紙の本
結婚してもそれぞれの道へ
2023/09/30 13:48
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投稿者:Ken - この投稿者のレビュー一覧を見る
桜子と小隆太は、「花びらを纏った娘」「チョキ舟を漕ぐ父と娘」の二枚の絵とともに1年半ぶりに江戸へ戻る。久しぶりに道場での稽古をみた老道場主立秋は、修羅場をくぐり変貌を遂げた子隆太の棒術に違和感を覚える。一方子隆太も自分の変貌から棒術道場は継げないと悟る。そんな中魚河岸の老舗が目論む異国交易に興味を持ち、手伝う決意を」する。桜子も結婚後船頭に戻るか苦悩する。二人の挙式には、二枚の絵が飾られ評判となる。二人は固い絆に結ばれながら、桜子は女船頭、子隆太は異国交易とそれぞれの夢へと歩き出した。
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【世界の広さを知った桜子が下す結論とは。シリーズ完結!】二枚の絵の数奇な運命に沸き、情報を欲する江戸の人々。世界の広さを知った娘船頭・桜子はどんな結論を出すのか? シリーズ完結!
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二枚の絵から始まった物語が最後もほぼ絵の話で終わってしまった。
オランダの絵師と絵が実在したのかどうか、検索を重ねたが見つけることは出来なかった。実在しないとすると、これだけ作者が絵に拘ったのは何故だろうか?
棒術を極めた小龍太と桜子だが、棒術の世界から足を洗って貿易と女船頭が終着点だったようだ。剣豪物語・人情物語でも無い、不思議な物語だった。
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内容(ブックデータベースより)
波乱万丈の旅を経て
新しい生き方を探す桜子と小龍太。
魚河岸の老舗・江の浦屋5代目が仕掛ける異国交易の仕事の
未来と大きさに惹かれる小龍太。
小龍太との祝言を前に、船頭の道を進むべきか悩む桜子。
そんな中、オランダ人画家コウエルの「二枚の絵」が
それを見た人々を少しずつ変えてゆく-―
早朝の柳橋・神木三本桜に願うのは、大きな儲けか、夢の実現か。
猪牙強盗の事件の謎の解明、そして
未来への希望が詰まった最終巻。
令和5年9月20日~23日
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オランダ人画家の素描2枚。
桜子の幼い頃の祈りの様子。父親との楽しい船。
思い出は現在につながり、はるかな時間の旅の果てに、新しい道が開けてくる。
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なんか終わり方がよくわかりませんでした。
結局 桜子の絵の展示代や錦絵の売り上げは
オランダにコウレルの絵を展示するために使われてたんでしょうか?
それはその前の 皆さんの願いを叶える手伝いをいたします
とどう結びつくんでしょう?
なんか どうやって終わったらいいか 作者もわからなくなったのかな?
と思いました。
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シリーズ完結、打ち切り連載漫画のよになった
二枚の絵にまつわる意味ありげな物語、最終巻
も拘り続けたが読者には伝わらない一人上手w
棒術で結ばれた小龍太と桜子なのに、夫は棒術
流派からズレたため貿易にまい進するが、女房
は女船頭を極める方向・・・長崎に逃げた話も
カルカッタまで流れた話も漠然とした説明で終
わるが・・・江戸にいても大丈夫だろうな
古着屋総兵衛要素も出してくる、昨今多用して
飽きてきた瓦版要素、写楽や弟子が出るに至っ
ては大物を出せば話が伸ばせる佐伯泰英先生の
老耄からくる作品作りで残念、過去最低記録
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あれほど面白かった佐伯泰英氏も衰える。悲しい事だが仕方がないことなのか。
さすがにもう氏の新作を読むことはないだろう。