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いろんなお金のトラブルがあって
前半読むのが辛くなった
後半いろいろ解決策があって勉強になるけど
モヤモヤする
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ヴィトンの財布の持ち主が変わるにつれて
リボ地獄に株式投資、奨学金とお金に
まつわる話が出てきて、そんな人いるのか!
と驚きながら、奨学金なんかの身近な
問題から株式投資や不動産投資のリスク等々
ソフトなタッチでお金のことが分かる作品
でした。私も昔から良い財布を大事に使えば
お金が回ってくるって聞いた事があったけど、
基本的にはお金をいかに大切に考えてるか
ってことなのかなぁ~と思っています。
ただ、たくさんのお金を動かせるように
なったみづほが「あの財布を家ごと買う力が
あるように、今の私にはそれを思いとどまる
力もあるはずだ。」とあったけど、
これってやっぱりいろいろな経験をして
お金を大切に思えるからこその境地に
至ったんじゃないかと勝手に思いました。
あれよあれよと女性大家となったみづほ
だったけどかなりやばかったりギリギリの
事もしていて、やっぱり財産を築くのって
ほんとに大変なんだと改めて思いました。
私はとりあえず今やっている節約と
節税くらいからしか手が付けられんなw
あと、野田も大概だったけど、みづほの
旦那は本当にクズだなと・・・
それとあともう一つ、作品の内容のわりに
表紙がかわいらしすぎるw
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お金に翻弄される人たちの手を渡っていくヴィトンの財布。
主婦のみずきは、息子の将来のために、必死に倹約生活を続ける。旅先のハワイでヴィトンの財布を手に入れた後に夫の借金が発覚する。結局、手放すことに。
その後に、財布を手に入れた文夫も、貧しい生活から抜け出せず、知り合いの雄一郎に財布を盗まれる。
その雄一郎は、投資の借金に苦しみ、犯罪に手を染めることになる。という具合に、お金を通じて、財布は人の手を渡っていく。
お金によって、人生を狂わされることもあれば、救われることもある。奨学金に悩む麻衣子は、きちんとお金に向き合い、人を信じたことで、ヴィトンの財布に認められたのかなと思う。
お金が全てじゃないというのは、やはり十分な資産があるひとだから言えることなのかなと思う。世の中、綺麗事を言うためにも、お金はほしいと思う。
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一生もののヴィトンの財布が欲しい専業主婦が、夫の借金をきっかけに不動産投資に目覚める話。
読んでいて、リボ払いって本当に怖いなと思った。知らない間に組まされているとか詐欺罪に問えないんだろうか。利用する側のメリットが無さすぎないか?
仕手株の話もなるほどと思った。Twitterでフォロワーを多く持ち、大量購入した株を「キテる株」とフォロワーに教える体で買わせ、上がりきったら売却し自分は売り抜ける。苦労せずにお金を得たい人はたくさんいるから、カモにされやすいんだろうなあ。某社長のお金配りとかに平気で応募する人の気が知れないと思っていたが、そういう人たちが簡単に引っかかるのかもしれない。
本気で投資しようと思ったらリスクはつきものだし、お金の知識や経済誌チェックなども必要になってくる。そこまでの労力を避けない場合は、低リスクの投資信託や、低金利でも貯金が安全なのかなと思った。
関係ないけど、ブランド財布に無料でイニシャルが入れられるのは、転売対策なのかなと思った…。
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貧困の苦しさが身近に感じられて、そんじょそこらのホラーよりも怖かった。奨学金の話や他人事じゃない。お金にだらしないのはホントにダメ。でもだからといって家を買って貸してとかできる気がしないし…。何ができるか?格安携帯か?うーん。
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若い人の職のないのも困るけどお金のないのも困る 生きて行くには両方大切この本を読んで少し節約しようとつくづく思う。
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他人の懐事情って気になる。
自分が上手く節約したり、貯金したりということが苦手なせいかもしれない。
だからか、株や投資の話になると苦手意識が先行して自分には到底無理な世界だなと決めつけていた。
だが、知らなかったことを楽しくわかりやすく知ることができたのは、この物語の展開だろう。すんなりと入り込めた。
この話は、主婦みづほが節約して貯めたお金でハワイ旅行をして念願のヴィトンの財布を手に入れたことから始まる。
頑張って節約したにも関わらず夫の借金が発覚して新品状態のままヴィトンの財布は、メルカリで売るはめに。
そこからその財布の行方は…。
いろいろな人の手に渡り、悩める人の苦労の様子を知ることとなる。
主婦みづほが、夫の借金返済のため築古物件に引っ越して、ローン返済後に別な人に貸し、それを繰り返して大家業に行きつき、収益物件として五軒の家と古いアパート三軒を持つまでになる。
そうして物件を見に行った家で、売ってしまったヴィトンの財布を見つける。
周り回って…という感じだろうか。
それを見て、あのときは欲しがっていたブランドの長財布だったが、今は必要ないと。
ブランドものの長財布にこだわるとか、運に左右されるとか、そういう場所にいたくなくて、自分の人生は自分で動かしたくて、これまで頑張ってきたのではないか。というのがカッコイイと思った。
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念願のヴィトンの長財布を買ったものの、それを手放さなくてはならなくなったみづほ。財布はお金に踊らされた幾人かの手を経て、みづほの元へ。でもその時にはもう必要のないものになっていた。
この財布を持った6人の生き方が面白かった。
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ルイ・ヴィトンの財布を断腸の思いで手放したみづほだったが、巡り巡って戻ってくるなんて…一話~六話まで財布の持ち主が変わり、各人のお金に対する知識や考え方が現実味を帯びていた。
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ひとつの財布を巡る物語。今よりいい暮らしをしたい、なるべく簡単な手段でというのは、誰でも考えること、けれどそこには必ず落とし穴が、、、小説としてもおもしろかったが、等身大の経済本のよう、読後には、思わず自分の財布をながめてしまった。
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ヴィトンの財布で繋がる6つの連作小説。人々の金銭にまつわる話。マルチ商法、無謀な投資、非正規職の収入格差、奨学金返済苦、生活保護の独居老人の孤独などなど、社会問題があぶり出されている。
主人公葉月みづほは堅実で節約家で賢い主婦だが、夫の金銭感覚の無さには、ホトホト…。
ほか、真面目に働いているにも関わらず、低収入で生活苦から抜け出せない若者たち。バブル崩壊やリーマンショックなどの社会的環境により、いわば世に出ようとするタイミングによって社会人としての人生のスタートを上手くきることができなかった者たちの理不尽さ。
また、普通のサラリーマンが投資の失敗により転落するなど、読んでいると切なさと怖さを感じた。
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短編集のような形で
主人公が入れ替わって
その人物同士が実は繋がっていて
という話はよく見る形だが
私は好きなので、良いです。
小説を楽しみつつ
お金の知識も得られます。
単に投資関連の本を読ませるより
自然に啓発できるかも。
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ヴィトンの財布が欲しい!
ハワイに行きたい!
葉月みづほは学生時代から同じ財布を
使っている。
新婚旅行は沖縄だった。夫が、英語が―
パスポートがない!―高い!などと
ぐだぐだ言った。
“爪に火を灯す”この言葉が相応しいか、
みづほは毎月少しずつ貯金を始めた。
そして・・・めでたくハワイ&財布代が貯まった!(おぉ涙ぐましい!)
ハワイから帰り、みづほはハワイで使用した、夫のカードにいやな予感を・・・・・
この本は連作短編だった。
ナントカ商法、詐欺、奨学金返済難民
株、投資信託 etc. この本には、お金にまつわることが沢山詰まっている。
私もそろそろ新しい財布が欲しくなって
きた。カードが6枚位入って、小銭も
たっぷり入るものがいい。500円玉が
入っていると嬉しいような、幸せな気分
になるのは何故だろう?
5円玉、50円玉には穴があいている。
これは、世界的に珍しいという。
原田ひ香さん、これで2冊読んだ。
お金に関するレビューは苦手だ。
そして、みづほの先行きが気になる!
財布は彷徨う!
2022、10、15 読了
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LVの長財布が、動いて行く。読んでいて、悲惨な話が出てくる。自分が恵まれた人生であることを感じる。良い時代に生まれたのかもしれない。でも人生は、最後までわからない。
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本筋とは違うけど、子供の教育費用は親が払うのが普通だと思っていた。
自分の認識が違っていたんですね。
みんな、がんばれ