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きらきらひかる 改版 (新潮文庫)
著者 江國 香織 (著)
私たちは十日前に結婚した。しかし、私たちの結婚について説明するのは、おそろしくやっかいである―。笑子はアル中、睦月はホモで恋人あり。そんな二人は全てを許し合って結婚した、...
きらきらひかる 改版 (新潮文庫)
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商品説明
私たちは十日前に結婚した。しかし、私たちの結婚について説明するのは、おそろしくやっかいである―。笑子はアル中、睦月はホモで恋人あり。そんな二人は全てを許し合って結婚した、筈だったのだが…。セックスレスの奇妙な夫婦関係から浮かび上る誠実、友情、そして恋愛とは?傷つき傷つけられながらも、愛することを止められない全ての人々に贈る、純度100%の恋愛小説。【「BOOK」データベースの商品解説】
【紫式部文学賞(第2回)】笑子はアル中、睦月はホモで恋人あり。そんな2人は全てを許し合って結婚した、筈だったのだが…。セックスレスの奇妙な夫婦関係から浮かび上る誠実、友情、そして恋愛とは? 純度100%の恋愛小説。【「TRC MARC」の商品解説】
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人を好きになったら誰にもとめられない
2000/08/25 14:14
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かれん - この投稿者のレビュー一覧を見る
結婚して10日。チェストには2通の診断書が入っている。
1通は、妻・笑子の「精神が正常の域を逸脱していない」診断書。
もう一通は、夫・睦月は、「エイズの疑いがありません。」
アル中とホモの夫婦、お互い恋人を持ってもいい、セックスレス夫婦
2人は同意の上、結婚したのに、結婚をしたら、子どもを…
と周囲の何気ない言葉に笑子は傷つくばかり。
実際、結婚した途端、周りの関心は子どもに移ります。
そして、一人目が生まれると、一人っ子は可哀想と 二人目を催促する。
二人の子どもでありながら、なぜ、ここまで他人が言うのか いやになります。
睦月の恋人、紺くんの精子を混ぜて、人工授精をしたい…と望む笑子。
どんなに睦月が紺くんを愛しても、男同士 子どもを持つことは出来ません。
笑子の健気な心に、胸が痛くなりました。
恋愛って決まった形でなくてもいいじゃない…男が男を愛したって。
3人で一緒に暮らしたって。
人を好きになったら、もう誰にもとめられない。すてきな恋愛小説。
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もっと早く読めば良かった。
2018/06/13 20:20
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ROVA - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルだけは存じ上げておりましたが、これまで読んだことは無く。
にも関わらず先日『ぬるい眠り』を読む機会がありまして。
この中に本作の続編が収録されているんですよね。先に読んでしまいました。
読んだからには元となる作品も読まないとね、ということで
いい加減読むことに致しました。もっと早く読んどきゃ良かったよ私の馬鹿・・・!
ずっとフツーの恋愛小説なんだろうなと思ってましたよ・・・。
自分がノーマルじゃないもんで「恋愛小説?読まなくて良いや」とか思ってたよ・・・。
執筆年代を考えると仕方無いですが、
現代では考えられないような差別表現が結構出てきます。
ストーリー上必要だと分かってはいても読んでいて辛いものがあります。
でもこの時代にこの作品が発表され、
そして多くの人に愛されていたという事実に希望を感じます。
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二回読みましたが
2022/02/15 15:40
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
特に、二回目は、じっくり時間掛けて読んでみましたが……自分的には、笑子には共感は、無理でした。純粋な恋愛小説とは、とれないし。
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素直に泣く女と素直に戸惑う男
2005/11/13 23:44
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:tujigiri - この投稿者のレビュー一覧を見る
情緒不安定で通院歴のある笑子と、内科医で「ホモ」の睦月。
片や親の願いに沿って情緒を安定させるために、もう一方は一人息子の将来を憂う両親のために、互いの義父・義母には各々の事情を伏せたまま見合い結婚した夫婦。
「自然」なるものから外れた規格外であることの生きにくさを抱える者同士、適度な関係を保って人生を分かち合うことにしたふたりの、やさしい日々を描いた小説だ。
笑子の躁鬱の振幅を受け入れて紳士的に世話する睦月と、睦月と彼の不動の恋人・紺との関係を律儀に推奨する笑子。
知らず知らずのうちに強まっていたふたりの独特な精神的結びつきは、直感力豊かでなぜか笑子とも馬の合う紺という存在を軸にして、やがて微妙な潮汐運動を始めるようになる。
睦月から受ける無償のやさしさと、そこに含まれる微かな疎外感に識意下の不全感を呼び起こされる笑子は、同時に「普通の家庭像」というプレッシャーにじんわりと圧迫され、やがて変調をきたしていく。
そして、傷つきやすい笑子を思いやる行動が裏目にでてしまい、途方に暮れる睦月。
そんなふたりが交互にひとり語りする体で進んでいく物語は、状況の複雑さのわりにはのんびりおっとりとしていて、不思議な読みやすさを備えている。
出てくる人物たちもそれぞれに悩みを抱える善人ばかりだし、一貫して抒情的な筆致で描かれるストーリー展開は、男性作家ではちょっと考えられないぬくもりに満ちている。
ああ、これが女性作家の典型的な書き味のひとつなのだな、と思う。
私見と断っておくけれど、どろどろとした対人依存を核に据えて書く作家は女性にとても多くて、その手の小説に僕はいつも非常な読みにくさを感じるのだが、この小説には睦月の男性目線が挿入されているせいもあってか、そのあたりがうまい具合に希釈されている。
ゆるゆるとした読書感覚を得たい方にはおすすめの、男にも読める女流小説。
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江國式模範解答の一例
2005/03/23 23:57
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:RinMusic - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書の主人公は<脛に傷持つ者同士>—ホモの夫・睦月、アルコール中毒の妻・笑子、睦月の愛人・紺。確かに恋愛小説としては、<シンプルな恋愛小説>と著者も認めている通りだろう。しかし、江國小説でしばしば感じられることだが、恋愛の向かうベクトルがほぼ一定である。恋愛自体がきれいで透明なものとして昇華あるいは解決する。透明だということは、全体が透けて見えることでもある。まずキーワードがキャッチフレーズ的に出てきて、その種明かしが最後に用意されている。起承転結もはっきりしており、予定調和的に物語が進行するから、江國小説は本当に判りやすい。そうした文体や構成からも、傷つきたくない江國香織の希望的観測が伝わってくる。恋愛を定式化することで、恋愛で傷つくことを恐れている(もしくは傷ついた)女性たちに、心の拠り所を提供しているようにも思われる。ちょうど子供に絵本を読み聞かせるように。しかし、現実の大人の恋愛には蚊帳はなく、江國式模範解答がいつも通用するような問題が提出される訳でもなかろう。そういう問題を出して解決していく新しいタイプの江國小説を、今度は期待してみたい。
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きらきらひかる江国香織さんの小宇宙
2001/02/15 12:12
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:中村びわ - この投稿者のレビュー一覧を見る
江国香織さんの小説という小宇宙に入って出てくると、私はいつも“文芸”という言葉を思い起こす。
読んだ本の「文学作品としての価値」を考えるときには、「人間の原型をゆさぶるか」「ひとつの社会を描いているか」「文体はどうか」という3点を観測しているけれども、彼女の小説にはそれを行わない。
心地よいカプセルの中でうとうとまどろんだり、きれいな花が咲きみだれる庭で遊ばせてもらっているような感じにうっとりしている。
評論家たちの間で、「文学」と「文芸」という言葉には各々深い意味づけが成されていて、厳格な使いわけがされていることと思う。それを学んでもいないで、イメージだけで言葉を使うのもおかしなもんであるけれど、江国さんの小説は「文による芸」だなと思えるのだ。
小宇宙の中は静まりかえっている。
個性的ではあるが、生きる根性をぎらぎら燃やしているような人はいつも見当たらない。その人の感性はどうか、価値観はどうかという点がこちらに見えるようになっていて、人々の関係が描かれていく。その描かれ方や文体に“芸”がある。
このお話では、精神の安定をいささか欠いた笑子という女性の語りの章と、その夫で同性愛者の睦月の語りの章が交互に現れる。雑誌の連載だったこともあってか、一章一章が短編小説のような味わいである。
複数の視線から物語を組み立てていくという手法は、日本の小説では知らないけれど、アメリカのフォークナーの『八月の光』がそうだった。
相互の認識のズレが出てきて面白いし、読み手のイメージ空間が広がるのでわくわくする。
笑子と睦月は、世間的な体面を保つために、お互いに契約を交わしただけのような結婚したてのカップルなのだけれど、生活をともにすることで、お互いを見つめ合い、尊重し、いたわり合う。ぎこちなくも関係を築いていく。
夫婦の妨げになると思いきや、夫の睦月の恋人の紺くんが、意外にも笑子の支えになっていく展開である。
どこまでも続く睦月の優しさが、かえって逆に笑子の神経を追い詰めていく状況がそこにはある。
少しニュアンスは違うけれど、愛し合いながらも、お互いを深くわかり合えばわかり合うほど、傷つけ合うような関係って、確かにある。
江国さんはお嬢さんだから恋愛体験は少ないんじゃないかな…などと勝手なことを考えながら、でも、人を深く深く愛して、恋愛というものを深く深く自分の身に沈めたことのある人なのだろうと思っている。
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ふーん
2021/10/20 12:42
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
最近流行ってるもんなあ。
不定するつもりは全く無い。
かといって、積極的に肯定するつもりもない。
ただただ受け入れる。
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なんとなくあたたかい
2019/07/05 16:23
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ワガヤ - この投稿者のレビュー一覧を見る
アル中とかゲイとか、いろいろ事情があっても、人は常に気持ちがある。ただ、お互いが好きなんだなと、淡々とした日常が、なんとなくあたたかい、そんな話です。
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不思議な話
2015/10/31 11:08
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とちうし - この投稿者のレビュー一覧を見る
テーマとしてはなかなかきわどいところをついています。
それをいやらしくなく書いているのは作者の技量でしょう。
究極の愛を~といわれてそうかと思って読んでみました。
確かに究極の愛かもですが、そういう形?と突っ込みたくなります。
それすら作者の思うつぼなんでしょう。
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日本語が美しい
2002/07/31 02:09
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:marikun - この投稿者のレビュー一覧を見る
江國香織さんって最近の作家のような感じがしていましたが、デビュ
ーは、1987年なんですね。恋愛小説というと、普段なかなか手
が伸びないジャンルなのですが、初挑戦です。
この作品はドラマ化もされたので、ストーリーはなんとなくしって
いました。ある新婚夫婦の生活を淡々と書いたものです。が、その
夫婦は普通の夫婦とはちょっと違っていた…、秘密は寝室のチェス
トの一番上の引き出しの中の二通の診断書。一通は、夫・睦月のH
IV陰性のもの、もう一通は妻・笑子の正常な精神病であるという
診断書。そうこの夫婦は、夫がホモで、妻が精神不安定なアルコー
ル中毒なのです。二人はお互いのことを大切にしながら、どうにも
ならない自分自身と向き合って暮らしているのです。夫は、笑子の
安定を取り戻すために、笑子の昔の恋人と笑子をデートさせたりし
ますが、それがきっかけで睦月の性癖が、笑子の親の知るところと
なり、自分の恋人・紺は二人の元から姿を消してしまう。
この作品は、恋愛小説のジャンルになるのでしょうが、それよりは
他人をいたわろうとして、それを上手にすることの出来ない不器用
な人々を描いた小説であるという印象を強く受けました。お話自体
は、結構色々なことがあるのですが、すごく淡々としています。な
んだかとっても不思議な小説でした。作者の言葉の使い方が、もの
すごく独特で、選び抜かれたものなんだろうなあという印象がとて
も強いです。感受性の強い文学少女向けな作品だなあという感じが
しました。
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夫婦は親友
2008/07/05 09:39
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kumataro - この投稿者のレビュー一覧を見る
きらきらひかる 江國香織 新潮文庫
ホモの夫(医師)とアル中の妻、夫には男の恋人がいる。その設定で読み手は何に感動すればよいのだろうかと首をかしげながら読み進めました。これは作者自身の生活だろうか? 夫と妻が交互に自分の生活を語る形式となっています。異常な設定なのですが、夫婦も歳月を経ればお互いに男でも女でもなくなり、友だちになります。
イメージとして主人公妻笑子(しょうこ)は、ぼっちゃり体型の丸顔だと思う。主人公笑子さんは最後に死んでしまうのかなあ(じっさいは違っていました。)笑子さんは勝手な人だと思う。トラブルを次々とつくっていく人だ。笑子の生い立ちとふたりの出会いの経過を知りたい。
「婚姻届を提出」という形をとるとお互いに権利や義務が発生する。当然お互いの両親もからんできてやっかいなことになる。しかし、婚姻届をださなければ気楽です。この本は42刷でよく売れている。戸籍の届けを出さない新しい夫婦関係の構築が支持されていると思う。
作者にとってはハッピーエンドでも読者にとっては拍子抜けする最後でした。じーっと考えました。みんなが仲良しならそれでいいのです。
紙の本
淡々と
2005/10/02 01:16
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:きゅこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
この話の一番の魅力はルーティーンワークにあるんじゃないかしら。愛と生活というのが共存している。愛の生活ではなくて愛と生活。
この中で夫はすごく掃除が好きな人としてでてきます。
妻は毎日シーツにアイロンをかける。
そういうルーティーンがあって、それ以外のことが起きると困惑するというか、起こった事実に何か恐れるというのではなくて、変化があったという事実に困惑するというかそういう二人の静かな普段の生活を思いながら読むのが好きです。
紙の本
一枚脱いで身軽になりませんか?
2001/01/11 18:28
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:読ん太 - この投稿者のレビュー一覧を見る
奇妙な夫婦である。お互いに診断書を交換した。妻の笑子は「日常生活に支障をきたすものではない」という精神科の医者の診断書。夫の睦月は「エイズには感染していない」という診断書。
お互いにお互いを「脛に傷持つ者同士」と納得しての結婚だった。結婚はアル中とホモという二人にとっての「隠れ蓑」となるはずであった。
その隠れ蓑がズタズタに破られていく。外からではなく、笑子と睦月それぞれが血を流しながら自身をナイフで切り刻むようにして、自らの隠れ蓑を裂いたのだ。
「結婚でもすればどうにかなるかもしれない」と思った笑子の現実逃避、睦月の医者という職業から成る世間体と親への義理立て。これらに対して二人が払った代償は、二人が想像していたほど小さなものではなかった。
私は「うまくやる」という言葉が嫌いだ。狡猾で欺瞞に満ちた匂いを感じるから。だから、「うまくやりおおせなかった」二人にいとおしさを感じる。
隠れ蓑を自ら引き裂いた二人は、ややもすると痛々しく見えるのだが、そこで「私は?」と問いかけてみると…驚いた。殊更に頑丈な隠れ蓑をかぶっているではないか!
フィクションの登場人物に向かって「痛々しい」などと同情している場合ではない。ナイフで切り裂くまでの勇気はないが、針先でプツプツと穴をあけて目だけでも出してみようかな、という気持ちになった。
全く第3者のつもりで読んでいた小説が、私に意外な展開を残していってくれた。
だんだんわかってきたぞ。笑子と睦月はお互いの隠れ蓑を合体させておいて、それからパワーを蓄えておいてエイッとそれを脱ぎ捨てて一段階自由になったんだ。アル中とホモの奇妙な結婚は、従って必要不可欠な行為だったのだろう。そう思うと、「奇妙な小説だな」と言いながらこの小説を読んでいた自分がよっぽど奇妙に思えてきた。
紙の本
江國香織さんの本の原点です
2023/01/28 19:25
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みみりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
江國香織さんを初めて知ったのはこの本。
奇妙なのに切ない本でした。
この本をきっかけに、江國香織さんの本をいろいろ読みました。
紙の本
正反対のふたりが仮初めの夫婦に
2022/11/02 09:25
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
奔放な笑子とデリケートな睦月との組み合わせが絶妙です。世間体を気にしたお見合いからお互いを束縛しない生活へと、新しい関係性を模索する姿にも共感できます。