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紙の本
幻色江戸ごよみ 改版 (新潮文庫)
著者 宮部 みゆき (著)
盆市で大工が拾った迷子の男の子。迷子札を頼りに家を訪ねると、父親は火事ですでに亡く、そこにいた子は母と共に行方知れずだが、迷子の子とは違うという…(「まひごのしるべ」)。...
幻色江戸ごよみ 改版 (新潮文庫)
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商品説明
盆市で大工が拾った迷子の男の子。迷子札を頼りに家を訪ねると、父親は火事ですでに亡く、そこにいた子は母と共に行方知れずだが、迷子の子とは違うという…(「まひごのしるべ」)。不器量で大女のお信が、評判の美男子に見そめられた。その理由とは、あら恐ろしや…(「器量のぞみ」)。下町の人情と怪異を四季折々にたどる12編。切なく、心暖まる、ミヤベ・ワールドの新境地!【「BOOK」データベースの商品解説】
盆市で大工が拾った迷子の男の子。迷子札を頼りに家を訪ねると、父親は火事ですでに亡く、そこにいた子は母とともに行方知れずだが、迷子の子とは違うという…。下町の人情と怪異を四季折々にたどる12編。【「TRC MARC」の商品解説】
収録作品一覧
鬼子母火 | 7−35 | |
---|---|---|
紅の玉 | 37−69 | |
春花秋燈 | 71−95 |
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どうなったやら…
2023/11/20 23:22
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
「侘助の花」
いい話だがら登場人物それぞれの身勝手さにはため息が出てしまう。
ろくでもない親に振り回される子供たち
優しい養い親がかつて犯した罪
割りきれない気持ちが残る。
「紅の玉」
バッドエンド…職人はどうなるんだ、病気のその妻は?
心が重くなるエピソード
紙の本
12の短編
2021/06/30 22:54
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やさし - この投稿者のレビュー一覧を見る
短いお話でそれぞれ趣向を凝らしているという感じで、私はとても好きでしたが、一緒に読んだ家族は短すぎるのかあんまりと言っていました。さらりと終わるけれど余韻が残ります。
紙の本
ちょっと物足りない
2020/05/23 16:20
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まなしお - この投稿者のレビュー一覧を見る
宮部みゆき江戸時代物の短編12話が収められている。どれも良くできた話だが、もう一つパンチがない。ほとんどが物足りなさを感じた。同じ時代物短編集なら「本所深川ふしき草紙」の方がずっと良かった。
紙の本
切ない楽しい悲しい
2019/07/09 18:29
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
短編が12篇収められているので、いろんな要素の物語が楽しめます。
バッドエンドなものもあるけど、できればハッピーエンドな終わり方にしてもらいたかったかな。
紙の本
江戸の庶民が12か月のテーマに沿って
2018/12/23 12:05
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:端ノ上ぬりこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
12の短編でそれぞれ12か月の季節を巡りながらの作品。神無月と紙吹雪と器量ののぞみが印象に残った。いまさら言うまでもなく暖かな目線を感じながら読みました。
紙の本
ハッピーエンドもバッドエンドも
2017/03/20 21:19
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投稿者:たっきい - この投稿者のレビュー一覧を見る
宮部さんの時代物は、ストーリーも去ることながら、世界観やそこで生きる人たちの雰囲気がすごく好きです。今回は、どちらかといえば、ホラーものが多い短編12篇。お勧めは『器量のぞみ』。ハッピーエンドから、バッドエンドまで、いろいろなバリエーションがあり、どれも読み応えのある、味わい深い物語ばかりでした^_^
紙の本
江戸庶民の哀歌
2004/07/16 18:19
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:luke - この投稿者のレビュー一覧を見る
「幻色江戸ごよみ」宮部みゆきの時代小説に魅せられましたよ、ホント。「幻色江戸ごよみ」には1.鬼子母火、2.紅の玉、3.春花秋橙、4.器量のぞみ、5.庄助の夜着、6.まひごのしるべ、7.だるま猫、8.小袖の手、9,首吊り御本尊、10.神無月、11.侘助の花、12.紙吹雪と12篇の短編小説が収録されています。どれもが長屋住まいのその日暮らしの江戸庶民を描いています。納得の解決編など有りませんが、それでもミステリーと言っても良いのではないかとボクは思っています。
取り上げるのが迷う程なので個別な感想は書きませんが、一番先に頭をよぎったのは江戸庶民の日常をこれだけ描くには相当な下調べがあったのだろうな・・・と。時代小説はそれほど読んではいないので新発見ばかりです。TVドラマや映画じゃこうは行かないですね。そんな庶民の日常から非日常への移る瞬間がミステリータッチで描かれています。短編ながらも、全ての作品において存在感のある人物描写と書き込まれた日常生活があるからこそ、物語に引き込まれるのです。庶民の哀歌は何を語っているのか、どの作品にも残される切ない余韻が妙にたまらなく後ろ髪を引かれるようなエンディングでした。
紙の本
江戸時代の下町の人情と怪奇を描いた12編の短編集
2001/06/22 10:46
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投稿者:みんみん - この投稿者のレビュー一覧を見る
睦月から師走まで、江戸時代の下町の人情と怪奇を描いた12編の短編集。江戸時代の社会の理不尽さや貧しさに苦しむ庶民の生活を温かく見守りながら書かれている。
「鬼子母日」では死んでまでも子を思う母の愛と母を思う子の愛にほろっときた。「紅の玉」は、体の弱い女房を思い、ご禁令が出ている贅沢品を作ってしまった職人の逃げようのない悲劇が怖かった。「神無月」では寝たきりの娘の為に、毎年神無月に押し込みをする父親の姿に切なくなった。
紙の本
各編独立、人情あふれる作品群
2000/11/24 16:34
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投稿者:あつぼん - この投稿者のレビュー一覧を見る
時代もの短編集だが、霊感ものではなく各編独立。
相変わらず人情味あふれる作品群で、文句のつけようがないが、もし何か希望をいうとすれば、もう少し長い作品を読みたいな、と。あっという間に読み終わってしまった。