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大学生の青春を味わえる!?モラトリアムな学生を描いた小説
大学生といえば自由で楽しい。そんなイメージを持つ方も多いのではないでしょうか?しかし、大学生といっても、その実情はさまざま。何かに打ち込む者、悶々と日々を過ごす者など。一口には語ることのできない大学生の青春。そんな大学生というモラトリアム期間の青春を描いた小説を紹介します。卒業してだいぶ経つ方は、あの頃の感情を思い出すかもしれません。
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京都で起きる連続殺人。それに巻き込まれていく大学生の「ぼく」。「ぼく」の心情や考えとともに展開していく話は、見方によれば鬱屈した青春ミステリー。しかし、読みやすく流れるような文体が独特な爽快さを演出しています。主人公の行き過ぎた自意識や、語られる哲学は興味深く、読後も強く印象に残ります。
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彼女に振られた大学生の「私」。「私」は観察という名目で、その彼女をつけまわします。モテない失恋男子の心情をユーモアたっぷりに描く本書は、日陰者青春ストーリーです。ほとんどストーカーの主人公ですが、その人柄から嫌な感じはありません。終始コミカルで、疲れや悩みを吹き飛ばしてくれるような一冊です。
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