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紙の本
手の届かないところに、いつもある
2023/06/29 23:34
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kochimi - この投稿者のレビュー一覧を見る
女性にとって、自分にとって、
大事な言葉がたくさん詰まっていました。
だから、何度も読み返さないと、
と思いはするけど、
きっと今はまだできない。
わかりやすくすれ違っていくふたりの揺れが、
櫂サイトからも暁美サイドからも
丁寧に言語化されていて、抉られるから。
再読するのはつらいだろうから、
はやる気持ちを抑えて
ゆっくりじっくり読み進めることをお勧めします。
ほぼ同じ文章なのに、
プロローグのうろんな光景が、
エピローグではがらりと姿を変えるのは圧巻です!
凪良ゆう先生の小説には
関係性に既存の名前がない人間関係が登場して、
いつもそれがまぶしく、希望を与えてくれます。
紙の本
ノスタルジー
2023/06/24 20:44
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投稿者:m_ - この投稿者のレビュー一覧を見る
島に引っ越してきた都会の香りがする男の子との出会い、楽しい思い出と苦い思い出、成功と挫折、別れ、新たな出会い、再出発。
自分が体験したことのように読み進めていくことができます。
紙の本
星のごとく
2023/05/29 00:25
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投稿者:ぽんぽん岩 - この投稿者のレビュー一覧を見る
瀬戸内の島と高校生、この2つの言葉で一気に懐かしい高校時代が記憶によみがえる。高校は瀬戸内の島から通学の生徒がそれなりにいて、卒業したら就職でも進学でも結婚でもいいから島を出たいと言ってたなー。
多様性、ヤングケアラー、宗教などテンコ盛りに感じましたが無理なく読了。
暁の海を櫂をもち船出する様が思い浮かびました。
スピンオフの北原先生の過去話を読んで、北原先生に注目して再読したくなりました。
電子書籍
自分の人生とは
2023/05/24 14:43
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投稿者:五頭 - この投稿者のレビュー一覧を見る
何かを切り捨てて幸せも掴もうとしても、切り捨てた自分という事実が残ってしまうので、本当の意味での自由に選ぶ権利はどこにあるのだろうと思いました。
電子書籍
盛り込み過ぎではあるけれど
2023/04/29 23:26
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投稿者:うみしま - この投稿者のレビュー一覧を見る
直木賞選考会の評価は辛口でした。しかしながら、グイグイと引き込まれていくスピード感、読み応えはさすが若者に人気のある作家さんならではだと思いました。また、随所に見られるハッとさせられらるような一文は、作者の人を見る目の温かさや、確かさを感じさせるものがあり、もっとこの人の描く物語を読み続けたいと思わせる所以ではないかと思いました。
ただ、2視点二人称で、あれも言いたい、これも言いたいと言い過ぎなところが、結末に来て安易な流れになってしまった気がします。次回作に期待したいです。
紙の本
来年度の本屋大賞候補!
2022/10/14 20:36
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投稿者:higassi - この投稿者のレビュー一覧を見る
本屋大賞作家・凪良ゆうさんの新作。物語の構造は単純--高校の同級生カップルの片方が東京に出て徐々に心も離れていく--なのに、暁海と櫂の悲しい生い立ち、瀬戸内海の雰囲気、なんといっても北原先生の存在が、読者の心を掴んで離さない一冊でした。激しいのに穏やかな読了感ですね。来年度の本屋大賞の上位に入りそうです。
電子書籍
2回目
2022/08/21 10:51
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投稿者:やっつ - この投稿者のレビュー一覧を見る
話は珍しいものではなくて、下手をすれば三流ドラマにもなりそうなテーマなのに物語りに入り込ませる作者の文章力が圧巻。
ラストの花火の場面は祈る気持ちで読み、2回でいろんな場面で泣きました。
短期間で読み返した小説はここ数年なかったのに、読後すぐに2回を読み返した。
それほど二人の人生に入り込んでいた。
櫂の京都弁も、彼の優しい性格を表していてよかった。
ただ京都弁を書くなら瀬戸内の方言も書けばいいのになと思った。
愛媛の人の言葉を使えばまた登場人物達は違った印象になりそう。
電子書籍
よかった
2022/08/11 08:38
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投稿者:ひろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
小さな島の主人公、暁海と転校生のかいの物語。小さい島ならではの環境や状況にとらわれて、重く暗い話になるのかと思いましたが、最後は最高のエンディング。