ブックキュレーターhonto編集員
ドラマチックな世界にとことんひたる!運命の恋を疑似体験できる小説
心の片隅で運命を信じているあなたのために、アラサ―から喜寿までの男女が運命の人にめぐりあう珠玉の恋愛小説を集めました。「運命の恋」とは相手のために自分を犠牲にすることを厭わない、ときには自分を愛してくれることさえも求めない恋。現実から少し離れて、ドラマチックな世界を存分に体験してみませんか?
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翼
白石 一文(著)
「運命=出会った瞬間にビビビと感じる直感」だととらえている人は多いと思いますが、モラルに反していてもその直感を信じ続けますか?本書は、親友の夫に『あなたを運命の相手だと確信した』と求愛された女性が主人公。運命を確信される側という稀有な切り口から、運命の恋VSモラルといった究極の選択に頭を悩ますことができる作品です。
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奇跡
岡本 敏子(著)
養女兼秘書という立場で岡本太郎を支えた岡本敏子の自伝的小説。婚姻関係という形にとらわれず、1人の男を一途に愛した女の生涯は涙ものです。77歳で上梓したとは思えない濃厚な情愛シーン、突然の悲劇、愛する人に先立たれた後の生きざまなど、『いのちをわし掴みにするような恋愛』を存分に堪能できる大作です。
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神様のボート
江国 香織(著)
恋愛小説のカリスマと呼ばれる江国香織が、『自著の中でいちばん危険な小説』と語る作品。『かならず戻ってくる。どこにいても探し出す』といい残し失踪した恋人を探し、16年もの間引っ越しを繰り返す子持ちの女性。運命の人を待ち続けるその一途さは、つい羨ましくなるほど。静かな狂気をはらんだ「骨ごと溶けるような恋」が味わえます。
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最後の恋 つまり、自分史上最高の恋。 MEN’S
朝井 リョウ(著) , 伊坂 幸太郎(著) , 石田 衣良(著) , 荻原 浩(著) , 越谷 オサム(著) , 白石 一文(著) , 橋本 紡(著)
伊坂幸太郎・萩原浩・朝井リョウ・石田衣良など、人気の男性作家7人が描く恋愛アンソロジー。「男は最初の男に、女は最後の女になることを願う」という有名なフレーズがありますが、では、男の「最後の恋」とは?清涼感のあるものから物悲しいものまで、バラエティに富んだ運命の恋を謳歌できる一冊です。
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