事件現場はロマンスに満ちている みんなのレビュー

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投稿者：黄梅　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

このところ続いたロックハートものでなく、市井の警察官と日系青年小説家の話。著者お得意のミステリー要素、また主人公もサスペンス小説好きと、細かい設定が楽しいです。いつもと違ってひねくれ気味の主人公もよかった。あと少女趣味女装。ボンテージやゴスでなくフリフリ女装なのが結構好きです。

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投稿者：おはな　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

電子化されるのを楽しみにしてた。
二本立て。どちらも主人公の雨音が事件に遭遇し、刑事のワイアットと絡み仲を深めていく、神香うらら先生の安定の作品。
雨音は、ロマンス作家でホワイトハッカーで女装癖かあり潔癖症で接触恐怖症。
ワイアットは懐が広く鷹揚で、雨音の全てを受け止める人格者。
そんなワイアットは容姿も格好いい！表紙のワイアットは特に素敵で、ずっと見ていられる！

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投稿者：なつゆき　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

主人公はロマンス作家にしてホワイトハッカー、更に女装癖ありで接触恐怖症、潔癖症で、本人もめんどくさい性格と自覚している、そんなめんどくさい、女を拗らせたような受けと、裏表のないシンプルな性格しかし単細胞ではない、懐の広い男とあとがきにあるようにロマンス小説に出てくるタフガイぽい攻めの恋のお話し。
作者買いをしたがやっぱり正解だった。ハズレないなあ。

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投稿者：やじやじ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ネタバレあり

警察官と日系青年小説家（＆ホワイトハッカー）
事件がらみの恋物語は作者さんの王道ですね。
今作は主人公の雨音がかなり拗らせ気味な感じ
ネガティブがぐるりと回って変な具合になっている。
ロマンス作家でゲイで女装趣味があって、
接触恐怖症と潔癖症とてんこ盛り状態です。
そこを 気にせず（ある意味踏み越えて）ぐいぐいくるワイアット
ぐいぐい来るけど結構気配りをして雨音に接するのは心地良い
で、何か色々踏み潰して致してしまうあたりは、作者さんの力業を見せられた感じです。
（色々ふっとばしてまずそこからか！みたいな）
ワイアットはお気遣いと優しさを見せながら、
最後は囲い込みの策士な感じを見せていて雨音もそこにはまっているみたいだし
なかなか良いカップルではないかと納得して読み終わりました。

☆3.5