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みんなのレビュー9件

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紙の本

本を語りながら自身を語る

2023/11/07 16:24

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る

恒例の芥川賞受賞作の全文掲載があった「文藝春秋」の2023年9月特別号。
 話題となった市川沙央さんの受賞作「ハンチバック」よりも先に読んだのが
 沢木耕太郎さんの特別エッセイ「夢ノ町本通り」だった。
 長くはないそのエッセイで、
 自身の夢の商店街があるなら、新刊の書店と古書店があって欲しいと綴っていた。
 そんな素敵なエッセイを巻頭において、
 これまでのブック・エッセイを集めた本が出た。
 タイトルも『夢ノ町本通り』そのまま。
 そして、ここには沢木さんの本への思いが並んでいる。

 ブック・エッセイといっても、
 それこそ本や書店のことを綴ったエッセイもあれば、
 作家論のもの、書評のもの、文庫解説と形はさまざまだ。
 沢木さんのように長い間文筆稼業に携わってきた人でも
 「自分の非力を感じながら苦しい思いで書かなければならない本」もあるようで、
 やはりそんな時の文章は熱量がさがっているように感じる。
 沢木耕太郎というノンフィクション作家の魅力は
 彼の持つ熱量と強く結びついていて、
 沢木さん自身が光源となっている作品ほど熱量が高く、読者に強く届く。

 このブック・エッセイでいえば、
 山本周五郎さんの短編アンソロジー集に書いたエッセイの数々はいい。
 これこそ沢木さんの文章だといえる。
 文庫解説に近いエッセイだから、もちろんそこには山本周五郎を描いて過不足ないし、
 何よりもその文章には沢木さん自身が存在する。
 「夢ノ町本通り」を歩いている沢木さんは、やはり颯爽として、書店の扉を開いている。

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2023/09/05 20:29

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2023/10/18 11:23

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2024/05/25 22:19

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