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ぱせりんさんのレビュー一覧

投稿者:ぱせりん

83 件中 16 件~ 30 件を表示

紙の本なんとなくな日々

2009/03/11 08:52

心地よくもゆるい日々

7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

エッセイです。
特に事件が起こるわけでもなく、淡々とした生活をゆったりとした文章でつづります。
正直、ゆるいです。
でもそのゆるさがなんとも心地よいのです。

日常の煩雑さに翻弄されて、余裕なくきりきりしているところにじんわりと染み渡りました。
ふかーく深呼吸して、ちょっと遠くを見渡してみよう、などと考えながらゆるゆると読みました。

案外とらわれている日常もどうってことないかもしれない。
ゆっくりご飯を食べて、めったに飲まないお茶なんて飲んでみよう。
そんなたわいないことで意外と人はリセットできるということを思い出させてもらいました。

本当になんてことない日常なのに、そこはやっぱり小説家。
その観察眼に驚かされたり、ちょっとした幸福感のおすそ分けをいただけたり、さすがの筆力です。

解説が「日曜研究家」の串間努なのも本編とちょこっとリンクしていてうれしいところです。

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不思議な世界<ファンタジウム>へようこそ

7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

主人公の少年は難読症という障害を持つ天才マジシャン。
こう書きますと、障害を抱えた少年がけなげにマジックの世界で身を立てていく話かと思われますが、主人公の良はどこまでも淡々としています。
コンテストの時も「少年マンガのように勝負に燃えろよ」といわれても「え、なんで?」とこたえるくらいに。

難読症というのは、知的能力は普通かむしろ高いにもかかわらず文字の読み書きが非常に困難に感じる障害なのですが、良は難読症であるために本もマンガですらほとんど読んだことがないと思われ、それゆえ思考が他者に向かうことなく自己の内面に向いたのではないのかと感じさせられたエピソードです。
それほど、良の内面に対する思考は深く、物語とマジックの世界に奥行きを与えます。

杉本亜未は昔から「欠けたもの」をもつ人たちを描いてきたように思います。
その「欠けたもの」を埋めようとするのか、「欠けたもの」は「欠けたもの」として受け入れようとするのか、人によって解決法は違うのでしょうが、「ファンタジウム」を読んで、なにかが「欠けた」状態にどうしようもなく惹かれてしまう自分を自覚しました。
良は自分を「何かが欠けた」状態とはおそらく思っていない。こちらが思っているだけなのですが、時折見せる良の思いのほか子供っぽい表情に勝手に救われてしまうのです。

ところで良の保護者になる北條英明が一流大学卒の会社員とはいえ、都心の高層マンションの上階に住み、レクサスに乗っているという辺りがすでにファンタジーな気がしますがマジックという常ならざる世界で不思議を生み出していくにはパトロンはこれくらいでないといけないのでしょうか。

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紙の本T・Pぼん スペシャル版 3

2009/02/27 10:54

藤子先生ありがとう!~20年以上の時を経た加筆

7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「ドラえもん」以外は手に入りづらくなってしまっている藤子・F・不二雄先生の漫画。
このたびやっと「T・Pぼん」のスペシャル版が発行されました。
しかも、今まで単行本未収録だった作品を3編を加えて。
厳密には未収録作品は5編ありますので完全とは言いがたいのですが、今回は「スペシャル版」を名乗っておりますし、いずれ残り2編も加えた「完全版」が発行されることを祈りつつ読みました。

一応、私は国会図書館経由で未収録作品は5編ともコピーを入手して読んではいるのですが、やっと綺麗な紙に印刷されたものを読めるのでうれしいです。

今回収録された3編は「古代の大病院」「神の怒り」「ローマの軍道」です。
そこで、目を疑ったのですが、「ローマの軍道」にはなんと、雑誌掲載時に比べて加筆があるのです!
藤子先生は最期まで単行本化を目指していらっしゃったのだなあと胸が熱くなりました。
「ローマの軍道」は1986年4月号掲載ですから、20年以上も経てやっと藤子先生が思った形で読者の私たちに届いたのでした。
本当に藤子先生ありがとう。

残る2編も、もしも原稿が散逸しているのなら、雑誌から版を起こしてでも、いずれ完全版を作って欲しいと願っています。

「T・Pぼん」は上記の通り、20年以上前の作品ですので当時の世界史的常識は現在ではすでに変化してしまったものも多いです。
藤子先生は「異説かもしれないが・・・」と前置きをした上で当時の少数派だった新説をよく採られているのですが、それらがほとんど現在の王道になっているのには改めて驚かされました。
まさに、慧眼でしょう。
かつて私はこの漫画で世界史が好きになりました。
いつまでも読み継がれて欲しい傑作SF歴史漫画です。

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どうしてこんなに面白いのだろう?

7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

単純に言えば天狗と人間のハーフの娘、秋姫のスクールライフ・・・なのですが、これがめっぽう面白いのです。

どうしてこんなに面白いのだろう?
絵はあまり少女漫画っぽくもなくシンプル。
特に事件が起こるわけでもなく、淡々と女子高生の日常が綴られているだけだというのに。
その女子高生が天狗と人間のハーフで神様が日常的に信仰されている世界というだけだというのに。
これがおそらく「だけ」ではないのですね。
私たちのいる日常をほんのズラすだけでそこは不思議な世界になり、さまざまなズレが気になってしまう。
それこそが物語の力なのでしょう。

秋姫が天狗であるお父さんの力を借りるべきところで、まだ修行中の瞬君に頼る場面が良かったです。
瞬君もそれに応えてすぐそばに天狗さまはいるのに、頼らずに自分と秋姫の力で解決しようと、しごくナチュラルに行動しているところがステキでした。

天狗という神様がいる世界であるにもかかわらず、人は安易に頼ろうとしない距離感が良いです。
娘を溺愛している天狗のお父さんが顔を出さないのも意味深でまさに人との距離感を表しているようで、今後が楽しみです。

ドライで冷たいようだけど、実は美少女なミドリちゃんもいい味出しています。

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人の仕事の尊さに

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

私はこの本で「看護助手」というものを知りました。
看護師の補助的仕事をする人たちで、医療行為ができる看護師と違い、看護助手の人たちは医療行為はできません。
看護師不足を解消するために、仕事の細分化を図ることで対応しようとして、できた制度なのですね。

看護師と違い、目の前で苦しんでいる患者さんに何もできない切なさ、それでもできるだけのことをしたいと思うけなげさが胸を打ちます。
あの簡略された絵だからこそ、ズシンと響くのです。
(1巻に比べて、上手になってきていますよ!

入院するほどの病気の人は、自分の体と向き合うことでだけで大変で、むき出しの生の感情をさらけ出すことすら、しばしばあります。
彼ら彼女らの言葉は心の芯から発せられた言葉に感じ、だからこそ、ナナちゃんたちにたまにかけられる思いやりの言葉が、無垢で、ありがたさすら感じます。

読むといつも涙が出てしまいます。
なぜ涙が出るのかわからないのですが。
もちろん、悲しいわけではなく。
人の仕事の尊さに泣けるのでしょうか。

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紙の本緋色の椅子 第1巻

2012/01/31 18:51

つよい物語のちから

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「夏目友人帳」が大ヒット中の緑川ゆきの初期作品。
洋風ファンタジーです。

最初に読んだときは、
「独りよがりだなー、何が言いたいんだ」
と思ったのですが、読み進むうちにじわじわときました。
ちょっと描写がわかりにくいのですが、それが後からボディブローのように効いてくるというか。

かなり変則的なボーイミーツガール。
運命を切り開く物語。
痛みを受け入れ強くなっていく物語。

強さとは腕っ節ではなく。

それらを言葉じゃなく物語の力で伝えてくれます。
「夏目友人帳」もそうですが、緑川ゆきは「伝えたいこと」を言葉ではなく登場人物の行動で、もっといえば物語で示してくれるのです。

セツはいつ陛下を認めたのか。
ルカはどんな覚悟で行動したのか。
陛下のスペックはどれくらいでどこでどのように習得したのか。
ドリィ・ジンは、どうして自分の運命を受け入れたのか。
そういうことを考えると何度でも読みたくなります。

気がつけば、私の中でとても大事な漫画になっていました。

私は、強さは受け入れることであると思いました。
現実にへこみ、強さに迷うときにお勧めです。

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紙の本ディック・ブルーナのデザイン

2009/10/05 11:58

シンプルに、もっとシンプルに

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 誰もが知っているうさぎの女の子、うさこちゃん(ミッフィーちゃん)の生みの親、ブルーナ氏のデザインに焦点を当てた本です。

 ブルーナ氏は絵本作家でもありますがもともとはグラフィック・デザイナー。
 本の装丁デザインを何百種類も手がけていてその一部を本書で見ることが出来ます。
 シンプルに、もっとシンプルにという氏のテーマへのこだわりが良くわかってとても楽しいです。

 特に印象深かったのは、氏は線をとてもゆっくり時間をかけて引くこと。
 私はさっとひいた迷いのない線こそが正解だと今まで思ってきたのですが、そしてその線はなかなか引けるものではないのですが、ブルーナ氏は時間をかけて点をつなげるように線を引きます。
 よく見るとぶるぶる震えてもいます。
 しかし氏はそれを「私の鼓動のようでしょう?」と言うのです。
 まるで、鼓動(=生きていること)を愛しているかのように。
 思えば人間は一秒たりともじっとはしていられない生き物でそれだからこそさっと引いた線は尊くもあるのですが、逆に震えた線もすべてを受け入れているかのようで尊いのだと改めて思いました。

 なんにせよ信念を持って為す仕事はすべて美しいのでしょう。

 シンプルに、もっとシンプルに。

 余計なものをそぎ落とし、必要なものだけを選択して、なお多様なデザインを生み出すブルーナ氏の仕事の奥深さが堪能できます。

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また、会えたね!

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 毛が三本じゃなかったり。
 O次郎やドロンパがいなかったり。

 「知ってるオバQとちがーう!」
 と言うなかれ。
 これもオバQなのです。

 スタジオ・ゼロのクレジットが示すとおり、初期のオバQは合作要素が多くて楽しいです。

 特に改めてみると石ノ森章太郎氏の筆が多いのには驚かされます。

 また、最初期のQちゃんは「めんどうみたよ」の決め台詞の通りに意外と頼れる奴でびっくりしました。

 これからどういう変遷を経て、よく知っているQちゃんになっていくのか楽しみです。

 巻末の鈴木伸一氏の解説も当時を知る人ならではのものでとても良かったです。

 「オバQ」が好きなだけ読める喜びをかみしめています。

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紙の本労働法はぼくらの味方!

2009/06/16 10:48

法律を日常におろす作業の困難さに涙

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 労働保険、社会保険に携わる身として、常々考えてきたことがあります。

 「この社会に生きていくうえで、絶対関わりがあって必要なことなのに、一般の教育機関でこれらを体系だって教えることがないのはなぜなのだろう?」

 制度が複雑で難解なため専門家に頼った方が良いところももちろんありますが、基礎教養としてさわりだけでも義務教育で扱うべきでは?

 この本はそんな私の疑問と期待に見事に応えてくれた本でした。


 初めてのアルバイトを経験している高校生の疑問をおじの弁護士先生が解いていくという形式で、労働法を優しく解説しています。

 法律を日常に、わが身に照らし合わせて紹介する離れ業は、その困難を思うと頭が下がる思いです。

 とはいえ、法律を説明するのは本当に難しい作業ですので、最終的には法律条文の列挙になってしまうのはご愛嬌。

 働く上ではこういう法律があって、労働者は法律によって守られているということを知らせるだけでもこういった本の意義はあるでしょう。


 ひとつだけ気になった点。

 昨今の雇用情勢をかんがみ、雇用保険法は頻繁に改正が行われています。

 本書は、「2008年(平成20年)12月末現在の法令による」と書かれてありましたが、雇用保険については、平成19年の改正が反映されていないように思いました。
 また、平成21年3月31日施行の改正も当然ですが盛り込まれていません。
 本書の発行が平成21年の2月なので、発行からたったの2ヶ月ですでに情報が古くなってしまっています。

 法律の頻繁な改正は我々実務家の泣かされ所でもあるのですが、この本は法律の超初心者に向けるものなので、法改正の予定に触れた上で「法律は頻繁に改正されるもの」という認識も植えつけたほうが良いように思いました。

 それは何も企業の利益を追求するためだけではなく、少しずつでも我々労働者の働きやすさを模索しているからである、という明るい希望についても書いて欲しかったです。

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炎の漫画家、島本和彦の自伝的漫画

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 現代の漫画界に熱く吼える「吼えろペン」の炎尾燃の青春時代という設定なのですが、タイトルの「アオイホノオ」は、青春期のまだ爆発していないけれど猛烈なエネルギーを秘めた静かな青白い炎という意味と、単純に炎尾燃の青臭かった時代、との2つの意味が込められていると思います。

 80年代の「少年サンデー」は本当に面白くて毎週わくわくしていました。
 当時の私は子供ゆえ何も考えずにただ楽しんでいたのですが、炎尾燃は当時の私よりはずっと年配なのでいろいろ考えて読んでいる様子が描かれています。
 それが今のもっと大人になった目で読むと、当時のわくわくが思い出され、さらに炎尾燃の目を通した新たな発見も加わりとても面白かったです。

 「まんが道」的なものが好きな方にはオススメです。

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紙の本村上祥子のかんたん豆料理

2009/04/20 13:52

圧力鍋保有者にも対応

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 圧力鍋を手に入れてから積極的に豆類を摂取しています。
 豆類は体に良いといわれていますから。
 とはいえ、本当は単純に豆が好きでおいしいからです。

 このレシピ本は豆類に特化したレシピ集ですが、圧力鍋を使用した場合の加熱時間も記載されていたので、参考になりました。(個々の鍋の癖や特徴もありましょうから、あくまで参考)

 おかず系、デザート系、はては保存の仕方まで網羅してあり、豆初心者にはありがたい本です。

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ルフィったら果報者!!

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

毎巻毎巻、息もつかせぬ展開の「ONE PIECE」。
今巻もめまぐるしく状況は変化します。
麦わらの一味はあっさりと完全崩壊し、ルフィはある人物と出会います。
その名も王下七武海の「海賊女帝・ボア・ハンコック」。
これで王下七武海の七人はやっと全員漫画に登場したことになりますが、このハンコックの造詣が見事!
絶世の美女という容姿にふさわしく傲慢で不遜なのですが、カワイイのです。

単に強いだけではなく、うつくしさまで持ち女の武器まで駆使する蛇姫・ハンコックは、だてに王下七武海の地位にいるわけではなくまさに無敵です。
ですが、彼女にも誰にも触れられたくない過去がありました。
彼女の悲惨な経験には同情するのですが、それだけではまだカワイイとは思えません。
ハンコックの中に今まで経験したことのなかった感情が生まれ、それに自然に従い行動することで得も言われぬ可愛らしさが表現できたのです。
人は人の複雑さと多様性、その落差にこそ惹かれるのではないでしょうか。
まさに、尾田栄一郎恐るべしです。


長すぎて途中で挫折した人もぜひ読んでください。
きっと私と同じ叫びをもらすはず。

「ルフィったら果報者!!」

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やさしい人に、なりたい。

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

ついにまークンの「人生の目的」が明らかに!
それは、やさしい人になること。

この巻をしてやっと、まークンのやさしさに基づいたまっすぐな行動は、ごく一部の人には届き始めています。
行動するということがちゃんと力になっていっているのですね。

それにしても姉崎部長を見て思うのは、やさしさって才能なのだなあということ。
彼女はナチュラルにやさしい存在なので、まークンとの対比が際立ちます。
果たしてまークンはいつかこの境地に至ることができるのでしょうか。


奥沼さんがまークンに助けられたことをあくまで知らない人として助けられたことにしておきたい気持ちを智花ちゃんが軽く解説しますが、説明しすぎないところがいいです。そして、それをどうしてもわからない夏帆ちゃんもまたいいです。彼女がいることによって「複雑な気持ち」というものをうまく表現できていると思います。

作者はこの作品で、目には見えないけれど確実にあるもの、あって欲しいものを書きたいのではないかと思います。
やさしさであったり、暴力が生むものであったり、心であったり。
侘び寂も、そう。
目に見えないものを描くのは至難の業ですが、それに敢えて挑んでいる西森博之は改めてすごい漫画家です。

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平成の「まんが道」キター!

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

藤子不二雄Aの「まんが道」は、唯一無二の作品だと思っているので、あれを超えられる作品は今後出ないと思っているのですが、平成の今だからこその「まんが道」、期待してます。


神絵が進化しているのに驚きました。
あのレベルでも常に絵柄を模索しているのですね。

「DEATH NOTE」の頃より、ちょっと漫画絵っぽくなっています。
髪の毛の照りとかデザインっぽい。
女の子のかわいさもUP。
個人的には女の子は桂正和っぽいなあと思いました。


おまけとして大場ネームと小畑ネームが載っていたのですが、今まで私は小畑は絵がうまいだけと思っていたのですが、漫画がうまいのですね。

大場ネームより明らかに小畑ネームのがわかりやすく面白くなっている。
なるほどねえ・・・。

すごく情報量が多い漫画で読むのに時間がかかりましたがとても面白うございました。

でも、最初のスタート以前からめちゃくちゃ恵まれているのがイマドキなのですかねえ。


おじさん蔵書の古い漫画発掘から、梶原一騎たちの再評価につながればいいなあ、と思います。

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日常にパン作りを

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

簡単にパンを作ることができるとあったので、買ってみました。

1年近くパン教室に通い、中級者コースに進んでいる身としましては、
「こんなに簡単にできるのか!」
です。

パン教室でパンを焼くときは、助手の方たちがさりげなくサポートしてくださり、発酵機も完備してある環境でも3時間はかかります。
家で復習する時などは、事前準備やあれこれで4時間は軽くかかってしまいます。

それが、電子レンジとシリコンスチーム型を使うことで、1時間でパンができる。

実際は、1月2月の寒さの中でしたので、発酵がなかなかうまくいかず1時間では無理でした。
夏場なら大丈夫かな。

4時間かけて手でこねて作るパンとは厳密には違います。
ですが、気軽に試す程度だと、十分なパンができます。
思い立ったらすぐにできるので、便利です。

ちょっと生地がべたつくので、生地の扱いに慣れている人じゃないと難しいかもしれませんが、それでもそれなりのものが作れそう。

パン作りをしてみたい初心者さんが気軽にやるのにはよいのではないでしょうか。
ホームベーカリーを買う前のお試しとしてなら安いですし。
ただ、塩の計量が小数点一位まであったので、その点はご注意です。

パン作り、楽しいですよ。

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