ブックキュレーターブック・マーチャンダイザー 矢部潤子
いつものコーヒーは本当に美味しい?飲みながら味わうコーヒー読本
あまりに身近なコーヒー。最近のコンビニの100円コーヒーは美味しいけれど、高価なコーヒーを飲ませる喫茶店も変わらずある。美味しいと感じるかどうかは人それぞれ、実は気分にも左右されるような気がします。その違いはどこからくるのでしょう?美味しさの秘密や用語の勉強、コーヒーに一生を捧げているプロのお話まで濃く紹介します。
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コーヒー語辞典 珈琲にまつわる言葉をイラストと豆知識でほっこり読み解く
山本 加奈子(著) , 村澤 智之(監修)
コーヒーを飲みながら拾い読みするのに最適。豆の種類や原産地はもちろん、ドトールやスターバックスなどのコーヒーチェーンについて、また最近よく耳にするスペシャルティコーヒーなどをかわいいイラストとともにカラーで解説しています。ラ行には、コーヒー商人として働いていたランボーまで載っている!
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サイエンスを一般的に解説する定評あるシリーズの一冊として刊行されました。著者は科学者。科学的根拠に基づいて本格的にコーヒーを分析、その美味しさを解明しようとしています。苦いコーヒーをなぜ美味しいと思うのか。やはり飲む人の経験や学習が大いに影響しているとても個人的な世界だった・・・。
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作家の珈琲
コロナ・ブックス編集部(著)
表紙の、珈琲を飲む松本清張の寛いだ表情!三島由紀夫や池波正太郎はじめ、25人の作家・文化人の珈琲にまつわるエピソードと写真を集めています。本書からは、珈琲だけでなく、遠くなった昭和の香りも漂ってどこか懐かしい。ものを書くこととの相性は、ハーブティや緑茶ではなく、やはり珈琲なのではないかしら。
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登場する店主たちのコーヒーへの強烈な思いに驚愕する一冊。こだわりといった次元を超え、まさに人生を捧げるといっても過言ではないその情熱は、本当に求道者。コーヒーとはそれほどまでに魅力的で、奥深いものだったとは。彼らの淹れたコーヒーを飲みたいような飲みたくないような。怖い気持ちになります。
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大坊珈琲店
大坊 勝次(著)
南青山に長くあり2013年に閉店した大坊珈琲店。この本は店のマニュアルと、ゆかりある人たちが寄せた文章、雰囲気ある写真で構成されています。寄稿者も小沢征爾や十文字美信、長谷川櫂など豪華。それにしても、しっとりしながらもすっきりとした装丁が素晴らしい!
ブックキュレーター
ブック・マーチャンダイザー 矢部潤子1980年芳林堂書店入社、池袋本店の理工書担当として書店員をスタート。3年後パルコブックセンターに転職、新所沢店、吉祥寺店を経て、93年渋谷店へ。2000年、渋谷店店長のときにリブロと統合があり、リブロ池袋本店へ異動。売場と仕入を走りまわりながら2015年の閉店を見届ける。現在は、ハイブリッド型総合書店hontoのコンテンツ作成に携わり、書店のように“本との出会い”を創造するキュレーションサービス、ブックツリーを担当、日々オススメの本を探す。著書に「本を売る技術」(本の雑誌社)。いつか、世の中の新刊が全て入荷する本屋のバックヤードで日がな一日検品して暮らしたい!
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