紙の本
映画も良かった
2023/08/23 22:15
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投稿者:マンゴスチン - この投稿者のレビュー一覧を見る
映画を先に観て、視点の移り変わりが小説チックだなぁと思ってたけどまさにそれ。
話せば分かるのは確かにそうかもしれないが、じゃあ実際全部話せるとは限らないし、切なくて現実的で細かく作り込まれていて好き。
やはり映画への理解はノベライズも読んでこそ深まる。
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これはおもしろい
2024/03/06 10:58
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投稿者:Jung - この投稿者のレビュー一覧を見る
実におもしろいストーリーでした。あっという間に読めちゃいました。映画にもなってますので、是非観てみたいところです。
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怪物が棲むこころ
2023/05/20 10:48
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投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
この物語で、何を描きたかったのかを考えながら、そして振り返る。主な登場人物たちの思いは、それぞれ自分を中心に生じるのだが、それは当然のことだ。ただその思いが、伝えたい相手に伝えられないか、伝えてよいのかわからないのか、もどかしい状況がある。怪物は心の中に棲んでいる。それから逃れようと、多くの人がもがき苦しんでいた。
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怪物がたくさん。
2023/06/06 15:05
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投稿者:ももじろう - この投稿者のレビュー一覧を見る
映画を観る前に原作を読みたくて購入しました。
自身、是枝監督のファンなので、
映画でどのように演出されていくのか、非常に楽しみです。
けれども、他の映画と同じく、多分原作は超えられないんじゃ無いかなぁ、と予想しています。
人間って、誰もが「怪物」になり得るのですね。
あらためて実感しました。
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何がいいのかわからない
2023/07/08 13:16
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投稿者:ランディ・B/M - この投稿者のレビュー一覧を見る
カンヌ映画祭で話題になったので、映画を見ずに読んでみたが、何がいいのかよくわからないというのが正直な感想。登場する親、先生、子供の視点の3部構成で、最後の子供の視点が謎解きのような感じというのは面白いと思ったが、あの校長はどうだったのか、最後にどうなったのか、よくわからず、もやもや感だけ残った。
いじめと、LGBTQや思春期の目覚めが問題を大きくした怪物??
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観たい映画のノベライズだったので思わず購入した。
ネタバレになるので書かないがそういうことかと少しガッカリした。3.1
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Amazonの紹介より
怪物”とは一体だれなのか。その正体とは……!?
日本を代表するストーリーテラー・坂元裕二(脚本/『花束みたいな恋をした』)と映像作家・是枝裕和(監督/『万引き家族』)が初めてタッグを組んで描いた圧巻の人間ドラマ、映画『怪物』。
いよいよ6月2日(金)に劇場公開されます。
それに先駆けて、完全ノベライズ版が登場。
坂元×是枝の“物語”を存分に小説で味わうことができます。
映画予告編から、気になっていたので、映画より先にノベライズ版を読んでみました。
先に書いときますが、スッキリとした気持ちにはなりません。「え?ここで終わり?」という結末なので、何ともモヤモヤ感の残る余韻でした。
「怪物」という正体も、はっきり明言せず、なんとなく・・かな?といった感じなので、ちょっと腑に落ちない気持ちになりました。
題名や予告編から察するにゾクゾクとした恐怖モノかと思いましたが、群像劇でイジメを皮切りにそれぞれの心情が交錯する物語に色んな感情が渦巻きました。
最初は子供の母親、次は先生、子供など章ごとに視点が変わっていきます。なので、同じ出来事でも、視点によって相手に対する印象が変わる面白さがありました。
様々な「嘘」によって、終始歯車が噛み合わない展開にもどかしさ・やるせなさを感じました。
特に先生が可哀想と思ってしまいました。母親の視点では悪い印象だったのに、先生本人のパートでは印象がガラッと変わり、悲劇の主人公といったポジションになり、しまいには・・となることに、切なすぎると思いました。
子供を想う母親、生徒のために奔走する先生、世間体を気にする学校、そして子供の気持ち。同じ出来事なのに、三者三様、それぞれのパートによって、印象が全然違うので、理解すること、理解させることの難しさを感じました。
咄嗟の判断が、色々な誤解を招き、そして事態を悪化させていく。この作品では、パートが変わっていくうちに、見えなかった真実が明らかになるのですが、結果的に「怪物」の正体は、ハッキリとは描かれていません。なので、個人的な解釈で書こうと思います。
心に潜む「怪物」。それは誰しも潜んでいるかと思います。
自分を守るために発した一言が、周囲の人生をも狂わせるかもしれません。周囲から変な人と思われているかもしれませんが、本人にとっては、至って正常化もしれません。
お互いが、どう共存し、どう理解していくのか。しっかりと話し合わないといけないなと感じました。
周囲の情報だけで、その人を印象付けるのではなく、しっかりと本人と向き合っていかないといけないとも思いました。
結局、結末は中途半端な終わり方のような印象でしたが、この先、それぞれの登場人物が、良い方向へ向かうことを願いたいです。
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起こっている出来事は同じなのに、母親、教師、子供と視点を変えて見ると、それぞれの事実は全く異なっている。子供の奇行には本人なりの意味があり、それを周りの大人が誤った解釈で事を大きくしてしまったような。面白くないわけじゃないんだけど、そもそも怪物って?よく分からなかった。
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読みやすかったし、先が気になり一気に読んだ。
希望がありそうな雰囲気の終わり方…ではあったけど、状況を考えるとそれは難しい気がする。
起こっている出来事を理解しようと努めていた保科先生が可哀想だった。報われてほしい。
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映画で監督脚本音楽、そして出演者、ものすごく話題の作品と聞いて、期待して購入。
たくさんと視点で書かれているけど最後まとまりがなく、え?これで終わり?な感じです。
映画を見るつもりにもならなかったし、人におすすめもしません。
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ノベライズなので、ビジュアルをイメージしやすく、描写も直接的なので読みやすく、そういったことも相まって素直に面白いと感じました。
是枝監督のインタビューによれば、ラストシーンの編集には試行錯誤や工夫があったようで、確かに、最後のオチの出来が読後(というか鑑賞後)の印象に影響するなあと。
しかし、散りばめられた”怪物”的要素の一つがそこにもあった、というのは読んでいて驚きましたし、今の時代に旬なテーマではあるけれどなかなか切れ味があります。
さてさて、映画を観にいかないまでも配信されたら観てみたいものです。坂本龍一の音楽も!
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最初から引き込まれたけど、なーんだ、結局それだけか
って安直な感じで終わってしまった
段々伏線回収されてくのが面白かったけど、それにしても保利セン、いくら無実とはいえ受け答え下手すぎるだろ、、、と思ったり、、
伏見がイカれてるのも、湊と依里とも関係なさそうだったし、、、
豚の脳という言葉の面白さから買ったけど結局ここは重大なキーワードではなかった感じ
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もっと簡単な話かと思ってたら問題は深いところにあって、いろんな人の視点で真実は変わるよね、という話
タイトルと「かいぶつだ〜れだ?」でホラーかと身構えてたけど全然そんなことはない、しいて言えば校長が恐ろしい 結局校長はどうなのか明らかにならないし、何一つ問題は解決していない気もするけど是枝作品ってこんな感じで終わりがち
しっかりと結末を提示してほしいタイプの人はちょっと苦手かも?ジャンル的には問題提起、社会派、人間ドラマ
映画観たらまた感想変わりそう
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一気に読みおわり。完璧な終わり方は ないよなぁ〜というのが 正直な感想。映画だからか なんとなく映像が浮かんでしまって 映画を見て 答え合わせかな?
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序盤は、なんだか胸糞の悪い感じで終わるのかな?とモヤモヤしながら読み進めました。が、章によって立場が変わり、登場人物それぞれの思いを、知ることができたことで、理解できなかった言動が理解できたりと、スッキリしていきました。
本人の思いと周りの捉え方が、これほど捻れてしまうこともあるんだ、と驚きましたが、特に子どもたちの世界は大人が介入しきれない部分が多く、大人は大きな勘違いをして接していることもあるんだろうな、と考えさせられました。
評価イマイチですが私は面白かったです!