マー君さんのレビュー一覧
投稿者:マー君

傷だらけのカミーユ
2016/11/19 20:24
カミーユシリーズ第3作
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最近人気のピエール・ルメトール作のカミーユシリーズ第3作
前作で結果としての友の裏切りにより裏切りにより最愛の妻を無くしたカミーユ。やっと立ち直った彼の前に現れたアンヌ。しかしそのアンヌががで強盗事件に巻き込まれ、又しても大きな怪我を負ってしまう。
犯人を捕らえようと奮闘するカミーユ。しかしそれは巧妙に仕組まれた罠だった。
結局カミーユとアンヌはどうなったのだろう。

はなとゆめ
2016/10/23 22:40
わたしのはな
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清少納言の物語。一条帝の中宮定子様に仕えた清少納言。彼女のはなである定子様につくす清少納言。朝廷の苛烈な権力争いの中はなとしてかがやき続ける定子様。定子様は清少納言のはなでありゆめであった。
冲方氏のはんなりとした文体が心地よい。

ドンナビアンカ
2016/06/09 19:00
ほのぼの
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誉田氏の作品には、ストベリーナイトやジウ等女性が主人公の作品がいくつかあるが、本作品はハードボイルドの範疇に入ると思うが少し癒されるというかほのぼのとしたハードボイルド。主人公の魚住久江と村瀬とを交互に描き、どちらが主人公なのかと思うが、その心理描写が秀逸

七つの会議
2016/06/05 17:35
自分の信じるもの
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池井戸氏の作品には自分の信じる道に進む主人公の葛藤、苦労が描かれている。
そんな立場に自分は置かれたくないが、置かれたときどうする?
一人ではないことが必要。
本作品は、解説にも書かれているが登場人物の生い立ちや私生活も描かれ、それとそれぞれの動きとの絡みも秀逸。
2016/04/24 17:36
二つの龍
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結子先生を奪った犯人を突き止めた竜哉。復讐のため自分を殺して欲しいと桐乃と対峙する。我孫子会に塁を及ぼさない為背中の紋を切り破門される。
イクオは金時計の男、北川警視総監のSPとなり、チャンスをうかがう。
美月は父の遺言を坊屋元総監から受け取る。
三者三様の動きが終結に進んで行く。

大人の流儀 正
2016/04/19 20:51
大人とはかくあるべし
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タイトルにひかれて買った本だが大当り。
大人の男とはどうあるべきか、かくあるべし。如何に格好つけるか。大人の男は格好よくなければならない。格好よくない男はおとなではない。
無人島に行く時にも持っていく本。無人島には誰もいないけれど。
2016/03/26 23:12
思考プロセス
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第1作が工場や生産プロセスのボトムネックを解決することを記していたが、今回はビジネスのボトムネック、根本課題を解決するための思考方法を説いた作品。わかりやすく説明してくれているので繰り返し読むべし。
2025/05/01 21:06
ローマによるインフラストラクチャー
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古代地中海の覇権を争ったカルタゴとローマ。ローマまでの高速道を築き寛容をもって治めた。インフラ工事はローマの政治の要であり、覇権をさせた肝か。
2025/04/29 17:47
次作が楽しみ
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第1作に続き本作品もロジックあるのみ。異色の作品だが引きずり込まれ一気読み。夾竹桃の花の話がアクセント。次作が楽しみです。
2025/04/29 17:32
音楽の力
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NHKの特番と共に読みました。あの日多くの人が不安にさいなまれていた中それを救ったのはあの日の音楽。その力には敬意を表するしかありません。
2025/02/13 21:34
日本司法の現実
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面白い。小説とは言え、かなり現実に近いのだと思う。作者は法律関係の人ではないと思うが、その取材力には頭が下がる。
2025/02/13 21:09
こんな旅行をしてみたい
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伊集院静氏の紀行文。作品中の場所のいくつかは訪れたことがるところだが、氏のような出会いや感動はほとんどない。氏はやはり自由人。
2024/12/27 22:42
確かに賢帝の世紀
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カエサルから始まり200年の時を経て完成に至ったローマ帝国
この時代のローマ皇帝は現代社会で言えば皇帝というより大統領。
2024/12/27 22:19
熱い思いが届かない
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爆弾犯の容疑者でありながら誰かに記憶を失わされたというスズキタゴサク。チャンスと思い舞い上がる所轄の刑事と巡査。容疑者を追い詰めようとする本庁特殊係。刻々と時は過ぎ爆弾で多くの犠牲者が。自分の仲間が。それでも思いは届かない。