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投稿者:イシカミハサミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
これはこのシリーズでないと味わえない構成で、
このシリーズでないと成り立たないストーリー。
このシリーズの黒幕になるのかもしれない名前も登場。
いよいよ終盤かな。
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【美男美女のあり得ない心中は幽霊の仕業か化け物か】大川の小舟で発見された心中死体は、別々の事件で死んだはずの二人だった。洗い直すと怪しいことばかり。次々に起こる怪異の行方は?
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見とれてしまう程の美しい心中があがる。その女性は死んだはずの芸者小菊⁈
背後にある色々な事件と対照的な2人の純粋で悲しい心中
根岸肥前守は2人の骨を海へ放ちます
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怪しさ満点の謎が謎よぶ展開。最後に上手くまとめて、ほろりとさせられる。読書で上質な時間を過ごさせて貰った。
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筆が早いのだろうか?
風野真知雄さんは多作だ。
今回は長いシリーズの根岸肥前の守こと、赤鬼奉行。
長いシリーズだけに、内与力とでも言うのか、奉行直属の腕利きの同心たち、個性豊かな岡っ引きたちの大活躍だ。
風野さんの作品群は、実に優しい眼差しが存在する。
そして話の展開が粋だ。
今回美男美女の心中事件を中心に、取り込み詐欺や、死んでいるはずの男女が再び死んだとあって、江戸っ子の目も集めるし事件としては謎多き華やかな事件。
毎回のことながら、堪能させてくれる。
そうそう、、、「別のシリーズ」で初めての女孫にメロメロの元目付け「愛坂桃太郎」が現役で登場するのも興味深い!
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耳袋秘帖シリーズ「南町奉行」編・第七弾。
早朝の鉄砲洲で小舟の中に、美男美女の心中死体が発見されますが、二人は別々の事件で既に死んでいるはずで・・。
今回は、“既に死んでいるはずの男女の心中死体”という、メインの謎を軸に、怪しい雪駄屋と旗本屋敷前に点々と現れる片足だけの足跡の件、楽翁(松平定信)様の骨董仲間の商人が飼っている亀が狙われている件、喧嘩をした占い師がお互いの死期を予言し、片方がその通りに死んでしまう件・・といった、サブエピソードでつないでいく展開です。
とりま、いつもの“チーム根岸”の面々が集めた情報を元に、根岸奉行が謎を解くの安定の流れでございます。
雪駄の事件では、凶四郎の彼女で川柳の師匠・よし乃さんもいい仕事していましたね。
そして、今回“いたずら”がちょっと過ぎた楽翁様ですが、このシリーズの楽翁様は面倒くさいところはありますが、なんか憎めない茶目っ気があります。
因みに、この巻で登場した目付の愛坂桃太郎は、同著者の別シリーズのメインキャラ(若い頃)のようで、私は風野さんのシリーズものは大概押さえているのですが、“わるじいシリーズ”は手をつけてなかったので、今度読んでみようかな・・と思った次第です。
てな感じで、今回もユルく楽しめる一冊でございました。
個人的に、この時期から年末にかけて忙しくて本を読む時間がなかなか取れない(けど読みたい!)時にピッタシ!って感じです。
・・・ですが、実は次に超超ヴォリューム本が控えているんですよね~。(図書館の予約の関係で、今読まねば。という事情・・)さて、そちらに取りかかるとしますか!