紙の本
エンターテイメント
2024/01/06 20:48
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:狂ったチワワ - この投稿者のレビュー一覧を見る
テンポが非常に良い。
ただし本格ミステリーではない。
紙の本
重要なれど主役に成り難い特許権(知的財産所有権)が主役の痛快頭脳活劇。
2023/12/20 09:57
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
重要なれど主役に成り難い特許権(知的財産所有権)が主役の痛快頭脳活劇。余り知られていない特許権(知的財産所有権)の世界での熾烈な戦いを噛み砕いて頭脳活劇にして見せてくれるのだから堪らない。この世界、私的には一括して知的財産所有権と言いたいところなのだが、日本と海外とではその定義の差異から日本では間違いになる。逆に、特許権と言ってしまうと工業所有権の色彩が強くなり、著作権などの所謂「知的財産所有権」は見落とされがちになる<注・1>。何とも専門用語の定義から始めなければ一般読者には理解出来ない世界に違いない。それを主役にするという勇敢さにまず脱帽。しかもその困難な試みを見事に達成してる才能に拍手。また、一般的に特許権問題は訴訟になって初めて衆目の知るところとなるため訴訟が一般的と誤解されがちだが、その根底には人間の信頼関係という重要な要素が介在しており、当事者間での話し合いでも解決しうるし、むしろそうした方が互いに利益に成る場合もあるという著者の姿勢にも好感が持てる。将来的にその重要度を増す特許権(知的財産所有権)問題をもっと普及させるためにもシリーズ化して欲しい作品系譜ですね。
紙の本
さすがこのミス大賞!
2023/11/23 13:42
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はさみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
このミステリーがすごい大賞はやはり面白い。その中でも弁理士というニッチな職業にフォーカスしているだけあって新しい視点で物事が進み、面白いと感じた。
紙の本
お仕事ものに外れなし
2023/08/14 18:04
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:qima - この投稿者のレビュー一覧を見る
弁理士という特殊なお仕事、エンジニアさんによる最新技術の話。とにかく、おもしろい要素しかありません。文章もテンポがいいし、続刊も絶対読みます。
紙の本
弁理士を主人公として
2023/02/19 16:10
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
少し難しい内容を含んでいるが、面白い小説だ。特許権や商標権など知的財産の専門家・弁理士を主人公にしている。知的財産権について詳しくないが、その権利の必要性や重要性が、物語の展開の中で理解しやすくなる。シリーズ化されると、知的財産権の理解が深まる。
投稿元:
レビューを見る
特許に係る係争をテーマとした小説。裁判ものとはまた違って、特許ならではの闘いがあって面白い。今作ではVTuberがその動きを記録するためのシステムに関する特許が争われます。
実際のところは難しい法律などがあるのかと思いますが、解説によるとそういった難しいところは削られて、エンタメ仕様になっているようです。よくできた小説です。
投稿元:
レビューを見る
難しい!面白い!難しい!やっぱり面白い!
これが素直な感想。リーガルミステリが好きだと一度は特許権が題材になっている話を読んだり、映画やドラマで見たりするけど、この本は本気の領域でした。
続編も読みたいと面白います!
投稿元:
レビューを見る
著者が大学の先輩ということで購入、面白かった。
弁理士の職業は全く知らなかったが、とても読みやすくテンポの良い物語でよかった。
導入部の文章が少しまどろっこしくて、スッと入ってこなかった。
相棒の弁護士が主人公よりもキャラ立ちしてみえたのが惜しく感じた。
次作も読もうと思う。
投稿元:
レビューを見る
さすが「このミステリーがすごい!」大賞作品!面白くて一気に読んじゃいました。弁理士?特許?普段馴染みのない言葉だけど設定が面白くてキャラクターも魅力的でした!
投稿元:
レビューを見る
弁理士って知的財産に特化した法律家だよね、程度の認識でしたが、主人公の大鳳未来は何かアグレッシブな正義の味方の悪徳弁理士風。
始めはVTuberの何が特許侵害?と話の筋が上手く掴めなくて戸惑いましたが、なるほど特許ってこうした世界でも睨みが効くのね、と勉強した気分。
敵役にもうちょっと知財のプロがいないのか?とか、かき回しただけでその後消息不明の薄雲鷹介を絞めてやりたい、とか、結構のめり込んで突っ込みを入れながら楽しく読みました。
天野川トリィが仮想現実じゃなくてもスーパー過ぎなのと、容赦なさそうなキャラクターで活躍を今か今かと楽しみにしていた事務所のパートナー、桃愁林弁護士が現場に登場しなかったことの二つが、個人的にはちょっと惜しい。
投稿元:
レビューを見る
面白いのと読みやすいのとで一気に読んだ。助っ人が都合よくどんどん出てくるのは、ちょっと安易な感じがするが、スピード感があって、ぐいぐい引き込まれる。
投稿元:
レビューを見る
このミスが久しぶりに読みたくなったので。
特許&弁理士はなかなか本ではお目にかからないなぁ。解決の仕方が独特で、勧善懲悪ゥ!被害者には一片の非もありません!と言うわけではないのもまた面白い。むしろクロ。どう言う事情であれ法的にはクロな状況どうする?しかも穏やかに解決するのは。と言うなかなかなミッションは面白いと思う。主人公も破天荒タイプで鋼メンタルで、とっつきにくい特許の世界をブルドーザーの如く整地していくのは読んでいて悪い気はしない。ただ読んでると説明や言い回しがもう少し欲しいとこもあり、全体的に軽い仕上がりになってる気がする。
どうしてこの道進んだのかとか、パートナーとの出会いとか、その辺はシリーズ化できたらやるんだろうな。
投稿元:
レビューを見る
星4.4
このミス作品は当たり外れ(自分に合っているか否か)があるのですが、今回は当たりでした。
※「元彼の〜」より好きです。
評価を5つ星にしてもよかったけど、
きっと好き嫌いがあるだろうなということで、
少し日和って4つです。
スピード感について来れて、
正攻法でなく絡めて手もありという人は
是非読んでください
投稿元:
レビューを見る
知財や弁理士の仕事は普通の人にはとっつきにくいため、知財の重要性を認識するためミステリーにしたのは作者の慧眼だと思う。
ただ、違法スレスレの手口や主人公たちの行き過ぎた行動主義は、弁理士の仕事に誤った先入観を与えるおそれがある。また、黒幕も途中で予想できる点で読後の爽快感はあまり感じられなかった。そのため、3評価とした。
次回作での挽回を期待したい。
投稿元:
レビューを見る
大賞作とのこと、期待が大きすぎるかな。読みやすいし、スピード感はある。パートナーとの連携がもう少しあればいいのに。私がYoutubeを見ないので、余計に心が寄せられていかないのか、でも
Vtuberを知れたし、仕組みをしれて知識が増えた。