サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

エントリーで100名様に1000ポイントプレゼントキャンペーン ~5/31

hontoレビュー

  • 販売終了

牛泥棒 みんなのレビュー

  • iOS
  • Android
  • Win
  • Mac
一般書

予約購入について
  • 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
  • ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
  • ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
  • 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。

みんなのレビュー44件

みんなの評価4.3

評価内訳

44 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

牛泥棒

2008/01/16 21:00

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:エビチュ - この投稿者のレビュー一覧を見る

まずタイトルに驚かされ思わず手にしましたが、昔の日本を書いたこのカテゴリの小説の中では類を見ないほどすばらしい一冊でした。お伽のような要素が特に心地よく、味わい深く思えました。「結婚はできないけれど生涯・・・」というセリフには本当に涙が出そうでした。大人が楽しめる作品です。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

木原さんにしては優しいおはなし

2016/02/15 13:56

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:tix - この投稿者のレビュー一覧を見る

依田さん挿絵の作品、初めて読みました。
明治が舞台の主従もので、ちょっと妖怪の類いが出てきます。
勇気みたいな長髪で洋装の年下攻めと、
書生さんスタイルも初々しい黒髪短髪の清楚な受け。
受けは表紙ではちょっと面長になっていますが、
挿絵ではもう少し童顔です。

前半は攻め視点。健気な受けがいじらしく切ないお話です。
後半は受け視点。妖怪絡みの事件もので合間に受けの可愛さを楽しむ作りです。

木原さんにしてはとっても優しいお話で痛いエピも皆無だったので、
逆にビックリしました。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

牛を盗んで20年

2015/10/31 22:18

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:onew - この投稿者のレビュー一覧を見る

木原さん曰く「牛を盗んで20年」の本作品。木原音瀬さん初心者入門本の中では、大抵名の挙がる作品。時代物とファンタジーを織り交ぜた恋物語で読みやすい。徳馬の健気さが愛おしいです。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

明治主従もの

2022/05/24 06:50

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る

ネタバレあり

実は作者さんの痛い話を読む際の緩衝材的に準備していた本だったのですが
すっかり埋めてしまっておりました。
最初のタイミングとは違いますが、読むことにしました。

明治という時代と妖怪(鬼やあやかし)がうまく舞台となっている話です。
癇癪持ちのお坊ちゃん育ちの大学の植物学助手の亮一郎
口のきけない使用人(乳母兄)の徳馬
(何故か名前をみたとたんにがっしり系をイメージして
脳内を綺麗系に修正せねばなりませんでした)
我儘坊ちゃんは我儘で癇癪もちではありますが、
我儘に理不尽さはないのでそんなに苛々させられませんでした。
親族(叔父さん一家)のことを考えての縁談もきちんと考えているし。
徳馬に対してだけはちょっと我儘いっぱいな感じですけれど、
ちょっと自分よがりに引いてしまう徳馬にはちょうど良いのではとは思います。

牛泥棒
母の息子への愛と、徳馬の亮一郎への献身と愛が際立ちますね。
気になったのは牛の始末なんですけれど、
近い数年ならば納得もしようが10年以上も前の牛がそのまま戻ってきても
人々は怖くないのかなぁ・・・ってちょっと思ってしまいましたが・・・
そこは・・・まあ良いのか(笑)
徳馬を「番」と言いきる亮一郎は我儘で癇癪もちではありますが
それだけでいい男でした。
徳馬も褌を身につけないって・・・ちょっとかなり萌えましたよ。
癇癪もちの亮一郎のお世話をできるのは徳馬さんしかいないだろうから
一生番っていったらって感じです。

古山茶
狭い裏店からレンガ造りの長屋へお引っ越し
そこは今でいう事故物件でしたが・・・
まあ徳馬がきちんと綺麗にするので話の本題ではない(笑)
メインは別のところに
牛泥棒よりもあやかしものとしての色合いが濃いですね。
原さんが巻き込まれて。
実は徳馬の方が嫉妬深い感じです。
(おしろいの匂いだけで靴抱いて泣いてしまうしね)
相変わらず癇癪持ちですが亮一郎は徳馬ファーストですから
なんかよきかなよきかなって感じになります。
徳馬がすっかり奥様モードで内職までかって思ったら
もう微笑ましすぎます。

笹魚
古山茶でもキーパーソンになっていた千絵さんと原さんの話。
原さんは・・・ちょっと気の毒というか恋に縁がないというか・・・
まあ、年月たったらどうなっているのか見てみたいですが。
亮一郎さんと徳馬さんはきっと桑葉と一緒にいい感じに
じいさんになっているような気がしますしね。

思っていた以上に、
明治やあやかしがフィットしていて
面白いお話でした

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

電子書籍

作者も認める珍妙?なタイトル

2016/11/07 21:43

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ふじのき - この投稿者のレビュー一覧を見る

牛泥棒、BLでこのタイトル。木原さんでなかったらきっと買わなかった。ろくでなしではないけれど、子供がそのまま大きくなったような
癇癪もちの主人と一途でけなげな使用人のお話し。妖怪が出てくるのも
異色の作品。少しコメディたっちの二人のやり取りが可笑しくていい。
安心してするする読めるお話しでした。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

電子書籍

星3くらいかな?

2015/08/31 00:13

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Sota - この投稿者のレビュー一覧を見る

時代物であり、ファンタジー物でもあります。
主人公二人(亮一郎と徳間)が、お互いに想い合っているものの、告白できずにいるところが、歯がゆかったです。
徳間の牛泥棒がバレて二人で逃げる場面は、クライマックスであり、一番読み応えがありました。
ただ、木原さんの小説としては、もうひとつという感も否めませんでした

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

褌で語る恋♪

2007/07/21 21:08

9人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:空蝉 - この投稿者のレビュー一覧を見る

時は文明開化の明治。造り酒屋の坊ちゃんとして不自由なく育った亮一郎と幼馴染よろしく共に育った下男・徳馬の恋物語(BL)
亮一郎は幼い頃物の怪による病にかかり死に掛けたところ、母親が沼の化物と命の取引をして一命を取り留める。それを目撃した徳馬は亮一郎にせめて母の形見をと化物に懇願し、ある契約を交わした上に声まで奪われてしまう。無論それらのことは誰の知るところにもならず、母は失踪したとだけ伝えられた。
二人はともに成長し亮一郎は我侭で唯我独尊、勝手気ままな性格に育ったが、その実、父親は再婚し家族というものから取り残されたように孤独の身の上を寂しくも感じていた。その亮一郎がただ一人家族以上に必要とした徳馬はひたすらに美しく、日夜ただひたすらに亮一郎に仕えている。お互い愛しながらも思いを告げられず、今の主従関係が壊れることを怖れて言い出せず。
また幼い頃から人ならぬ者=妖怪を見る徳馬だったが害をなすものを見つけても亮一郎以外のものにそれを注意示すことは無い。徳間だけは世間の汚れた感情と無縁のものと信じていた亮一郎には徳馬のその不平等な行動が気に触る。
そんなおり、亮一郎の実家が火事になり二人は路頭に迷う。何とか徳馬をつなぎ止めるための生活の糧をえるために政略結婚的に妻を娶ることを承諾した亮一郎だったが、徳間は突然姿をくらまし、奉納する贄である牛を盗むところを逮捕された。徳馬が「牛泥棒」をしたのはなぜだったのか?

とまあ、粗筋はこんなところ。後はご想像におまかせする。
真面目な文芸、高尚な小説なんかに比べればそりゃ見劣りする。つまらないかもしれない。けどBL好きな私はけっこう楽しませていただいた。
煮え切らない両思いの片想い。壊したくない主従関係。過去の契約に縛られる美青年。天涯孤独となった俺様坊ちゃん。しかも時代は明治、褌つけずに主人を待っていたと来たもんだ、いや~そそられる(笑)
小鬼を使って牛を20年間盗み続けた罪を白状した徳馬は、己の中のどす黒い感情と罪をもてあまし未練を残し行き続けた己を後悔する。
こうした事態、心情、関係がよく出来ていて深読みしていく読者にとってはなかなかのストーリーなのだろうが、残念なことにいろいろ心理描写や言葉が少なくて伝わってこない。セリフだけで回っているから、どうしても心理描写や心情の吐露が少なく、自問自答するような悶々とした雰囲気の間も当然少なく、なんだかあっという間に展開していってしまった、という感じがしてしまうのだ。
横山秀夫が『半落ち』で妻殺し犯人の自首までの経過をあれだけページ割いて引っ張ったんだぞ?(笑)もう少し・・・どうして牛を盗んだんだ、とかどうしてそのことを話せなかったんだ、とか引っ張ってもよかったんじゃないか?

設定やストーリーの流れは面白いんだけど、どうにもページ数が薄いのが残念。もっと書き込めば面白くなるのに。 とりあえず、想像力豊かな腐女子の方々にオススメしとこう。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2007/07/10 00:43

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2007/07/01 00:03

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2007/07/10 20:30

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2007/07/18 14:48

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2007/07/22 02:03

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2007/08/27 22:47

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2007/12/27 22:14

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2008/01/04 03:18

投稿元:ブクログ

レビューを見る

44 件中 1 件~ 15 件を表示
×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。