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きりえや偽本シネマ大全 名作映画パロディの世界 みんなのレビュー
アート本
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紙の本
名画パロデイと侮るなかれ
2023/02/26 23:34
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:sakuraんぼ - この投稿者のレビュー一覧を見る
「酔犬」など「そんな映画はない!と思う!」名画タイトルを一挙掲載。前作「きりえや偽本大全」のときから待望していたシネマ版である。「グラビアのロレンス」”いいぞもっとやれ!”など、相変わらずの笑激作品が目白押しで笑いが止まらない。
おおもととなった「偽本ブックカバー」を一枚一枚購入していた時代から「きりがない・・・いっぺんに読みたい」と切望していたが、ついにこうやって願いが叶い、編集者さんと出版社さんに感謝である。前作に続いて、また読者はがきを書かないと。書いてよかったなぁ。
紙の本
このセンス、笑いごとじゃありません
2022/11/11 07:45
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投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
高木亮さんの『きりえや 偽本シネマ大全』は、二重に楽しめる一冊だ。
まず、書名に「きりえや」とある通り、高木さんはきりえ画家で、
表紙の書影でわかるように「切り絵」を楽しむ本なのだ。
切り絵とは、紙を切り抜いて台紙に張り付けて見せる作画のことで、
かなり昔から作られている。
高木さんの場合、思わず笑いをさそうデザインになっていて、
それだけでも十分楽しめるはずだ。
もちろん、「切り絵」の楽しみを倍増させるのが「偽本」、
つまりはパロディの方だ。
この本では映画作品のパロディで、
単に作品名だけをもじっただけでなく、
あらすじまで嘘でこしらえてしまう念のいれようなのだ。
紹介されているタイトルだけでもいくつか抜き出してみよう。
(本物の映画は何だか考えてみよう!)
「椿さん十浪」「王様と和田氏」「代打ニック」「猿の学生」
「2001年普通の旅」「土器をなげる少女」・・・などなど
全部で82作品という圧巻。
私のイチ押しは「シャトー市」。(大笑いしました)
作った高木さんは「波乱含みの制作」だったようだが、
読者はひたすら笑い転げ、時にはうまいもんだと感心し、
さらには「切り絵」の巧さにたまげる。
そんな楽しい読書だって、アリだと思う、よ。
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