くにーたさんのレビュー一覧
投稿者：くにーた
紙の本
紙の本栗原はるみすてきレシピ １３ ごはんレシピ・カリフォルニアワインの旅・プリン・ワインを楽しむ
2002/06/21 16:17
私のごはんベストレシピ
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今回一番気に入った特集は「私のごはんベストレシピ」。和食に限っているわけではないでしょうが、テーマがごはんだけあって、やはり混ぜご飯や丼物が多いです。ご飯大好きの私にはアイデアの宝庫。
「カリフォルニアのおいしい休日」はいいな〜こんな旅行に行きたいわあ〜とあこがれをつのらせるばかりだけど、その後の「気軽に楽しくわが家のワイン（簡単料理とテーブルの工夫）」でワインを楽しむための簡単料理と工夫が紹介されてます。これで我が家でもカリフォルニア気分を味わおう！ 日本でも安く手に入るものが多くなってきたし。
紙の本
紙の本震える岩
2002/06/12 03:01
江戸時代にタイムスリップ
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宮部みゆきさんの時代物を初めて読みましたが、江戸時代にタイムスリップしそうなくらいリアリティがあり、推理小説という以外にも楽しめる要素が満載だと思います。
私は時代考証の細かいことまでこだわりはしませんので、「江戸ってこうだったんだろうなあ」と楽しく想像しながら読んでいます。他の作品もぜひ読んでみたいと思いました。
紙の本
紙の本美人画報ハイパー
2002/06/12 02:47
著者、綺麗になっています…！
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前著に引き続き「美」に対して貪欲にパワー炸裂の著者ですが、載っている写真にビックリ！ 綺麗です。前著の写真がブスだったとかそういうわけではないんです。ただ格段に綺麗になっている。驚きです。やっぱり前向きな姿勢が大事なんだわと思いました。
内容はもちろん美容、ファッション、メイクと盛りだくさんですが、連載も続いているようですし、第３弾が出ることは確実。早く読みたいです。
紙の本
紙の本美人画報
2002/06/12 02:40
美は努力だ！
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著者の美に対する努力に拍手！ 毎月いろんな「美」にチャレンジする著者ですが、売れっ子マンガ家らしく、一般人にはなかなか体験できない美容法なども実践していて、興味津々読んでいます。やはり流行に敏感なのには脱帽です。
注釈っぽくのっている用語解説がイラスト入りで楽しめるし参考になります。
紙の本
紙の本時計館の殺人
2002/06/12 02:05
館シリーズで２番目に好き
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私自身、綾辻の館シリーズで二番目に好きな作品である（一番目はもちろん十角館）。
かなりの長編になると思うが、次々と事件が起こり、読者を飽きさせない。最後のトリックも大胆で、これはわからんだろう、という感じ。
幻想的な雰囲気も漂い、映画化むきの作品ではないでしょうか（ま、無理だけどね）。
紙の本
紙の本十角館の殺人
2002/06/12 01:57
犯人わからず
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この本が発売されたときに偶然購入したわたしは運がよかった。それからおこるミステリ本格派の流れをリアルタイムで体験する幸運に恵まれた。この本がそんな大きな一石になるとはその時は思ってもいなかったのだけれど。
離島の館で大学生が一人ずつ殺されてゆく連続殺人物。人物の描写も今だったらもっと上手く描けるであろうが、不満を唱えるほどではないと思う。
何よりもトリックが斬新。この犯人を見破った人は何割いるのか？ 手がかりは全て提示されているはずなのだけど。よく計算されていると思う。
紙の本
紙の本函館物語
2002/06/12 01:45
わたしも函館出身です
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わたしも函館出身ですが、この本には函館のいい意味でのせつない旅情がよく出ていてお気に入りです。
函館は南のようにカラッと１００％の明るさはないですが、雰囲気のある素敵な街です。観光スポットだけでなく、ヨーロッパの街並みを散策するように、街を味わってほしい。この本はそんな旅行の手助けになるでしょう。
故郷を離れている私にとって、切ない郷愁の思いを感じされる本です。
紙の本
紙の本つれづれノート １
2002/06/12 01:36
たんたんとした毎日なんだけど…
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思えばこのこの本が銀色夏生さんとの出会いだった。初めて読んだときから著者に惹かれた。考えに共感する部分が多かった。
たんたんと毎日の生活がつづられているだけの本なのだけど、なぜか心に残るものがあるのだ。
著者の、自分の好きなものに素直に向き合おうという姿勢は、私の心もラクにさせてくれた。
このシリーズはもう１０冊ほど続いていると思うが、リピーターも多いと思う。みんな一度知ったらやめられないのだ。きっと。
この不思議な感覚を。
紙の本
2002/06/12 01:06
怖いけどコミカル
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人間ではない妖魔が見える飯島律が主人公のホラー（といえるのかしら？）。一話読み切りなんだけど、ほんとに惹きこまれるように読んでしまう。様々な妖魔が登場するが、なぜかどれも少しせつなさが残る。この読後感が読者を惹きつけてやまないのでは？
ホントは死んでいる律の父親にとり付いている妖魔の青嵐もいい味出してる。律との会話がコミカルで笑ってしまう。
紙の本
紙の本工夫生活のススメ
2002/06/12 00:54
前作に引き続き参考になります
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前作の「節約生活のススメ」の登場のときよりはインパクトは弱かったかもしれない。でも内容は引き続き超おすすめ。
節約のことだけではなく、生活の様々な工夫について作者の姿勢が伺える。
わたしが一番納得して参考にしたいと思っているのが「家庭株式会社」の考え方。家庭も一番小さな単位の会社であると考え、家計簿は「収支決算書」。金融機関との付き合いもしっかりと見極めなくてはいけないし、一年というスパンで家庭の家事を把握していくことが大事である。まったくもってその通りだなあと今までの自分を反省。
必要なところにお金をかけて無駄なところは省く。当たり前のことを当たり前にやることは難しい。しかし自分の姿勢を省みることが最初の一歩ではないか。やる気にさせる一冊である。
紙の本
2002/06/12 00:38
会話が楽しい
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有栖川有栖氏の「これは一大事だ。」という推薦文に惹かれて購入。
９パターンのアリバイトリックを連作短編集に盛り込むという難技にチャレンジしているのに加えて、一話ごとをメルヘンと結びつけて新解釈を付け加えるという豪華な内容になっている。
注目は舞台となる日本酒バーで繰り広げられる会話のやりとり、テンポよく読み進められ、一冊が短く感じてしまう。こんなバー私も行きたい。
最終話のどんでん返し、うーん、そうだったのか…
紙の本
紙の本双月城の惨劇
2002/06/11 23:59
おすすめ！
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本格物として非常に楽しめる内容でした。
古城、双子の美しい城主、密室、連続殺人といったキーワードがそろえばいやがおうでも期待してしまいますが、期待をうらぎらないしっかりした構成に最後まで飽きずに読みとおしてしまいます。
ライン川のほとりに立つ双月城、またその流域の古城群の雰囲気がよくでていて、伝説も本当に存在するのではないかと思わせます。表紙に描かれている双月城がイメージをつかみやすくする助けになっています。
筆者の次の作品、早く読みたいです。
紙の本
紙の本節約生活のススメ
2002/06/06 18:49
何度も読み返す本
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これだけは古本屋に売れないです。そばに置いていて何ヶ月かおきに読み返しています。
節約本は数ありますが、これは節約術だけでなく、気持ちの持ち方、生活のしかたについて著者の考えをさらりと述べています。それがとてもシンプルで心地いいものに思えます。
田舎のばあちゃんちに帰って畳の上に寝転がるようななつかしい感じがします。
節約って健康に結びつくんだー。家族のためにも見習いたいと思います。
巻末の「酢」の利用法がかなりお役立ちです。
紙の本
紙の本水車館の殺人
2002/07/23 16:48
ありえないシチュエーションだけど
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綾辻特有の幻惑的なムードと過去の事件と現在の事件が交互に語られるのとで、読者はけむにまかれてしまう。画の飾られた長い廊下で囲まれた館に、仮面の主人と美少女の妻。こんなのないだろー、と思うが綾辻だからまた楽しいのだ。謎解きも複線のあるしっかりとしたもので、シリーズの他の作品に遜色ない。
紙の本
紙の本外国風景
2002/06/25 01:07
外国の街を散歩
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銀色さんが海外へ旅行したときの写真を並べて、気の向くままの文章が足された本。
スペイン、、イタリア、ニューカレドニア、インド、アラスカ、いろんなところに行っていたのですね、銀色さんというと南の島のイメージがあるのですが。
どの街の写真も銀色さんのたんたんとした文章がそえられているだけで、一味違ったものに見えてきます。写真もとても上手いですね。いい空気をとらえていると思います。同じ場所を同じ視点から自分の目で見てみたい衝動に駆られます。
誰にもじゃまされず、ゆったりとした気分で読みたい本です。
