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レビューアーランキング
先月(2017年8月)

クリームさんのレビュー一覧

投稿者:クリーム

12 件中 1 件~ 12 件を表示

紙の本命売ります

2002/06/13 17:43

痛快です

10人中、9人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 主人公が、「自分の命を売ります」と新聞広告を出すことから物語ははじまります。三島といえば、どうしても重たいイメージを浮かべがちかもしれませんが、いいえ、これは違うのです。 
 さて、次々と命の買い手は現れるのですが、命の売買契約はなかなか果たされません。そこでこの買い手のキャラクターがことごとく面白い! 次は一体どんな人が登場するのだろう? 主人公の命は誰の手に? ドキドキしながらページをめくってしまいます。 
 そんなわけで、「三島の書いた痛快ハードボイルドアクション」と名付けたいこの作品。小難しくもなく、読みやすいから、おススメです。
 

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理系標準問題集生物

2002/06/14 10:17

国立2次試験対策にオススメ

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 大森先生の生物問題集。大学受験の参考書・問題集は数多くあるけれど、生物に関するものは他の科目と比べて少ないように感じる。理系で生物を選択する生徒が少ないとの理由もあるんだろうけど…。
 そんな中で、この問題集はイチオシです。理系標準ということで、レベルは高めになっているけれど、大森先生の解説が付いているので、大変分かりやすい。大森先生のポイントの押さえ方は、参考書に於いても、この問題集に於いても的を得ており、最高です。 

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紙の本暗黒童話

2004/06/15 17:49

本気で怖いです

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 乙一さんと言えば、短編というイメージがありますが、この「暗黒童話」は長編です。長編であるからか…読めば読むほど恐怖が募ってゆきます。
 童話と現実がうまく錯綜し、恐怖に磨きがかかります。しかも目がいじられるという描写に、読者は自分の目を突かれるような……そんな生々しい痛さを感じずにはいられないことでしょう。
 そして、読んでいるあいだ中、犯人が迫り来て捕まりそうな危機感に常に襲われます。私の場合は、この危機感から逃げ出したくて、読むことを止められなくなってしまいました。
 作者のあとがきでは、この作品のことをかなり駄作呼ばわりしていますが、とんでもない。これ以上の恐怖には、多くの人が耐えられないのではないでしょうか?

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紙の本コンセント

2002/06/07 13:01

精神をゆさぶられる

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 田口ランディの作品を読んだのはこれが始めて。恥ずかしながら、もちろん田口ランディがネットコラムニストであることや、エッセイを書いていたことなどもつゆ知らず。たまたま本屋で、その表紙に惹かれ出会ったのがこの作品。
 しかし、これが読んでビックリ。こんなに夢中になって読んだのは久しぶりというくらいに、作品の中に引き込まれてしまった。
 「引きこもり」はただの精神病の一種だという位にしか思っていなかったし、その人たちにとってこの世界がどんな風に映っているかなんて、考えてみたこともなかった。
「生き難い」からこそ、コンセントを抜くことによって、この世界との繋がりを断つ。それが生きる手段のひとつなんだ。 
 とにかく世界、人々の意識、全てが繋がっているという考え方が面白いし、スケールが大きい。
 そんなわけで素材が興味深い上に、田口ランディの表現力も素晴らしい。だからこそ、この本を読んでいる間、私は変に精神が昂ぶり、魂を揺さぶられている、そんな気さえしたのではないだろうか。 
 

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紙の本沈黙 新装版

2002/06/07 12:13

”救い”はないのか

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 「信じる者は救われる」というフレーズを知っている人は多いだろう。しかしこの作品には、全身全霊をかけて信じても救われない人々の姿が、淡々と描かれてゆく。
 ひたすらに神を信じ、拷問にかけられてゆくキリシタンたち。しかし神は救いの手をさしのべない、沈黙を続けたままなのである。
 なぜここまで信じることができるのだろう? 見返りを大前提とした「神頼み」などというものは信じるということではないんだなぁ。ということを教えられた気がした。
 ただ信じるということの難しさ、そしてその意味、考えさせられることの多い作品。
   

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紙の本おバカさん

2002/06/07 11:35

史上最強にいい人

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 遠藤周作の文章は、大抵読みやすいものが多い。なかでもこの「おバカさん」はその内容のせいもあるのかもしれないが、特に読みやすく感じる。
 題名の通り、「おバカさん」が登場するのであるが、彼は読んでいて「本当にバカだなぁ。お人好し過ぎるでしょう。」と思わずにはいられないようなことを次々と繰り広げてくれる。
 そこで以前、倫理の参考書に、イエス・キリストが「史上最強のいい人」と表現されていたのを思い出した。もしかすると、この「おバカさん」は、遠藤の描くイエス・キリストの姿のひとつだったのではないだろうか? そう考えるとただの読みやすいだけのお話ではなく、奥深いところに遠藤の思いがしっかりと根底に流れていることが感じられる。
 心が洗われるような気持ちになりたい、という人におススメの一冊。

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紙の本肩ごしの恋人

2002/05/31 13:30

ギクッとさせられます

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 いわゆる女であること、自分の美しさなどを使って世の中を渡って行くるり子と、毎日仕事をこなして完全に自立している萌のそれぞれの恋物語。
 「るり子みたいな女は、女の敵だ!」と叫ぶ人も少なくないであろう。しかし、るり子の行動の数々には私自身にもあてはまる節が多々あり、ギクッとさせられることが多かった。こっちの男がダメなら次はそっち、いつも誰かが傍に居てくれないと不安でしょうがない。寂しくなると誰彼かまわず、すがってしまう。るり子はそんなただの寂しがり屋な女性なのだ。
 こんな二人のラストは「女の幸せって何だろう?」と考えさせられるものである。一般的なハッピーエンドとは言えないながらも、なぜか「二人はそれぞれ幸せを見つけたんだなぁ」と納得させられるのが不思議に心地よい。
 男性にもぜひ読んで、女心を勉強してもらいたい一冊でもあった。 

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紙の本かりそめ

2002/06/13 18:10

かりそめという言葉

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 「かりそめ」なんて今となってはあまり使われる言葉ではないかもしれない。国語辞典などによると、おろそか、ちょっとしたこと、などという意味が並ぶ。しかし、この物語を読んだ後には「かりそめ」の意味を違ったように感じられるから不思議である。

 梓は家庭を持ちながら、やはり家庭を持つ主人公と不倫の関係を持つ。そんななか、梓が目の病気にかかっていることがわかる。「どうせこの世はかりそめだから」と語る梓。

 梓の生き方が、「かりそめ」という言葉にまさに当てはまる。かりそめだからこそ精一杯に命を燃やす、そんな梓の凛とした強さが、「かりそめ」という言葉にオーバーラップするのである。

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紙の本昨晩お会いしましょう

2002/06/03 10:56

刺激が強い!

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 目が点になりそうな程に、強烈な性的描写がすごい。通勤電車なんかで読んでいると、思わず周りの人の視線を気にしてしまう。
 読んでいて顔の赤らむようなそんな内容でありながらも、やはり田口ランディの文章のうまさが、読み手をしっかりと捉えて離さない。次第にそのあからさまな性的描写にも慣れてゆき、最後には痛快ささえも感じるようになるだろう。
 どの短編にも共通して言えることは、素材はそんなに明るいものではないということ。「満月」で主人公の女性が公衆の面前で元彼の足に「行かないでぇ」とばかりにしがみついて離さず、その元彼に殴られるなどという壮絶なシーンも出てくる。
 なかなか普通の生活を送っていたらちょっとありえなさそうな話の数々ではあるが、だからこそ新鮮であり、別世界を垣間見たような気になっておもしろいのかもしれない。 

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紙の本風花

2002/06/14 18:55

読むついでに映画も見て欲しい

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 物語は主人公が外資系の会社から解雇通告をされるところから始まる。このいきなりの解雇というのが、現代の世の中とマッチし過ぎていて、身近に思われると同時に、ちょっとブルーな気持ちで読書のスタートを切ることとなる。そして職を失った主人公と、風俗嬢という奇妙な二人の北海道旅行が始まってゆく。レンタカーで北海道のどこまでも続く道を走り続ける二人は、人生の出口を探しているかのようにも見えてくる。

 少し長い物語なので、途中少しダレてしまう感があるのは否めないが、最後まで読んでみて欲しい。

 特筆すべきは、この作品が映画になっているということ。小泉今日子と浅野忠信という豪華キャスティング。原作と少し違うところもあるが、その小さな違いを見つけて楽しむも良し、浅野忠信のかっこ良さに見とれるも良し、といった感じ。

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プラトニック・セックス

2002/06/14 10:44

凄まじき人生

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 飯島愛の私小説。「なんて凄まじい人生を歩いてきた人なのだろう。」と思わずにはいられない内容。読み終わった後には、あまりの彼女の波瀾万丈さに、飯島愛に対して尊敬の念のようなものまで抱くようになってしまうだろう。
 ただ、まぁ作家ではないのだから仕方がないといえばそれまでかもしれないが、言葉足らず、説明足らずな所が多々見受けられ、話がいきなりワープしてしまうのには少々面食らった。その代わりといっては何だが、文字が大きくて、そんなに分厚い本でもないので、サラッと読み切ってしまえる。
 あんまり考え込みたくない時の、軽い読書におススメ。

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紙の本プラナリア

2002/04/19 18:14

う〜ん

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 直木賞受賞ということで、期待に胸を膨らませ、ドキドキしながら読み始めた私でしたが、ひとつめのお話を読み終わる頃には、ゲンナリしてしまっていました。
 あまりにもやりきれない内容ではないですか。私としては主人公の女性と年齢も近く、サラリーマンをやっているわけで、毎日後ろ向きな気持ちになりそうなのを必死に抑えて生きてるわけです。きっとそういう人ってたくさんいると思います。そうやって、無理して前向きに生きようとしている人を、暗闇の中へと誘ってしまうようなお話だなぁ、って感じました。
 しかし、懲りない私は「きっとこの後に続くお話には救いが待っているに違いない」などと信じて読み進んだわけです。
 結果、そんな私の淡い期待はあっさりと裏切られ、最後の最後まで一貫してやりきれないストーリーが続いていき、とうとう読み終わってしまいました。
 私は山本さんに、「読者に何を伝えたかったのか」をぜひお聞きしたいという思いでいっぱいです。

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