6EQUJ5さんのレビュー一覧
投稿者:6EQUJ5
紙の本人魚の眠る家
2016/02/07 08:50
心は、どこにあるのか?
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まず、この本はミステリーの要素はほぼ無く、人の死とは?というものを考えさせられる作品でした。
なお、シリーズものではないので、この一冊だけ読むのも全く問題ありません。
うろ覚えですが、「自分」を示すジェスチャーとして、日本人は鼻を指差し、アメリカ人などは心臓のあたりに手をあてる、という話がありました。
しかし、「死」に対する考え方は、そのジェスチャーとは逆のようです。欧米では広く脳の機能停止が死とされているのに対し、日本では心臓停止が死となる考え方が根強い。
事故により脳の機能が停止し、意識を取り戻さない女の子を中心とした物語。(本筋ではないものの、タイトルで「人魚」という表現は妥当性が疑問)
東野圭吾さんらしい、読みやすい文体や構成は流石です。しかし、読み終わったあとの満足感は薄かったため、高い評価とはしませんでした。
紙の本うさんくさい「啓発」の言葉 人“財”って誰のことですか?
2024/06/11 00:00
財
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人材→人財、頑張る→顔晴るというような当て字・言い換え語についてまとめた一冊。おもしろそうと期待して読んでみましたが、残念ながらイマイチという感想。どうも納得感がない。
ちなみに仕事→志事という記事がありますが、死事という話をした先輩がいました。
紙の本ブラック・ショーマンと覚醒する女たち
2024/06/09 10:05
マジシャン
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ブラック・ショーマン〜としてシリーズ化したもよう。前作も読んだのですが、元マジシャンがメインということくらいしか覚えていない。
今作も元マジシャンでバーのマスターの主人が様々な女性の謎を解く、連作短編集です。しかし、私には読み飽きする感じでした。
紙の本お札になった偉人 その人物がナゼお札になったのか!?
2024/06/03 22:30
銀行券
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見慣れてはいるけれど歴代のお札の人物はなぜ選ばるたのか?確かに疑問です。本書はそれを解き明かしてくれるかと思いきや、公式な採用理由の発表があったわけではなく、著者の推論という感じでした。
しかし、例えば野口英世、研究成果は没後に否定されてしまったようで、頑張った人というポイントで偉人なのでしょうか。
紙の本接続詞のコツ 伝わる文章がすぐ書ける
2024/05/17 00:43
接続詞
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接続詞を上手く使うことで、文が短くなり、伝わりやすくなる、という論調です。否定するものではないですが、例えば「かてて加えて」とか佐藤賢一さんがよく用いる「なんとなれば」といった接続詞では味わいは出ると思いますが意味が通じにくくなったりするのでは?
紙の本絡新婦の糸 警視庁サイバー犯罪対策課
2024/05/15 07:38
ジョロウグモノイト
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テーマはサイバー犯罪。ネット上の謎の人物、フェイクニュース。ストーリー展開にしても、定石を打っているような、「薄い」感じがしました。
紙の本世界を動かした名演説
2024/04/30 19:17
えんぜつ
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ケネディ、チャーチルといった錚々たる面々の歴史的演説を解説する一冊。しかし英語が基本という感じで、説明が長く、肝心の演説本文がちょっぴりという感じでした。
紙の本「忍者」の新常識 日本史を揺るがした影の軍団
2024/04/08 08:04
忍
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本というよりはムックですね。判型が大きく、薄め。
サブタイトルの「日本史を揺るがした影の軍団」にも惹かれたのですが、内容は新情報というよりは時代考証、深掘りという感じでした。期待した内容とは違かった。
紙の本入門山頭火
2024/04/07 22:13
ボケとツッコミ
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種田山頭火。昔から馴染んできた名前、しかしその作品や生涯をきちんと把握しているとは言い難い。ということでこの「入門」と題された本を読んでみました。正直、私の疑問に真正面から答えてくれるものではなく、これもまた漂泊・流転・剽軽の感がある一冊でした。
紙の本博士はオカルトを信じない
2024/03/30 20:22
丘晴人
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ビリーバーではないがオカルトは大好きなので期待して読んでみました。しかし、良く言えばユーモアミステリーですが、おふざけの感じでトリックもちゃっちい。残念。
紙の本互換性の王子
2024/03/20 22:53
成功と実行
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中堅飲料メーカーを舞台にした企業ものの長編小説。100ページ目くらいで一度読むのをやめようかとも思いましたが、200ページくらいから多少勢いが出て、読み進めた流れ。
全体として、場面構成や展開がテレビドラマを意識しているような感じがしました。
一方、小説としてはイマイチ、花がない・爆発力に欠ける印象です。
紙の本ときめくフレーズ、きらめくシネマ
2024/03/19 22:50
フレーズ、シネマ
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心に残る名セリフ、暗記したくなるようなフレーズを知りたくて読んでみましたが、ちょっと違かったような。フィーリングが違うのでしょうか。読んでも流れてしまう。
紙の本不連続な四つの謎 『このミステリーがすごい!』大賞作家傑作アンソロジー
2024/03/04 18:28
フレンゾク
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おもしろそう!と思い読んでみましたが、「振り被り過ぎている」感じで、イマイチでした。短編4つ、そもそもミステリーか?という内容です。
紙の本地図でスッと頭に入る世界の三大穀物
2024/02/13 07:51
三大穀物
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三大穀物=小麦、米、トウモロコシについて地図を駆使し解説する一冊。しかし主に三大穀物の生産・輸出に関する内容で、それぞれの作物の特徴や植物学的な進化の成り立ち等も知りたかった。