023/09/05 12:35
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投稿者:みーまま - この投稿者のレビュー一覧を見る
あと何年仕事をするのか、家族との別れの後一人でやっていけるのか…
そんなことを思う方は、こんな人生もあるのか!と楽しめる本だと思います。
紙の本
現代日本のエンターテイメント小説
2023/07/15 20:02
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投稿者:kisuke - この投稿者のレビュー一覧を見る
次々と新しいことに挑戦して、失敗してもただでは起きず、どこまでもたくましい正子さん。今の日本の70代なら、こういう人はいそうですね。演じるなら松坂慶子さん…では美人過ぎるか、でも彼女を思いながら読みました。
主人公と共に周りの人々も元気になり、地域が活気付くところがとても良かったです。
ただ、既に読んだような気もしてしまうのが残念。
先入観や偏見、紋切り型の見方に疑問を呈してはいるけれど、登場人物達の性格や発言に、どうしても典型的な感じがありました。
しかし、そういうものを全て排除したのでは、読まれる小説になりにくいのでしょうね。
紙の本
マジカルグランマ
2022/12/26 21:24
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投稿者:なみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
「マジカルグランマ」って、魔法のおばあちゃん的な意味だと思っていたら、ステレオタイプのおばあちゃん、って意味なのね、びっくり。
同様に、正子さんを「ちえこおばあちゃん」のような、ふわふわと人当たりの良いおばあちゃんをイメージしていたら、全く違う。柔軟な、何でも吸収しようとする考え方、先だけを見ている生き方、そして、自分で思っている以上にわがまま。そばにいたら疲れそうだが、魅力的な人だった。
紙の本
何をそんなに
2023/08/31 10:36
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投稿者:nap - この投稿者のレビュー一覧を見る
元気なのはいいんだけどね。
固定資産税大変だよなとか、所得税・消費税考えてるのかなとか。
あと、作者さんは、何をそんなに怒っているのかな。
だいたい、主人公は不満持った人のような気がする。
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まさかの、70代のおばあちゃんが主人公なんて!メルカリやったり、色々な今の文化を取り込んで状況を好転にしていって、なんてアグレッシブな!と読んでて本当にワクワクしました!映画化とかしたら面白そうだけど、主人公は結構大変そう笑
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「おばあちゃんは可愛くて非力で無害で若者に優しい」という世の中の"マジカルグランマ"の幻想をぶち壊してくれる。妙齢の女にとってこんなに勇気をもらえる本は他にない!
自分の祖母にも読んでほしいなぁと思うなど。
最後のオチもさっぱりしてて正子さんらしくていいな。
杏奈ちゃんとの歳の差友情もいいし、自分達らしく居場所を作っていく過程もいい。東京ホラーハウスのアイデアもおもしろい。
正子さんたちを見てると私もなんでもできる気分になってくる。周りをエンパワメントする人って、別に人格者に限らないんだなって思えて元気出た。
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最初から最後までずっとたのしかった!
マジカル◯◯にとらわれず、
私は私、人は人。
オリジナルを愛したい。
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パワフルすぎるおばあちゃん。自分勝手だけど憎めない。歳を取ると自制心が弱くなるというので、気持ちを抑えずやりたいように残りの人生を謳歌する様子は、お年寄りの正しい姿だと思った。私もやりたいことは気持ちを抑えず、頭で考えすぎず、チャレンジしていきたいと思った。ホーンテッドマンションに感動して、お化け屋敷をやるっていう発想も面白かったし、成功した時には感動してしまった。「マジカル」の意味もはじめて知った。私もマジカルガールになりたくないな。笑
最後のオチも、予想外だった!
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事なかれ主義で、ついつい空気読んで周囲に流されて疲れている人は、おられませんか?そういう人にこの本はおすすめです。マジカルグランマが、マイペースに生きる方法を身をもって教えてくれます。正子さんはわがままでイライラするけど、憎めないおばあちゃんです。いらいらするのは、やっぱり自分が正子に近いからなのかも
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沖縄に向かう飛行機の中で読了。
主人公正子は、70半ばの立派なおばあちゃん。
さほど売れない女優を引退したのは、映画監督の浜田にプロポーズされたからだ。
ある日女優時代の先輩の紀子に誘われ、シニア俳優として再び演技の世界に戻る。
しかし、そこで求められるのは主人公にとっての都合のいい人物役。
だから、「風と共に去りぬ」が出てくるのか!
物語は自我に目覚めた高齢者が…俳優として新たなキャリアを…ユメかわいいを演じて…
かと思ったら!
全く違う方向に進む。
こんなに上手くいくかなぁ、という気持ちもありながら、正子の自分勝手で、ちょっと怒りっぽかったり、がんこだったり、マイナス面がとても好感が持てるのだ。
ちょっとしょっぱめの甘辛く煮詰めた醤油味、ちょっと焦げてる、そんないい塩梅の物語。
正子がどの道を選び取っていくのか、一緒になってワクワクしていた。
それにしてもいきなり有名人である夫、浜田が死んだことに対するインタビューに、
「別に悲しくはないですね」
といいのけてしまうなんて!
自分大好き監督浜田には悪いが、正子の答えに私が思ったのは「やるなぁ」だった。
だって、そうでしょ?
悲しいか悲しくないかなんて関係性にもよるし、誰かが大泣きしていたからって泣かなきゃいけないわけじゃない。
悼む気持ちと悲しい気持ちは必ずしもセットじゃない。
本作は、スカッとしたい、自分を変えたい、そんな気持ちの時にぴったりだ。
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おもしろかった〜
柚木麻子さんの書く文章は愉快ですき!
母にも読んで欲しくなったから今度貸してあげる
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75歳とは思えないチャレンジ精神. フットワークの軽さ。
ぶっ飛んだ事ばかりするけど本人至って真面目。
居候の杏奈との関係性。
徐々に情が湧く人間らしい意外性に感動します。
終盤、陽子ちゃんの存在が大きすぎますが霞まない正子さんは流石
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私はまだ若造なのか
まだダークなおばあちゃまを面白く感じれませんでした 笑
いや、なんだかきっとわたしには合わない
人種なのか。
もう5年経ってから再読してみたいと思います。
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正子、おおいに嫌われる/正子、ものを売る/
正子、またセクハラされる/正子、お化けになる/
正子、虹の彼方へ
75歳の元女優ってこんなに元気なの?
自分のために自分のエネルギーをドンドン使ってもまだ余ってる??
どっからやってくるのだろうそのエネルギーは???
そろそろ広げた風呂敷を少しずつ畳んで行こうとしている自分にはよくわからない。
まぁ 元気なのは良いことだよね?