紙の本
ポパイに連載されている村上さんのTシャツコレクション
2023/06/26 16:46
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投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
今回は書籍化にあたり公開していなかったニューフェースも登場します。海外で暮らしていた時に古着屋で購入したものや、本を出版する際に販促で作ったもの、マラソンを完走した時に貰ったノベルティー等々です。
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つまらなくはないが、本当にファンブックという内容。Tシャツ欲しくなるという点が良かった。さすがにこれで1000円は高い気がするなぁ。
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新聞広告が出る前にたまたま書店によって見つけて購入。即読了。もったいないけどまあいいや。しかしまあよくもこれだけTシャツが・・・やっぱり一番笑ったのは「村上トライアスロン」のTシャツ。僕も一瞬趣味が高じて主催までしているのか、この人は、とほんの一瞬思いました。新潟県村上市でしたね。村上出身のかわいい子がいたような。でも2ドルとかって安すぎないかなあ。僕もどっかのお店でそこにしかないTシャツだとつい買ってしまうことがある。2000円そこそこはするけどな。ハンバーガーはバーガーキングのワッパーが一番だと思っていたけど、5年ほど前に初めて食べた三瓶バーガーがもう断然おいしくて、Tシャツも買ってしまった。アディダスのバッタもんみたいなんだけど。犬山モンキーセンターでもマハレのチンパンジーが図柄になったTシャツを買った。割りとオシャレ。今でも着ている。アメリカの高校にいたとき、着ていたTシャツに何かメッセージが書いてあって、廊下で(たぶん日本で言う生徒指導部の)先生に捕まえられて、じろじろ見られた。怖かったなあ。すぐ釈放されたけど。それから、日本の友だちの土産にとフリーマーケットでTシャツをどっさり買って帰った。なんかでも、シャツにベタっと図柄がはりつけてあって、何回か洗濯するとはがれてくるんだよな。残念なTシャツでした。社員旅行でハワイに連れて行ってもらったときに動物園に入ってそこでもTシャツを土産に買って来た。自分用にも買って来て、それはまだ着ているなあ。20年以上前だと思うけど。つれあいはとっくに捨てている。それから、ミュンヘンのドイツミュージアムでも科学者のイラストと名前の載ったTシャツを買った。結局着る機会もなくタンスの中で眠っていたらすっかり黄ばんでしまった。残念。まあなんかTシャツだけで結構楽しめました。
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村上春樹さんらしいTシャツ愛に満ちたエッセイ。
小説とは違ってほのぼのしていて好きです。
Tシャツにまつわる各エピソードが面白い。
小説や映画になったトニー滝谷は、マウイ島で約1ドルで買ったトニータキタニTシャツから発想して生まれたとか。
いくつになっても短パン、Tシャツが似合うシャープな大人になりたいそうです。そこはマネしたいですね。ウィスキーはラフロイグをトゥワイスアップで飲む。
ジムビームのハイボールが最近のお気に入りとか。
色々参考になりました。
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気楽なエッセイ。
朝日堂とかのシリーズほど面白おかしくはなく、いい感じにゆるく、のんびりした夏の日陰の雑談というような雰囲気。
世の中にはいろんなTシャツがあるんですねー。
ダンスダンスダンスとカフカのTシャツ欲しいなぁ。
そういえばUNIQLOにも春樹さんのTシャツあるよね。
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村上Tのこだわりの基準やTシャツ愛が伝わってきます。
かわいいTシャツが写真でたくさん載ってて楽しいし、エッセイなので気楽に読めました
改めてジャンル分けするとTシャツっておもしろい。たくさん集めたくなりました!
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トボケた味はひがたのしい
ぼくは村上春樹の小説はあまり読まないのだけど、エッセーは『村上朝日堂はいかにして鍛えられたか』から好きで、これも書店でたまたま見つけて、おっと思って買ってきた。
やっぱりおもしろい。真面目に素でフザケてるといふか、さういふのがとてもうまい方だなといつも感心する。村上さんは『シドニー!』の時に文章の書きかたがわかったといつかどこかで書いてたけど、さうかもなと思ふぐらゐには、上達したエッセーだったな。
またかういふのは書いてほしい。小説はわからないけど。
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わはは。日曜の午前中に、こういうエッセイをペラペラ読めるのは幸せだなと感じた。笑
村上春樹が自分の持ってるTシャツについてひたすら語るだけの本なんだけど、謎に満足度が高い。まえがきからにやにやしてしまう。
「ものを集めるということにそれほど興味があるわけではないのだけれど、いろんなものがついつい「集まってしまう」というのが、僕の人生のひとつのモチーフであるみたいだ。」
もう1ページ目の1行目から村上春樹すぎる、かっこええわ。Tシャツが可愛いのはもちろんなんだけど、村上春樹の人生経験というか、いろんな国に行ってそこでの暮らしを楽しんで、すごい人たちにたくさん会ってて、外国の本屋さんで声をかけられてサインを求められるような人なんだなと、改めてすげえなと思う。来世は村上春樹になりたい。Tシャツで過ごせるから作家はラクですね、ハハ、みたいなこと言いたい。笑 3日くらいずっとレコード屋いました、まあ暇なんですよね、ハハ、みたいなことも言いたい。笑
ブックオフでフラッと買った1冊だけど(700円もした)、面白かった。村上春樹すきだ。
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村上春樹が愛してやまないTシャツ。倉庫いっぱいに『つい集まってしまった…』と語るTシャツにまつわるエッセイ。
そもそもコレクションって、ひとつふたつの段階で『さぁ、これから集めるぞ!』とはならない。いつの間にか…、知ら知らずのうちに…、集まったものを虫干しを兼ねて開帳したり、棚に並べたりしてみて『こんなに集まってたのか…じゃあ、集めちゃえ!』となるのが常では。兎にも角にも『集積』のなせる技。
僕の手ぬぐい集めもしかり。手ぬぐい飾り用の額を購入。額装してみれば中々ええやん!となり、ほぼ毎月取っ替えをしだして6年余り。またそれをSNS
に投稿。それが今やネット購入だけには飽き足らず遠出した際には手ぬぐいを物色するまでに発展。
話を本線に戻し、村上春樹のTシャツコレクションの基準はあくまでも価格。古着屋で1ドル99セント(約160円)までというマイルールを設けて買ったTシャツに加え、数多のノベルティTシャツ(恥ずかくて未着用の自身の作品の販促Tシャツも含め)など、1枚のTシャツの向こうに広がる思い出・エピソードを交え語られた、実に肩の凝らないエッセイ。
写真も多く、あっという間に読めちゃいそうなのでハードカバーの1,800円は見送り、文庫本化を待って950円(それでも税込で1,045円⁈)で購入。
長年、村上作品を読みながら知らなかったエピソードを本書で知る。マウイ島で買った『TONY TAKITANI』と印字されたTシャツ。はたして、どんな人物なのか?を想像して書いたのが小説『トニー滝谷』。この短編は映画化までされ、村上春樹自身『たった1ドルで、これまで行なったあらゆる投資の中で最良のものだった』と語る。
ちなみにこの『トニー滝谷』は短編集〈レキシントンの幽霊〉に収録。現実的で物悲しく短編とは思えない、驚嘆すべき想像力で書かれた読み応えのありありの小説。
余談だけど… 村上春樹短編マイベスト5は
◉午後の最後の芝生
◉土の中の彼女の小さな犬
◉日々移動する腎臓のかたちをした石
◉沈黙
◉トニー滝谷
そうだそうだ、村上春樹ってエッセイでは比喩を多用しませんなぁ。『25メートル・プール一杯分のビールを飲み干した』に代表される、時にユーモラスに、時にキザ、時に状況を簡潔に言い表し、時に煙に巻く…専売特許的比喩は、あくまでも小説の商材用なのか…。オープン戦では伝家の宝刀のフォークボールを投げないクローザーみたいに…村上春樹の代わりに書いてみました。
久々に読んだ村上春樹のエッセイは、Tシャツより文体が気になり、マイベスト短編5編を選んだり、蛇行に継ぐ蛇行を経た小一時間の読書タイムでありました。
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村上春樹さんのコレクションを見てもしょうがないよね…と何度も素通りしたけど、文庫本になってついに衝動買いをしてしまった。
村上春樹さんのファンなら読んで損はない一冊。
ただのTシャツも、村上春樹さんの文章が添えられるだけで輝きを増すのは不思議。
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村上さんが個人的に気に入っている古いTシャツの写真を撮ってそれについて村上さんが説明している。Tシャツの写真もステキだし文章も面白い。私もTシャツは好きなので興味深く楽しく読ませて頂いた。
「なるほど」「へぇー」「そうなんだ」と思ったこと
・別に集めようと思っていたわけじゃないけどすてきだなと思って買っているうちに数が増えてしまった。
・夏はほとんどTシャツにショートパンツ。
・素敵なんだけど人目を引きたくないので着られないTシャツがある。
・「〝TONY” TAKITANI」のTシャツから『トニー滝谷』という小説が生まれた。
・動物柄Tシャツは、「わあ、かわいい」と女の人達に言われたくて着ているような居心地の悪さがあり、実際に着ることはあまりない。
・ロックのコンサートに行くと、けっこうTシャツを買ってしまう。
・無地のTシャツに次いでよく着るのは、何を意味しているのかよくわからないレタリングだけのTシャツ。
・企業の販促Tシャツを着て、けっこう「街のサンドイッチマン」をやっている。
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外国諸国で生きていく知恵が得られる
Tシャツって60年代の若者の自己主張のためのものだったのかあ、とTシャツへの見方が変わる本
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tシャツコレクション
こんなふうに好きなこと、極めて語れるくらいの大人になりたい
意外とよくなくゆるく生きてるんだなとか思ったり
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再読。ただ自然にたまってしまったTシャツの写真を撮り、それについての短い文章を書いただけの本なのに、なぜか味わえちゃうんだよな。もちろん村上春樹さんのファンですが、それが何か?