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remiさんのレビュー一覧

投稿者:remi

127 件中 16 件~ 30 件を表示

紙の本英語長文問題精講 新装版

2001/04/12 14:31

英語長文問題のスタンダード・テキスト

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 大学卒業後、数年が経過していましたが、久しぶりに英語を勉強したいと感じました。TOEICやTOEFLのような資格試験の問題集もいいかと思ったのですが、やはり基礎から着実に積み上げたいと感じたため、資格試験の問題集と並行して本書にもチャレンジすることにしました。
 本書には60題の長文問題が収録されており、それぞれに単語の解説、構文・文法事項の解説、全文訳がついており、効果的な学習が可能です。一日2題ずつすすめれば、1ヶ月で終了するという量もちょうど良いです。
 それにもまして本書をおすすめできる理由は、本書に収録されている問題文それ自体が非常に含蓄のある、よいものばかりだということです(本書の著者も、この点に留意してこの問題集を執筆したようです)。ただ単に「問題をこなす」というのではなく、問題文を楽しむことができます。高校のときにしっかり読んでおけば、と思いました。

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紙の本学ぶ意欲の心理学

2001/11/01 03:07

「人はなぜ学ぶのか」という問題を心理学ではどう考えているのか

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 近年、「生涯学習」という言葉が注目され、「学習」は学生のみならず、すべての人間の「生き方」に関わっているのだという認識が広まっています。
 そのような風潮のなかで、「人間はなぜ学ぶのか」という問いは非常に重みを持っています。避けては通れない問題でしょう。本書は、学習への動機づけの問題を心理学という学問はどのように考えているのかをわかりやすく解説したものです。教育心理学の第一人者である著者が、専門書だけではわかりにくい理論や考え方を、噛み砕いて説明しています。
 紹介されている理論はもちろん面白いですが、精神科医の和田秀樹氏や社会学者の刈谷剛彦氏との対談も面白いです。畑違いな方々との対話だけに、見解の違いがよく理解できるからでしょうか。
 また、本書を読むことによって、どのようにして自分の勉強のやる気を高めるのか、ということを考える上でのヒントを得ることができます。

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紙の本労働経済学入門

2001/05/31 11:41

いまの時代に必須の理論を解説

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 日本的経営の崩壊、実力主義の台頭、高齢社会への突入、女性労働力の拡大など、最近の雇用や労働をめぐる日本の状況は、非常に流動的であり、連日マスコミをにぎわしています。
 そのような時代だからこそ、労働や雇用に関する充分な知識を身につけておく必要があるのではないでしょうか。この本は、労働を経済学の道具を使って分析しようという「労働経済学」の初歩をわかりやすく解説してくれる本です。
 経済学というと、無味乾燥な数式や統計数字が出てくるような印象がありますが、この本では、具体的な事例を豊富に織り込んで議論が進んでいきますので、興味深く読むことができます。リーディング・リストも充実しており、実践家のみならず、学生にとっても使えるようになっています。
 労働経済学のはじめての1冊としておすすめできるのではないでしょうか。

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「やりたいこと」からの大学さがし

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

日本では、偏差値教育があまりに重視されすぎたためか、「やりたいこと」から大学を選ぶということがほとんど考えられてこなかったように思います。経済学部とか文学部といった大きな枠で自分のやりたいことを考えることはあっても、より具体的に「○○教授のところで勉強したい」と考えて受験する人は、少数でしょう。
本書は、日本の大学でユニークな研究をしている教員とその研究室をおもしろく紹介しています。「モノをつくる」、「セケンを知る」、「アレとコレを結ぶ」、「ナゾを解く」という四つの観点から、いくつかの研究室が紹介されています。
いまの日本の教育システムでは、具体的に大学で何をしたいか考えてから受験するというのは難しいでしょうが、本書のようなガイドブックがもっと出版されてもいいように思います。

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自分の生産性を高めるために

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 和田秀樹氏といえば、大学受験時代にお世話になった人も多いはず。受験評論家のほかに、精神科医や大学講師などの肩書きを持つ多忙な彼が、どんなふうに仕事を効率よくこなしているのかがよくわかる一冊です。
 「やりたいことをやるから生産性が高まる」とか「夜型よりも(誘惑が少ない分)朝型のほうがいい」、「勉強したものはできるだけアウトプットする」など、忙しい社会人にとって具体的で有益なTipsがたくさん紹介されています。
 毎日の仕事や勉強は、「才能」の問題というよりも「やり方」の問題なんだなあと改めて実感しました。

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交渉のハウツーを理解するために

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 よく日本人は「交渉(ネゴシエーション)」が苦手だといわれます。「得意だ」と胸をはれる人は皆無でしょう。この本は、NHK教育テレビで「英語ビジネスワールド」を担当されている高杉先生による、「交渉」に関するわかりやすい入門書です。具体的な例を豊富に入れながら、交渉のテクニックをわかりやすく論じているので、すぐ実務に使えるようになっています。
 交渉のためのテクニックが13の項目にまとめられています。これらを念頭においているかどうかで、交渉のパフォーマンスは大きく変わることでしょう(私はこれから実践してみることにします)。大変わかりやすく、かつ具体的・実践的なので、すべてのビジネスパーソンにお薦めです。

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英語の基礎力に自信がない人へ

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 言わずと知れた大学受験用の定番の英語問題集です。これで大学入試を突破したという人も多いはずです。
 TOEICやTOEFLのテキストを読むと、「高校時代の教科書や参考書を読み直しましょう」というアドバイスがよく書いてあります。高校時代の英語の参考書って、何を勉強すればよいのだろう?という人には、この本を薦めます。
 名著だけあって、文法、熟語、構文などの基礎知識が習得できるようになっています。英語は基礎的な土台があるかないかで、その後の伸びが違ってくる、とよく言われます。
 基礎的な英語力に自信のない人は、この本から始めてみてはいかがでしょうか。

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社会をよくする事業を起こすひとたち

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「起業家」というと、ベンチャー企業を起こして、富を築いたひとたちのことを言います。彼ら(彼女ら)はビジネスの成功者たちです。起業家が社会の利益を考えないひとであるというわけではありませんが、基本的には自らの経済的利益を事業を通じて追求するひとたちであると言えるでしょう。しかし、最近、自らの経済的利益だけではなく、社会をよりよくしようというビジョンをもって起業するという新しいタイプの起業家が現れつつあります。そのようなひとたちが、本書で紹介される「社会起業家」です。
 本書では、ユニークな活動を展開している社会起業家の実像に迫るとともに、これからの時代にきわめて重要な役割を果たすであろうことが指摘されています。アメリカやヨーロッパの事例が多いのかと思いましたが、日本にも優れた社会起業家がすでに誕生しており、日本人としてやや安心したのも事実です。
新しい生き方として、新しいビジネスの芽として、本書が示唆することは非常に参考になります。

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新しい時代の組織論を提示

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 『組織化の社会心理学』のように、常に主流から距離をおきながら、一風変わった組織論を展開しているカール・ワイク教授の「Sensemaking in Organizations」の翻訳です。
 先日亡くなったハーバート・サイモンは、組織論にとって「意思決定」が重要なトピックであると指摘し続けてきましたが、本書は、これに対して、今後の新しい組織論では「デシジョン・メーキング(意思決定)」ではなく、「センスメーキング(意味生成)」に目を向けていくべきだと主張したものです。
 そのような観点から、組織におけるセンスメーキングの特徴について論じたのが本書です。
 確かに最近の組織論では、「組織認識論」や「組織的知識創造理論」などが注目されるように、客観主義的というよりは主観主義的な色合いの強いものが提示され、組織の主体的な解釈を重視した理論がたくさん出てきています。そのような研究に先鞭をつけた、ワイクの理論は、何度読んでも新たな発見があります。新しい組織論の風を感じられるきわめておもしろい本です。

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紙の本図書館読本

2001/05/26 23:38

本好きのあなたに

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 本をこよなく愛する人間にとって、書店の次に、あるいは書店以上に好きな場所が図書館です。この本では、さまざまな人が、さまざまな側面から図書館の魅力を、余すところなく紹介しています。
 図書館の歴史や、図書館の現状などの図書館をめぐる基本的な事項はもちろん、図書館員の仕事のような、普段はなかなか知ることのできない舞台裏も紹介されています。
 また、「食堂ちょっと訪問」という、図書館の食堂の特徴やメニューを紹介するページもあり、まさに至れり尽せり、という内容になっています。
 読み終わると、いままで以上に図書館好きになること請け合いです。

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紙の本食品を見わける

2001/05/26 23:37

「よい食品」と「わるい食品」の見わけ方

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 コンビニやレトルト食品の登場によって、われわれの食事はますます便利になりつつあります。その一方で、牛乳に関する食品メーカーの不祥事や遺伝子組み替え食品の登場など、われわれの食事が常に危険と隣り合わせとなっていることも疑いようのない事実です。
 この本は、大量生産や食品添加物が急な勢いで社会に普及しつつあった時代に、添加物などで過剰に化粧をした食品の実態を暴き、その上で、よい食品とわるい食品を見わけるための基本的な考え方について述べられています。
 1977年出版ということで、新しいトピックを扱っていないということは残念ですが、本書で述べられている基本的な考え方はどのような時代にも充分通用するものだと思います。

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紙の本光とゼラチンのライプチッヒ

2001/05/07 15:02

よくわからないけど、ひきこまれてしまう

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 謎であるタイトルへの興味から、この本を購入しました。この本には、「盗み読み」、「胞子」、「裸足の拝観者」、「ころびねこ」、「砂漠の歓楽街」、「チャンティエン橋の手前で」、「ちゅうりっひ」、「捨てない女」、「夜ヒカル鶴の仮面」、「光とゼラチンのライプチッヒ」という10の作品を収録しています。
 どの作品も、タイトル自体が謎です。本文自体もなんだかよくわからないまま進んでいきます。が、それでいて著者の世界にひきこまれてしまうのが不思議です。次が知りたくてしようがなくなってきます。なんとなく、安部公房の世界を髣髴とさせるような感じがしました。
 読み手によって、好き嫌いの分かれる小説のような気がします。わたしは非常に好きですが。個人的にはベトナム旅行を題材にした、「チャンティエン橋の手前で」が印象に残りました。

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紙の本夏の約束

2001/05/01 13:18

ほのぼのできる小説

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 本書は、最初の方を読み始めた時点で「おっ?」と思ってしまいます。最初に登場するのは松井マルオ(商社勤務)、三木橋ヒカル(フリー編集者)のふたりですが、ふたりは同性愛者です。その後も、男から女に性転換した平田たま代(美容師)、たま代の犬のアポロン(マルチーズ)、岩淵のぞみ(OL)、田辺菊江(菊チャン・小説家)、岡野さん(マルオの家の階下に住む女性)など、個性的な人間が次々に登場してきます。彼らの間でなされた「夏の約束」とはいったいなんなのか、またその「夏の約束」は果たされるのでしょうか?
 とにかく、ほのぼのと読める小説です。本書に登場する人物たちみんなが、愛すべきキャラクターだからでしょうか。

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紙の本うさぎにもわかる経済学

2001/04/29 23:40

ユニークな試み

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 本書の著者は、駒澤大学で経営学を教える先生なのだそうです。そのような著者が、非常に身近な話題から、「経済学」をわかりやすく教えてくれるのが本書です。
 ブランド品、高速道路、マクドナルド、PHS、ブルセラショップなど、やや「古さ」を感じさせられるトピックはあるものの、取り上げられている事例自体が非常に興味深く、事例をもとに展開される「なぜ」という問い、さらに、それに応える著者による議論もなかなか刺激的です。
 経済学がわれわれの日常生活と深く結びついているということ、また経済学は、高度に抽象的な机上の空論なのではなく、「使える」学問であることがよくわかります。
 「○△□のときに、経済学ではどのように考えるのか」という経済学的な思考法を身につける上で有益な1冊です。ぜひ、続編も期待したいものです。

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経済学で卒論を書く人のために

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 「論文の書き方」に関する本は数多くあります。特に本書は、「経済学」の分野で論文を書こうという人のためのガイドブックです。
 本書の最終的な目的は、論文を書くためのルールや作法を伝授しようというものですが、そのプロセスで必要になる経済資料の読み方や収集方法なども、非常に詳しく論じられているので、経済学を学びはじめた学生にもお勧めできる1冊です。
 本書を読んでいると、「経済学を勉強するのは楽しいことだ」という著者のメッセージが伝わってきます。また、ところどころに挿入されている、著者のちょっとしたエピソードも、なかなか面白いです。

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