6EQUJ5さんのレビュー一覧
投稿者:6EQUJ5
電子書籍科学でかなえる世界征服
2023/08/06 11:19
villain = 悪役
3人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
正直、タイトルから想像していたのとは違うなという印象の一冊でした。
科学で世界征服をするならどのような兵器や手順を踏むべきかといった内容を考えていましたが、「秘密基地をつくる場合の海・地下・空などの立地の比較」や、「恐竜のクローンをつくる技術の考察」など、かすっている感じですが読みたかった内容ではなく、残念。
紙の本ティラノサウルス解体新書
2023/05/05 20:58
Tyrannosaurus rex
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恐竜界のスーパースター、ティラノサウルスの研究本です。しかし、学説の要約という感じで、あまりおもしろく読めませんでした。
紙の本魔法少女はなぜ変身するのか ポップカルチャーのなかの宗教
2022/09/25 22:45
魔法少女
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魔法少女の元祖「魔法使いサリー」から、最近の作品まで、アニメの歴史を丁寧にたどる一冊。個人的には、たまたま観て衝撃を受けた「魔法少女まどかマギカ」にもっとページをさいてもらいたかった。
しかし、記述は詳細なものの、得るところが少ない本でした。
マハリクマハリタヤンバルクイナ、マハリクマハリタチャンバラトリオ~
紙の本片田舎のおっさん、剣聖になる 2 ただの田舎の剣術師範だったのに、大成した弟子たちが俺を放ってくれない件 (ヤングチャンピオン・コミックス)
2022/07/30 10:53
ダンジョン……
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冴えなふうでありながら実は滅法強い、必殺仕事人の中村主水(←古いか)のような主人公。1巻は楽しく読みましたが、2巻は非常~によくあるダンジョン探検となってしまい、フツーのマンガに堕してしまいました。残念。
紙の本蟻の棲み家
2022/03/19 11:31
あり?
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期待して読んでみましたが、物語は遅々として進まず、心に重い描写が続き、どうも私には読みづらい文体で、残念ながら途中で挫折してしまいました。
2022/01/12 23:11
忍び
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風魔小太郎や、伊達氏の黒脛巾組(くろはばきぐみ)など心踊る存在への言及はありますが、大半は古文書の解析や城跡の探求などで、期待していたような新たな気付きは残念ながら薄かったです。
紙の本失われた岬
2021/12/05 21:12
霊薬
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相次ぐ謎の失踪。その行き先と思われる岬。よく言えば幻想的、悪く表現すれば迷い道のような、分厚い長編です。篠田節子さんの才能を高く評価していますが、この本は正直おすすめしません。
紙の本やさしくない国ニッポンの政治経済学 日本人は困っている人を助けないのか
2021/11/18 21:50
安心と信頼
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思ったより薄い本だなというのが第一印象でした。講談社選書の中でくらべて見るとかなりスリム。
「他人を助けない国としての日本」という話題から始まり、PTAやベーシックインカムなど色々なテーマには触れるものの、結局この本で何を主張したいのか?つかみきれませんでした。読み方が浅いのか。
2020/03/22 22:11
最後の一葉ではなく、一文
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小説の書き出しやタイトルを集めた本は結構あると思いますが、「最後の一文」をまとめた本というのは珍しいと思います。
しかし、肝心のその狙いが、私にはよく理解できない。そもそも論になってしまいますが、最後の一文を集める意義が分からず、スッキリしない一冊でした。
紙の本落日
2019/10/16 23:13
落胆(+_+) ~笹塚町一家殺人事件
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人気作家の期待の一作!なのでしょうが、私は楽しめませんでした。引きこもりの長男が起こした一家殺人事件の謎を追うストーリーですが、どうも読みづらい。文に”潤い”がないというのか、映画のシナリオを読まされているよう。特に後半がつらくなりました。
オススメしません。
2018/12/26 22:05
残念ながら
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「もしもあの時」の社会学 歴史にifがあったなら
という面白そうなタイトルに興味を引かれて読んでみましたが、何というか空虚な感じ。様々な小説のあらすじを抜き書きしているような一冊でした。期待したぶん残念。
紙の本幽霊たち
2018/10/24 08:16
家系図
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西澤保彦さんの作品も好きで、よく読んでいますが、これは理解にくい作品でした。
資産家である岩楯家を舞台としたミステリー小説なのですが、人間関係も結構複雑になっていて分かりにくい。肝心のミステリーの部分もスッキリしない顛末です。
どうも小説の意図するところが理解できない感じ。ワカラナイ。何とか読み通しました。
次回作に期待です。
2018/07/30 21:37
SOC=首尾一貫感覚
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タイトルを見て、おもしろそうだと思って手に取りましたが、満足度はイマイチ。
本書の主張のポイントは、SOCすなわち「首尾一貫感覚」、『平たくいうと、「人生のつじつまを合わせ、困難をやる気に変える力』(本書p104)を高めること、に集約されるかと思います。
私が求めていた内容とは違う方向で、個人的には残念な一冊でした。
2017/03/26 10:24
萌え?
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関西に住んだことがなくとも「なんでやねん」と言ったり、坂本龍馬というと土佐弁といった、キャラクターの発現として方言が用いられるというのが、確かにあります。
かつては、時代劇でもすべて標準語だったのが、近年は例えば西郷隆盛や勝海舟のように積極的にセリフで地方色を出しているのも興味深いところです。
タイトルや表紙のイラストから、様々な方言の用法を解説した本かと思いましたが、時代的変遷や、事例の列挙というようなまとめ方で、やや入り込みにくい内容でした。
取り組みテーマは自体は興味深かったので、残念です。
紙の本人魚の眠る家
2016/02/07 08:50
心は、どこにあるのか?
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まず、この本はミステリーの要素はほぼ無く、人の死とは?というものを考えさせられる作品でした。
なお、シリーズものではないので、この一冊だけ読むのも全く問題ありません。
うろ覚えですが、「自分」を示すジェスチャーとして、日本人は鼻を指差し、アメリカ人などは心臓のあたりに手をあてる、という話がありました。
しかし、「死」に対する考え方は、そのジェスチャーとは逆のようです。欧米では広く脳の機能停止が死とされているのに対し、日本では心臓停止が死となる考え方が根強い。
事故により脳の機能が停止し、意識を取り戻さない女の子を中心とした物語。(本筋ではないものの、タイトルで「人魚」という表現は妥当性が疑問)
東野圭吾さんらしい、読みやすい文体や構成は流石です。しかし、読み終わったあとの満足感は薄かったため、高い評価とはしませんでした。