白士の目標を引き継ぐ幽鬼。
2023/01/17 00:01
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投稿者:Mihana - この投稿者のレビュー一覧を見る
ゴーストハウスの最後に「隣にいる人を殺る」という幽鬼の考えに自分は納得した。
キャンドルウッズのときに「あの人の遺志は私が継ぐ」と言ったところがすごくよかった。
異色のデスゲーム
2023/12/26 04:45
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投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
命懸けでゲームクリアを目指すデスゲームのプレイヤーをしている少女。
初心者ばかりの脱出ゲームに放り込まれた29回目と、彼女にとって転機となった9回目のサバイバルゲームを描く1巻目。
今年のこのラノにランクインした作品で一番気になったので。
巻末の解説の通り、審査が荒れたのはよくわかる。
いわゆるデスゲームものをたくさん読んで楽しんでいる人ほど困惑すると思う。
デスゲームものの王道である突然の事態に混乱する主人公や周囲、人間関係の対立、生き残るために誰かを犠牲にする覚悟を決めるまでの葛藤などなどが、一切ない。
トラップや殺し合いで凄惨な死体がうまれて、血生臭い非日常に動揺するなどというデスゲームの王道はこの作品には通用しない。
主人公はデスゲームに「向いた」性格で、慣れた様子で事態を把握し、最低限の犠牲で生存するための決断を迷うことはない。
肉体改造された防腐処理のおかげでグロテスクさも軽減され、プレイヤーは強制的にコスプレ衣装でゲームに臨む。
まさにライトノベル的なデスゲーム。ものすごく新鮮で意外性があった。
ただ、続刊も気になるけど、ものすごく読みたいというほどの引力はないかなぁ。
難しいな。
【死ぬ事はけして怖くない、遊ぶように殺し合おう】
2023/10/12 19:23
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投稿者:えびし - この投稿者のレビュー一覧を見る
賞金を賭けたデスゲームの物語。
人の命は一生に一度である。
だからこそ育まれる死生観があるのだが、この物語はそれが忘却した様にイカれている。
眼を覚ますと幽霊屋敷に閉じ込められた幽鬼。
食堂に集うは面識が無いメイド服を着た5人の少女。
物騒な凶器が用意され、戦々恐々しつつ、脱出を賭けたデスゲームが始まる。
そこで繰り広げられる倫理も道徳も欠如した凄惨な殺し合い。
生き残る為に皆が臆病になる中で、幽鬼には優位があった。
その優位を使って。
醜悪なゲームを壊れた様に突き進むのだ。
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デスゲームらしい緊張感溢れる先の読めない展開の連続で、節目節目のシーンでのドキドキが堪らない作品。
死亡遊戯という極限状態に自身の生きる場として見定めた幽鬼の覚悟や思いが描かれており、目標を達成に向けた生き方が魅力的でした。
デスゲームのグロさを、見目麗しい少女達と「防腐処理」という血が流れない的な特殊設定で緩和、、できてるのかなこれ?
かわいいヒロインたちをサクサク殺してゆく展開は、評価が分かれそうな気はします。
まだまだ隠されてた設定が多そうで、今後の展開も楽しみです。
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デスゲーム系作品ですが、血みどろな出演は特に無く、その代わりに怪我をした部位には白いモコモコが付くという特殊な状態になり、読む側しては生々しく痛々しく思うものが軽減されています。
賛否はあるものの、これは新しい型としてとても面白いです。
1巻で終わるのは非常にもったいないです。
キャラクターも設定も魅力的で、ラノベもここまできたかという時代の変革を感じます。
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かわいい女の子たちがメイドさんやらバニーちゃんやらコスプレみたいな格好をしながらデスゲームをする話。
一応長く生きているプレイヤー同士で師匠と弟子みたいな関係性があったりするのだけれども、キャラクターが深く掘り下げられる前に皆さくさく死んでいくのでほんとうにそれだけの話。
デスゲームものなのだが、前提条件として参加者は肉体改造されていて血や臓物は飛び散らない(ただし痛みは感じる)し、命さえ繋いでいられれば手足や目を失っても勝利後に修復して貰えるので、手足を失うか命を失うかみたいなギリギリの選択にあまり緊急性とか葛藤とかは感じられなかった。デスゲームっぽい厭さはあるけれども、あまりグロくはないライトな雰囲気。駆け引きとかもなく、ただ館の脱出をしたり殺しあいから逃げたりする話。
加えて正直文章が巧みというわけでは全くなく、「〇〇だった。〇〇だ。〇〇だ。そういう声が彼女から漏れた。〇〇というやつである。すなわち〇〇というやつである。〇〇なのである。」と、ずーっとそんな感じで、最初は読み進めるのに違和感が物凄かった。一瞬買ったことを後悔したしこれ読みきれるかなと不安にも思った。
でも、慣れてくるとそれも味かなという気になってくるし、なんとなく不思議な魅力がある話だった。時系列がバラバラなのも多分今後後付けとか設定とか挟みやすそうでいい感じ。
表紙や挿し絵のイラストはかわいくて素晴らしいの一言。皆デザインが違うメイド服とかバニー服とかとても可愛かった。
主人公の幽鬼は基本的には一緒になったプレイヤーを助けたいとは思っているが必要あればさっくり殺したりもするタイプなので、見捨てたくない、でも……! みたいなかったるい葛藤やもだもだはなくさっくり読める。
最初の館脱出ゲームのオチが好きだった。あんだけさっくりやってくれたら気持ちいい。
続きも出ているみたいなので買おうと思う。
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本作ではあまり難しい言葉は使用されていない。その上、挿絵も扉絵に時々ある程度だ。しかし、描写がはっきりと見え、まるで映像を見ているかのような作品だった。
また、設定も面白い。デスゲームでありながら、淡々と人が死ぬこともある。デスゲームものであれば、死の恐ろしさを感じることが多いがこの作品は少し異なる。
キャラ魅力もさることながら、ストーリーに引き込まれる。日常的な異常を体感してほしい。
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面白かった。久しぶりのクリムゾンの迷宮系で面白かった。
バンガーゲームスから政治的なものを抜いた感じか。
そして、出てくるのが全て美少女。
しかも、ゲーム中はコスプレ。
1巻で出てくるゲームは2つで、
幽鬼28回目のゴーストハウス。コスはメイド。
ゲームの設定などが語られる。
2つ目のゲームは9回目でキャンドルウッズ
大人数のうさぎハンティング、幽鬼はうさぎ
”切り株”に狩られないように生き残る。
伽羅と萌黄がいいキャラなのに、、、
ともかく、これこそラノベのええところやねぇ、、と
思った。
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【収録作品】1.ゴーストハウス(28回目)/2.キャンドルウッズ(9回目)/3.ライフタイムジョブ
バトルロイヤルではなさそうだが、だからといって穏当というわけでもなく、自分が生き残るために殺し合い上等の世界観。それがどうやら金持ちの娯楽のためらしいから腐っている世界ではある。
虚構と割り切ってゲーム性だけに注目すればそれなりに面白い。あとは主人公・幽鬼にどこまで魅力を感じるか、かな。