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苦手だった数学が大人になっておもしろい!と思えるようになる本
算数や数学が苦手意識をもったままの自分を「大人になってから数学を使ったことなんか一度もないよ」とうそぶいて、ごまかしていませんか?数学嫌いなのは仕方がないこと、だってこれまで誰もその楽しさを教えてくれなかったのだから。大人になった今だからこそ理解できる社会と数学とのつながりや、数学の楽しさがわかる本をご紹介します。
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とんでもなく役に立つ数学
西成 活裕(著)
高校生を対象にした講義を一冊にまとめた本です。三角関数や微分などの理論を抽象的に説明しながら、社会で活用されている数学の実例をわかりやすく解説。実は、高度な数学が私たちのすぐ身近にあることに気づかせてくれます。「なぜ数学を勉強するのか?」と、子どもの頃に誰もが抱いた疑問への答えが、ここにあります。
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数学教室πの焼き方 日常生活の数学的思考
ユージニア・チェン(著) , 上原 ゆうこ(訳)
『数学の目的は物事をよりやさしくすることだという事実』と語る著者は、数学とはほど遠い例を挙げて解説していきます。お菓子のレシピ、シンデレラを探す王子、北極と南極などから到達する結論は、難しい数学をやさしく変えてくれるのもまた数学だということ。その柔軟な発想が、数学の苦手意識をなくすために最適の本です。
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高校生の「僕」と3人の「数学ガール」との対話形式で、数学の楽しさを伝える人気シリーズ。個性あふれる4人の登場人物が繰り広げる会話は、ライトノベルのように軽快そのものなのに、話題に上がっているのは整数にまつわる真剣なやりとりです。中学生レベルから始まりカードゲームを介して、センター試験の問題まで踏み込む本格派です!
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小学生の学ぶ算数には、実は大きな制約があります。そんな限られた条件のなかで解答に近づくための努力をすることによって、論理的思考の基礎を育んでくれるのです。この本では、同じ問題を小学生方式と大人視点で解いていき、数学を学ぶ楽しみを伝えてくれます。
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