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もちおさんのレビュー一覧

投稿者:もちお

254 件中 16 件~ 30 件を表示

紙の本

日本映画のどうしようもない現実を描く貴重な一冊

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2020年に劇場公開された映画のうち、誰がこれ見るのだという映画を中心にレビューしているメルマガの記事に年末にそれをまとめたイベントの文字起こしを入れた日本映画の歴史が刻まれている一冊。映画のデジタル撮影と上映により、誰でも簡単に作れるようになった上に地方おこし・町おこしのお金が入ったりとここ数年でだれも観ていない映画が山のように作られ、それを記録していることにこのシリーズの価値はあるのだが、2020年公開の映画だと、企画がちょうど平成から令和に替わるので30年を取り扱ったもの、イケメンとの接触イベント前提の2.5次元ものが本書の7割、新型コロナウイルスの影響を受けた映画が本書の3割を占めている。さらに、大阪では知らない人がいないマダムシンコの伝記映画のレビューもある。なんとこの映画は劇場公開が限定的な上に超絶な展開であるようで、下手したらカルト映画になるのではとも期待してしまうほど。

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紙の本

紙の本花束みたいな恋をした

2021/03/07 22:21

映画を観るのが先か、これを読むが先かで印象変わるかも

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当方は映画を観た後あまりの衝撃に同じ商業施設に入っている書店で購入した身ですが、映画の世界がそのまんま一冊になっています。いや、映画のほうは麦君と絹ちゃんがきちんと生きているので、細かな仕草、セリフに書かれていないアドリブ部分も含めて、演出サイドも役者サイドも素晴らしいのがあらためて分かりました。では映画を観る前にこれを読んだらどうなったかというと、この映画観たくなるでしょう。だって、二人が出会ってから何も事件はないのに別れるなんて、世の中にゴロゴロ転がっている話を映画するのは難しい話でもあるわけだから。しかも、日本の若手俳優の中でも売れっ子の二人を使うときたら観るしかないと。あ、というわけで映画も観てこれも読んでが正解ですね。

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紙の本

安い、情報盛りだくさんでお得な1冊

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球春到来、ということで本屋に平積みされた選手名鑑はいつもどれを選べばいいか分からないが、今年はこれに決定。安い、そして、過去の日本シリーズの結果や解説者の一覧まで付いてくる。迷っていたらこれで決まり。

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紙の本

紙の本ヤバい統計学

2021/01/24 15:00

世の中の事象から統計学がどのように使われているかを知る一冊

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統計学の入門書は世にたくさん出回っているが、本書は一見全く違う事象を並べたうえで共通する統計学の考え方を解説してくれるが、それぞれの事象を描写する表現がとにかく読ませてくれるのと、意図的に数式を一切見せずに言葉だけで説明できる力量がすごい。

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紙の本

新教養主義宣言の更新版

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著者の処女作である新教養宣言で世の中をもっとよく分かるために物事を知ろう、そして、高い教育を受けてきた人間はそれを社会に還元しようと2つの目的を掲げ、それから20年以上たった現在の更新が本書である。朝日新聞、Amazon、ブログやその他連載での書評から共通のテーマをかき集めると縦横無尽にその人や領域の知識が増えていく。読んで世界が変わる一冊。

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紙の本

21世紀の石油は統計である

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毎月勤労統計調査で全数調査対象の事業所を調査していなかった点で統計の重要性が理解できていないと批判の上、アベノミクスの成果の偽造だと的外れな特定野党の批判には調査されなかった事業所分の賃金を追加するのだから名目賃金も実質賃金も判明前の調査結果よりも増加するに決まっていると当たり前のことが分からないと切り捨てる。このように統計をもとに先のことを予測することは可能であるというのが本書の肝。これ以外にも時事ネタに対して、客観的な事実や証拠により切り捨てていくのが爽快。

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紙の本

現代野球理論本

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セイバメトリクスがいかに間違っているかを指摘する本ではなくて、MLBをベースに日本野球界で言われていることを批判的に検討する一冊。ダルビッシュにアドバイスするくらいの分析力をもとに、投球編、打者編、捕手編、その他パークファクター等むしろセイバメトリクスをベースに現実の野球とあわないところを補強している印象。リード論が大好きな野球ファンは捕手編のところを熟読すべき。

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電子書籍

電子書籍BUBKA コラムパック 2020年12月号

2020/11/21 09:40

盤石の連載とモーオタ懐古インタビューがウリ

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いつの間にか、坂道のグラビア雑誌に成り下がった本誌部分と比べると、今でも昔のbubkaのにおいが残っているコラム部分の別売り。連載物は相変わらず面白くてそれだけでも読む価値はあるが、モーオタを振り返るインタビューでなんと小板橋氏が登場。懐かしい00年代初頭からその後の活躍も全然知らなかったぞ。

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紙の本

外食に新たな視点を与える一冊

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インタビュワーのホリエモンはもともと外食素人、この本の対話相手の9人の経営者もコック経験者から外食未経験者まで幅広いものの、どの経営者も既存の外食での常識を疑い、あるいは既存の常識を突き抜けることでビジネスを変えて、消費者に愛されるものを作っている。苦境に喘ぐ、外食店経営者は一読を。

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電子書籍

元ランナーが世界一のスポーツブランドシューズを作るまで

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ナイキの創業者である著者はハーフマイルのランナーであった。その後、その経験からランナーのための靴が必要と考え、日本のオニツカの靴を販売する。面白いのは、ある程度の販売数に達しても、オニツカと完全な信頼関係ができていると言えず、注文と仕入れの資金サイクルに差ができてしまい、常に資金繰りが苦しかった話に埋め尽くされている。オニツカに苦しめられる一方、日商岩井が助ける話もドラマチック。読みやすい体裁なので、誰でも楽しめる快著。

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紙の本

紙の本ネット興亡記 敗れざる者たち

2020/10/01 22:28

ITバブル期から現在に至るまでのIT群像劇

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日経新聞オンライン版と日経産業新聞の連載を書籍化。90年代のyahoo japan、IIJ、i modeから、line、メルカリに至るまでIT企業創業期の物語を合計757ページで語る1冊。本を手に取るとボリュームがすごいことになっているが、どの章も面白く、よくできた企業小説のように、それぞれの人物が有機的に違う人物に絡んでいくあたり、そして、これらの人たちの大半が最前線にいる点もすごい。連載時も驚いたことだが、docomoとgoogleがスマホ開発で提携する可能性があったが、すでに官僚組織化したdocomoではもたもたと意思決定できずにandroidはgoogleの独自開発となったのは周知の事実と日本放送の子会社化に失敗したライブドアが次のターゲットをソニーにして、スマホを作ろうとした点である。
この本に出てくる人たちを虚構と言いたくなりがちであるが、工業品かサービスかの違いはあれども、戦後の起業家と同様、自分たちを信じて必死になっていいものを目指し、我々の生活を豊かにしたのは間違いないと改めて敬意を持つようになる。

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電子書籍

自動車業界外の著者からみる自動車業界の行方

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タイトルから分かる通り、自動運転が実用化に向けて走り始めたとき、自動車業界はどうなっていくかを語ることが流行っていた。いや、2020年の今でも流行っている。そこで、テクノロジー企業の代表格であり、自動運転を積極的にアピールしているグーグルの動向を分析し、自動車業界がどのようになっていくかを予測している。スマートフォンの成長の過程で単なる電話からネットワークを形成し金融決済機能までを1つの経済として成立させつつあるように、自動車は単なるハードから社会インフラへと変わらざるを得ず、どの企業も社会インフラ構築を目指すこととなる。実際、トヨタは明確に自動車会社からの脱却を明言し、モビリティカンパニーとしてスマートシティの建設を重点政策としている。また、本書で着目すべき点は経営指標の観点から、日本企業はトヨタをベンチマークとすべきではないと指摘したことだ。これは今後の競争先がgoogleに代表されるテクノロジー企業となれば利益率の桁がまったく違うし、ビジネスモデルが変わるとそれまでの美点が弱点になることも多いからだ。さらにエネルギー関係の話も本書では含まれているが、風呂敷が大きく広がり、これは正直googleというよりも米国のエネルギーの需給関係なんかも踏まえての議論のほうが深い話になりそうだ。いずれにせよ、読み応えたっぷり、かつ、大きな方向性としては全く外れていない本書は自動車関係者必読であろう。

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紙の本

ほめるのは難しいことが分かる一冊

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著者はacknowledgeこそが他者を認める第一歩とし、その内容をもとにほめる技術をいかに身に付けていくかを実例を交えて説明する。まず、第一歩目のacknowledge=認知をするのがとても難しい。常に相手を観察することが重要な要素であるが、職場や取引先だとどうしても上下関係が生じ、年齢やその他諸々の要素もこれの実現を邪魔してくる。次に相手の存在が自分にとってどうなのかを説明する。youからIへの視点の移動である。最後にどの言葉をかけると相手が喜ぶかを最大限まで考えたうえでほめる。単に表面上でほめても相手に見透かされるだけなので、ここも難しい。改めて、コーチングは難しいことが分かる一冊。エピソードが充実していてそれを読むだけでも有用な一冊。

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電子書籍

21世紀の資本を読むならまずこれを読もう

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21世紀の資本の翻訳者にして、あとがきの内容に定評がある著者による21世紀の資本に関する簡潔な要約とその後に加熱した議論に対する整理が読むやすい形でまとまった一冊。他の解説本よりもバイアスがかかっていないため、これをまず読んだほうがいい。もちろん、重厚長大な本書を読んでからおさらいで読むのもあり。

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紙の本

紙の本法廷会計学VS粉飾決算

2020/09/21 16:18

粉飾決算を糾弾する快著

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公認会計士として会計監査の経験と財務分析の鋭さが遺憾なく発揮された快著。特に日興コーディアル証券がベルシステム株式を悪用した連結外しとEB債の評価益計上を指摘したレポートは国会でも取り上げられ、訂正報告とSMBCグループ入りと社会的にも大きな影響を与えた。また、日本航空の財務内容の悪化は著者の予測通りに事態が推移し、最終的には一時国営化に至った。そのほかにライブドアの単体決算の異常さ、NOVAの売上計上の処理のおかしさを指摘しており、現在に至る著者のスタイルが確定したことがわかる一冊。

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