ヴァンさんのレビュー一覧
投稿者:ヴァン
2015/11/29 20:23
感想
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
初めてこの作者の作品を読んだが、絵が丁寧で好みだった。
ストーリーは王道だが、個人的には続きが気になり、早く次を読みたいと思えた。
紙の本水車館の殺人 新装改訂版
2015/12/13 17:15
時間をおいて再読
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綾辻行人氏の館シリーズ2作目
この作品の不運は、前作十角館のインパクトが
あまりにも強すぎたということであろう。
続けて読むとどうしてもいまいちと感じてしまう。
個人的には時間をおいて再読することをおすすめする。
最初では得られなかった満足感が得られるかもしれない。
過去と現在が交わる極上ミステリをぜひご堪能あれ。
紙の本人形館の殺人 新装改訂版
2015/12/13 16:50
そうきたか!
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綾辻行人氏の館シリーズの1つ。
館シリーズを順番に読んできた人は
えっ?!っと思うはず。なので必ず順番に呼んでください。
館シリーズの中でもちょっと異質な雰囲気と真実。
シリーズ物の特性を最大限に生かした真相を
見破ったときのしたり感は爽快そのもの。
好き嫌いの分かれる作品ではあるが、個人的には気に入っている。
2015/12/11 19:38
わくわく!
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綾辻行人氏の館シリーズの中でも特に
評判の高い一作。
上下巻で構成され、
題名通り時計がモチーフとされる。
シリーズの中でもかなり多くの人が殺されるが、
あまりグロテスクではなく、純粋な謎解きが楽しめる。
読み終わった後すぐに下巻を読みたくなる。
紙の本完全無欠の名探偵
2016/02/07 15:53
アームチェアディテクティブ
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西澤保彦氏の2作目にして真骨頂であるSF初作品。
作者により設定された特殊能力を有する登場人物により
他の登場人物が自分でも忘れていた過去の疑問を推理する。
一見何でも無いような疑問も、その真相には想像も付かない真相が待っている。
そして独立しているかに思われたそれらの真相はやがて・・・。
緻密なロジックに導かれた驚愕の帰結をご堪能あれ。
紙の本生ける屍の死
2016/01/24 19:19
深い
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いわゆる特殊状況下での殺人をテーマとした作品。
この作品における特殊条件とは、表題からも分かるように
「死者がよみがえる可能性がある」という条件である。
死が終わりではなくなった世界における
殺人の意義とは?動機とは?被害者・犯人・目撃者とは?探偵とは?証拠とは?
今までの常識では解けない謎がそこにはあった。
「死」に対する自分の認識も再考察させられる作品。
紙の本龍神の雨
2016/01/19 09:56
道尾ワールド
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独特の世界観と緻密なロジックで定評のある道尾氏の作品。
一見関係ないような記述が実は全て伏線だった。
綿密に練り込まれた伏線を最後に知ったとき
自分が道尾ワールドに迷い込んでいることにあなたは気付くであろう。
長雨の続く季節に読んでもらいたい作品。
紙の本向日葵の咲かない夏
2016/01/19 09:51
えっ?こわ・・・
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道尾秀介氏の作品の中でも人気の高い作品。
この作品から道尾氏の作品にのめり込んだ方も多いはず。
道尾ワールド全開で、推理を楽しみつつ独特の世界観に迷い込み、
最後には衝撃のラストが待っている。
ラストで全てを明確には記さず、読者に推察の余地を与えるのも
道尾氏らしい作品と言えるだろう。
2016/01/19 09:46
マニア向け
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シリーズ第三弾。
前作に比べるとややクオリティが劣るように思われるものの
歌野氏の天才的なシナリオ力は健在。
各話とも洗練されたストーリーと衝撃のラストが待っています。
歌野氏ファンにはぜひ読んでいただきたい作品。
2016/01/18 19:00
クリスマスにぜひ
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御手洗潔シリーズ。
御手洗ファンがさらに御手洗を好きになる作品。
「ロシア幽霊軍艦事件」よりは歴史色は強くありません。
石岡君の置き去り感に笑い、御手洗の意外な一面ににやにやしてしまいます。
紙の本暗闇坂の人喰いの木
2016/01/18 18:56
始まりはいつもささいなこと
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松崎レオナ登場作。
「水晶のピラミッド」や「アトポス」より先に読んでほしい一作。
レオナのルーツについて語っています。
かなり長いですが頑張って読みましょう。
ひょんなことから始まった事件は予想を遥かに超えるものだった・・・。
余談ですが、偶然とは恐ろしいものですね。
電子書籍アトポス
2016/01/18 17:42
ぞくっ!
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御手洗潔シリーズ作品の1つ。
ものすごく長いです。なかなか御手洗は出てきません。
ですが、続きが気になり一気に読んでしまいます。
御手洗の速攻推理もシリーズ随一でしょう。
モデルはかの有名なハンガリーの地の伯爵夫人。
それを聞いただけでもこの作品がホラーに重きを置いていることがおわかりでしょう。
そこに島田氏の文章力が加わると・・・。
夜には読まない方がいいかもです。
紙の本人格転移の殺人
2016/01/18 17:28
ザ・SFミステリ
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西澤氏お得意のSFミステリです。
設定があり得ない?そんなこと関係ありません。
三人称地の文で設定されたルールを守りつつ
論理的に事件を解決するのです!
普通のミステリは読み飽きたという方、お堅いのはムリという方、
ぜひご一読を。
紙の本奇面館の殺人 下
2016/01/18 16:42
満足!
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シリーズ9作目の解決編。
登場人物全員が仮面を装着しているという
前代未聞のシチュエーションで展開されてきた事件も
いよいよ解決です。
もちろんこのシチュエーションは無駄に作られたものではありません!
これを利用した大どんでん返しが最後に待っています。
館シリーズも残すところあと一作。悲しいような気もしますが
長すぎるシリーズは衰退するのも真実。仕方ないのですかね。