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リメンバー身体!?頭でっかちにならずに身体と上手につき合うための本
人間は脳だけでものを考えるとつい思いがちですが、脳は身体の一部にすぎません。身体が疲れるとものは考えられないし、脳で発想が生まれると思っていると、なんだかすぐに煮詰まってくるような感じも・・・。頭でっかちにならないように、自身の身体と上手につき合えるようになる本を紹介します。
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合気道家にして仏文学者の内田樹と、精神科医の春日武彦の対談をまとめた一冊です。本書で声高に主張されているのは、一刻も早く「自分探し」や「自己実現」はやめようということ。一見健全に見えるそれら行為は精神の暴走で、身体を滅ぼすと2人は説いています。狂気に走る精神にブレーキをかける方法を、それぞれの専門分野から伝授します。
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身体は置かれている時代や、場所の傾向や制度(家庭環境、学校教育など)によって、まずいびつに矯正され、その後ようやく「私」という存在が練り上げられてくる。だから「私」という存在は、意外と信用ならないのだそう。本書ではそれを特に「近代」にスポットを当て、さまざまな社会制度や習慣を詳しく見ながら検証していきます。
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