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  4. 旅立つところ、帰る場所ー―私的旅の本

週刊読書人 角南範子ブックキュレーター週刊読書人 角南範子

旅立つところ、帰る場所ー―私的旅の本

黄色と灰色がまじる奇妙に明るい雨曇りの日、小学校低学年の私は教室で油粘土をいじっている。近場の遠足を延期するか決行するか、先生方が様子を見ている隙間の時間だった。海が川にまじるように、日常に非日常が侵入し、私はどこへも行かないままに、それは旅だった。旅とは、旅立つところと帰ってくる場所でこそ感じるものなのかもしれない。

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    イギリスの西端の町へ私といとこのちどりが旅するのだが、気づけば読者もすれすれの場所に置かれ何にもなしになっている。それがどうしてこんなに安らぐのか。普段、身に巻かれている透明フィルムがスルリと剥けて、空気の濃さを体験する。普段無意識に見ないようにしていたものに気づいてしまう、少し恐くもある物語です。

  • ふりむく

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    ふりむく

    松尾 たいこ(絵) , 江國 香織(文)

    「ふりむく」という言葉が、こんなにこわくて悲しいとは知らなかった。ふりむくには距離が必要だ。離れゆく過程でふりむく。微笑みキスをしながら、いつかの記憶へふりむく。それは旅への一歩目なのかもしれず。否応なく人は一人で、そのことを松尾たいこさんの絵が、江國香織さんの言葉が、やわらかくきっぱりと刻むのだ。

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    スナップ写真の中の異国に添える言葉――未だかたどられていなかった自分。写真は今より過去に写したものだが、写真を撮る瞬間の沢木耕太郎さんが見ていたものも、「いつかの記憶」のような気がしてくる。旅とは未知に会いに行くのではなく、ずっと昔―もしかしたら前世―出会ったものに、再び出会うことなのかもしれない。

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    うまい旅じたくは自分を知る人にしかできない気がする。それがへたなのは半人前だと、生き方まで軽く否定されるようで、旅じたくにはいつも苦悩する。岸本葉子さんは化粧水すら必要な分だけスポイトで落とすが、絶対的にパジャマは必要だという。失敗もあるようだが、そんな風に自分を見極めようという姿勢が羨ましいのだ。

  • 黄色い本 ジャック・チボーという名の友人 (アフタヌーンKCデラックス)

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    黄色い本 ジャック・チボーという名の友人 (アフタヌーンKCデラックス)

    高野 文子(著)

    「チボー家の人々」に読みふける実ッコちゃん。ジャック・チボーの革命世界と自分の生活を重ね合わせるほどのめり込みながら、就職という自分の現実を歩みだす。お父さんや弟の基根ちゃんも、本を大事にし、むやみにありがたがらず、血肉にする、その静けさに心打たれる。なぜかこれも、旅を感じさせる本なのだった。

週刊読書人 角南範子

ブックキュレーター

週刊読書人 角南範子

書評紙「週刊読書人」(http://www.dokushojin.co.jp/)編集部に勤務。本と活字に囲まれています(文字通り。机を片付けろと言われます)。(本質はインドア派ですが)趣味は旅、俳句、スケッチ、あとビール。(本質がインドア派なので)旅の長時間の飛行機移動で、本を読んだりビールを飲んだり、が至福です。本にまつわるしあわせな記憶は、幼少期に親戚から段ボール4つ分の本が送られて来たこと。好んで読むジャンルは、小説・ノンフィクション。通勤時間が長いので(&ずぼらなので)、鞄の中に気づくと片手でおさまらないほどの本が入っています。でも、本を読まずにボッーとする時間も好きだったりもします。

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